フランスの観光都市「カンヌ」旅行レポ!

あの『カンヌ映画祭』で有名な、カンヌに行ってきました~!

フランスといえば、世界中から観光客が集まる観光都市、芸術の都パリが有名ですよね。そして、今回ご紹介する南仏、カンヌは世界中からセレブが集まる世界的に有名なフレンチリヴィエラの高級リゾートエリア。毎年5月に行われる『カンヌ映画祭』は日本でもTVを始めメディアに取り上げられるイベントですよね。そんな、ハイソサエティなに香り高いイメージがするカンヌの街中を早速散策してみましょう♪

行き方

ニース・コート・ダジュール国際空港内は意外に簡素です。

ニース・コート・ダジュール国際空港内は意外に簡素です。

利用する空港は「ニース・コート・ダジュール国際空港」。日本からの直行便はありませんが、諸外国からの乗継便が多いのでチケットは比較的簡単に探すことが出来そうです。空港からカンヌまで車で1時間ほど。空港の長距離バスターミナルからはカンヌ行の長距離バスも発着しています。お財布に優しく旅をしたい人にはこのバスを利用する事をおススメします。

古くは港街でした。

夏場はビーチに沢山の人の姿が。

夏場はビーチに沢山の人の姿が。

今だからこそ世界中から大富豪やスーパースター達が集まってくるリゾート地として知名度が高いカンヌですが、その昔は、なんととても小さな港町でした。19世紀初頭にイギリスのブルハム卿がこの地に滞在したのをきっかけに、国内外の貴族のあいだでこのエリアに別荘を持つ事がステータスとなった事がリゾートになったきっかけなのだとか。今でも早朝に少数の地元漁師さん達が沖で漁をしている姿を見る事が出来ますが、さすが、セレブリティの大集合するカンヌ。メインのヨットハーバーには見た事もないようなゴージャスなヨットや舟が並んでいます。
カンヌ映画祭が行われるパレ近くの噴水。この周辺にはカフェも多い。

カンヌ映画祭が行われるパレ近くの噴水。この周辺にはカフェも多い。

カンヌ映画祭の会場(パレ・ドゥ・フェスティバル)のちょうど横隣りにあるカジノ。

カンヌ映画祭の会場(パレ・ドゥ・フェスティバル)のちょうど横隣りにあるカジノ。

ル・スケ(Le Suquet)

この細い路地は登り道。

この細い路地は登り道。

むかし、むかし、その昔には、多くの漁師達が住居とし、カンヌの中心地でもあった場所は、石畳の細い路地とその頂上にそびえるお城が歴史を感じさせるカンヌの観光スポット。旧港前に建つカンヌ市役所の裏手から、細く伸びる石畳の路地がル・スケの入り口。この路地にはおしゃれなレストランが軒を連ねている隠れたグルメスポットです。さてさて、道を登りきった丘の頂上には、ノートルダム・ド・レスベランス教会(Notre Dame de Lesperance)、博物館、そしてカンヌ市内を一望できる絶好の展望スポットがあります。
お天気がよければ、修道院があるサントノラ島とアレクサンドル・デュマの小説「鉄仮面」のモデルになった人物が幽閉されていたといわれているサント・マグリット島も観えるかも??
登り道の途中にはセンスの良い品揃えのお土産屋さんも多いです。

登り道の途中にはセンスの良い品揃えのお土産屋さんも多いです。

スケにある民家。

スケにある民家。

石畳を登る。結構運動になります。

石畳を登る。結構運動になります。

カンヌの街を一巡りする観光バスもあるので利用してみましょう。

カンヌの街を一巡りする観光バスもあるので利用してみましょう。

展望台の広場。

展望台の広場。

絶景ですね♪

絶景ですね♪

クロワゼット通り(Bourvard de la croisette)

各種イベント時期は歩行者天国になることもしばしば。

各種イベント時期は歩行者天国になることもしばしば。

海沿いにスラリと延びる通りは、シャネルやフェラガモ、エルメスなどの高級ブテックや5つ星ホテルが並ぶカンヌの高級ストリート。セレブな雰囲気が歩くだけで感じられ、ちょっぴり自分もセレブになったような揚げ気分にさせてくれる通りです。

アンティーブ通り(Rue de Antibes)

地元女子に人気のセレクトショップ「EVE」

地元女子に人気のセレクトショップ「EVE」

クロワゼット通りから街中心部に歩くと、中央通りでもあるのがアンティーブ通り。地元の人にはクロワゼット通りよりもこちらの通りのほうがなじみ深い通りのはずです。この通りは、電化製品から書籍まで取り扱うチェーン店「フナック(Fnac)」や日本でも注目のファッションブランド「ザラ(ZARA)」、シンプルが人気のブランド「プチバトー」なんかのお店の他、おしゃれなセレクトショップなんかもあって大人気!最近では、バレーシューズで人気のブランド「レペット(repetto)」も店を構えて更にお洒落に敏感なスポットになったかも。
ファッション雑誌にもよく登場するバレエシューズ専門店「レペット」

ファッション雑誌にもよく登場するバレエシューズ専門店「レペット」

アンティーブ通りはこんな雰囲気☆

アンティーブ通りはこんな雰囲気☆

朝市にいってみよう!

朝市はフランス人の大切なショッピングスポット。カンヌでは、だいたいフナックの裏手に位置する「マーシェ・ゴンベタ」は小さいながらも、衣類、食品となんでもござれの市場。お昼を過ぎたら店じまいして駐車場に早変わりするアットフォームな市場です。カンヌには市役所の裏手あたりで開かれる「マーシェ・フォーヴィル」の方が食品メインでスペースも広いです。朝早起きして是非1度は出かけてみましょう。

駅、バス停

鉄道やバスを上手に利用すれば、ピカソ美術館があるアンティーブや、1815年かのナポレオンが上陸したといわれるゴルフジュアン、南仏の大都市、ニースさらには、セレブな小国で知られるモナコまで気軽に旅が出来ちゃうのがカンヌです。香水の産地で有名な具ラースには、バスでいくのがお得。というのも、バスは片道なんと1ユーロ。なんともお得な料金です。ただし、鉄道は、事前予告なしにストが発生して電車が突然運行しなかったり、ダイヤの改正などもあるので、事前にインターネットなどで調べておいた方が確実です。ボリュームたっぷりでリーズナブルなメニューを食べたいときは駅前に並ぶカフェへどうぞ。おすすめはクロックムッシュあたりでしょうか?

メナディエ通り (Rue de Meynadie)

歩行者専用通りになっているメナディエ通りは、お土産店もおおいながら、それにまじって古くから続くチーズ専門店やお惣菜屋さんから靴屋さんまで並び、ちょっぴりノスタルジックな通りです。リーズナブルなお買い得品が多い事からいつも混雑しているのでスリや置き引きには要チェックです!!

いかがでしたか~?高級感のイメージばかりメディアに露出しているカンヌですが、庶民的な一面も多くあり、新たな一面をみることが出来たのではないでしょうか?駅前にはフランスの人気スーパー「モノプリ(Monoprix)」もありスーパーでお買いものもたのしめちゃいます。ちなみに、おススメはお値段控えめながらおしゃれなパッケージデザインのモノプリオリジナル商品です!是非一度、コートダジュールまで足を延ばしたら是非カンヌも訪れてみて下さいね。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2012-10-24

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