パリのクリスマス特集

クリスマスシーズンのパリを楽しく旅行しましょう!

こんにちは、パリナビです。
いよいよ待ちに待ったクリスマスシーズンの到来です。道にはクリスマスイルミネーションが灯り、お店のウィンドーも一段と華やかになります。普段のパリも楽しいですが、この季節ならではのパリ観光はまた特別な雰囲気があっていいものです。パリでクリスマス気分をたっぷり味わいましょう!

シャンゼリゼは必見スポット

一段と華やかになるシャンゼリゼ

一段と華やかになるシャンゼリゼ

日本でも点灯式がニュースになるほど有名な、シャンゼリゼ通りのクリスマスイルミネーション。毎年少しずづ違った趣向が凝らされて、パリに住んでいるナビでも毎年、必ず一度は行っておきたいと思うスポットです。
普段は観光客率の多いシャンゼリゼ通りですが、この時期はパリジャンのカップルや家族連れで道には沢山の人出。週末になるとにぎやかさもさらにアップします。イルミネーションはLEDを使ったエコエネルギー。日本のきらびやかなイルミネーションと比較すると、正直少しだけ地味な感じが否めません。ですがそこは「世界一美しい通り」。凱旋門のライトアップ+道行く人々、そして並んだお店のショーウィンドー、これだけで、とっても華やかな雰囲気になるのは、やはりシャンゼリゼのマジック。

凱旋門とコンコルド広場の中ほどにあるロン・ポワン(Rond-Point)には、イルミネーションで彩られた球形のオブジェが各交差点に設置されています。人通りが多い場所にも関わらず、ここだけ少し幻想的な風景。写真におさめる人も沢山います。
色とりどりのイルミネーション

色とりどりのイルミネーション

ロン・ポワンの光のオブジェ

ロン・ポワンの光のオブジェ

かわいいお店がいっぱい、マルシェ・ド・ノエル

シャンゼリゼのロン・ポワンからさらにコンコルド広場まで進むと、道の両側を真っ白い屋根の小屋がずらりと立ち並んでいます。これがクリスマス名物のマルシェ・ド・ノエル(Marché de Noël)、クリスマス市です。
お昼ごろからオープンして、真夜中まで営業しています。日曜も開いているのでご安心を。
お店によって規模は様々ですが、クリスマス用品からおもちゃ、地方の特産品など、いろんなお店を一軒一軒見て歩くだけでとってもワクワクしてくる楽しいマルシェです。
食べ物のお店も沢山。例えばお腹が空いてしっかり食べたい場合は、じゃがいもとチーズ、ベーコンが入ったボリュームたっぷりのタルティフレット(Tartiflette)や種類も豊富なソーセージのグリル(Saucisse Grillée)、これにホットワインを意味するヴァン・ショー(Vin Chaud)をつけると、お腹も温まること間違いなし。
デザート系では、パリの街角でも売っている定番のワッフルやチュロス。あとマシュマロにチョコレートコーティングをしたブール・ド・ノエル(Boule de Noël)はクリスマスらしいお菓子。食べ歩きするのも余計美味しく感じますよね。

サンジェルマン通りのマルシェ・ド・ノエル

サンジェルマン通りのマルシェ・ド・ノエル


この時期のパリは日に日に寒さが増すので、特に日が暮れてから長い時間外にいるのはかなり凍えます。シャンゼリゼのマルシェ・ド・ノエルは特に規模が大きいので、ぜひ暖かくして出かけてくださいね。

他にも、パリのあちこちで大小色々なマルシェ・ド・ノエルが開いています。パリ市のウェブサイトにも載っていますので、参考にしてみてください。
スイーツのお店

スイーツのお店

グリルの屋台はボリューム満点

グリルの屋台はボリューム満点

特産品のお店も

特産品のお店も

クリスマスムードいっぱい、街のデコレーション

ギャラリー・ラファイエット

ギャラリー・ラファイエット

ギャラリー・ラファイエット

ギャラリー・ラファイエット

クリスマスショッピングもこの時期ならではの活気に溢れた雰囲気。合わせてお店のウィンドーや内装も楽しみましょう。日本人にもおなじみのギャラリー・ラファイエットやプランタンは、毎年テーマに合わせてウィンドーが華やかに飾られ、道行く人も思わず足をとめてじっと眺めてしまいます。
パリの街なかのブティックでも、カトリック風なものからユーモアがあるもの、細部にまで工夫があるもの、それぞれのお店がオリジナルなウィンドーを作っていますよ。
また、この時期はパリのいたる通りにイルミネーションが灯されます。これもそれぞれ通りによってバリエーションが違うので、日が落ちてからのパリ散歩がますます楽しくなりますね。
個性あふれるショーウィンドー 個性あふれるショーウィンドー 個性あふれるショーウィンドー

個性あふれるショーウィンドー

お土産にしたいクリスマス商品

アドベント・カレンダー

アドベント・カレンダー

この季節、お店でよく目にするのは家のクリスマスツリー用のデコレーショングッズです。例えば色とりどりのブール(球形の飾り)、楽しいデザインのキャンドルやギフト用のパッケージなど、お土産にしてみたいものがいっぱいあります。カード類も沢山、お持ち帰りには便利でおすすめです。
アドベント・カレンダーグッズもよく見かけます。アドベントとはキリストの到来のこと。一般的なものは12月1日から24日までの日付が入ったカレンダーになっています。日付のところは引き出しや窓になっていて、その中にチョコレートやおもちゃや聖書の言葉などが入っています。毎日その日の窓を開ける楽しみと、クリスマスを待つ楽しみが一緒になった、とても夢のあるカレンダーですね。
自分で中身を入れられるものもありますよ。
チョコレートのギフトでは、リンツのクリスマスラインがオススメです。この時期限定のパッケージはとてもゴージャスな気分になります。サイズも色々あって、用途によって買い分けするといいかも。
バリエーション豊富なブール

バリエーション豊富なブール

クリスマスカードは定番

クリスマスカードは定番

ユニークなロウソク

ユニークなロウソク

ノエル限定パッケージのチョコレート

ノエル限定パッケージのチョコレート

教会へ行ってみる

厳かな佇まい

厳かな佇まい

フランスは基本的にカトリックの国。24日の夜は家族で過ごし、深夜0時には多くの人が教会のミサに行きます。見学することは可能ですので、もし興味があれば行ってみてはいかがでしょう。本来の宗教行事である厳粛なクリスマスを体験できるかも知れません。
あと、クリスマスの前になると、教会には「クレッシュ」がディスプレイされています。これはキリストの誕生の瞬間を人形で再現したもの。クレッシュとは家畜小屋のことです。24日までは、マリアの腕の中にはまだ誰もいません。そして25日のミサで、赤ん坊のキリストがマリアの腕の中に収められるのです。これはとてもカトリックなものなので、見学すると興味深いと思いますよ。
クレッシュ。24日まではキリストがいない

クレッシュ。24日まではキリストがいない

25日以降はキリストの姿が

25日以降はキリストの姿が

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24日までは活気があるパリの街も、25日にはお店も閉まり、しんとしてしまいます。その後は、クリスマスを家族と過ごしたパリジャンたちが帰ってきて、今度は大晦日から新年を友達とパーティーしたり、あるいはどこかへバカンスに出かけたりと様々に過ごします。
皆さんもこの季節ならではのパリを楽しんでくださいね。
以上、パリナビでした。




関連タグ:クリスマスノエル

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2013-12-11

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