9&10月のパリ 【2017年】

紅葉がよく似合う秋のパリに出かけましょう!

秋のパリは大人の雰囲気

秋のパリは大人の雰囲気

こんにちは、パリナビです。夏休みも終わり、また新年度、新学期がやって来ます。パリの秋は情緒があり、ただ歩いて回るだけでも充分観光になっちゃうほど絵になります。まだ寒さも厳しくない秋のパリ、ロマンティックに過ごしてみたいですね。芸術の秋、スポーツの秋、そしてグルメの秋、どんなイベントがあるでしょうか?

9&10月の主なイベントカレンダー

ラ・パリジェンヌ

ラ・パリジェンヌ

ジャズ・ア・ラ・ヴィレット Jazz à la Vilette(8月31日~9月13日)
芸術の秋、まずはヴィレットのジャズコンサートからスタートです。毎年名だたるアーティストが出演して会場を盛り上げます。今年はGregory Porter, Curtis Hardingなどが登場!

新学期 Rentrée Scolaire(9月4日)
学校機関の新学期が始まります。この時期に合わせてお店では文房具やカルターブルと呼ばれるランドセルなどが沢山並びます。ここからはすっかり通常リズムの生活が始まります。

野外オペラ Opéra en Plein Air(9月7日~9日)
アンヴァリッドで開催される野外オペラ。毎年人気の作品が上演されます。今年の演目はモーツァルトの「フィガロの結婚」。劇場とはひと味違うオペラを鑑賞しては。

ラ・パリジェンヌ La Parisienne(9月8日~10日)
スポーツの秋。女性のためのスポーツイベント、パリジェンヌは美と健康を大切にするフランス女性がこぞって参加します。シャン・ド・マルス公園の特設スペースでは、フィットネスやヨガのコーチングなどが開催されます。最終日の10日はエッフェル塔をぐるりと回るハーフマラソンで盛り上がりますよ!
スタートを待つ参加者たち

スタートを待つ参加者たち

沿道にも沢山の応援が

沿道にも沢山の応援が

ヨーロッパ文化遺産の日 Les Journées du Patrimoine(9月16日~17日)
普段見ることのできない文化遺産を見学できる貴重な日です。エリゼ宮や国会議事堂のような政治機関の建物まで公開されますが、人気なので行列は覚悟で。また通常は有料の美術館なども無料で見学できますよ。
普段は入れない場所も見学可能! 普段は入れない場所も見学可能! 普段は入れない場所も見学可能!

普段は入れない場所も見学可能!

凱旋門賞 Qatar Prix de l’Arc de Triomphe(9月30日~10月1日)
由緒ある凱旋門賞。歴史と威厳が違います。ギャラリーもシックな装いで紳士淑女のスポーツを思わせます。

ニュイ・ブランシュ Nuit Blanche(10月7日)
10月の始まりは一夜のアートイベントから。白夜というだけあってパリの街全体が一晩中コンテンポラリーアートに包まれます。メトロも夜間運転しているのであちこち見て回ることもできますよ。
夜のアート巡りに繰り出そう 夜のアート巡りに繰り出そう

夜のアート巡りに繰り出そう

モンマルトルのぶどう収穫祭 Fête des Vendanges de Montmartre(10月11日~15日)
モンマルトルの恒例ぶどう祭り。サクレ・クール寺院周辺など沢山の露店でフランスのワインや地方の味を楽しむことができますよ。週末は中世の衣装で練り歩くパレードも見もの!
パリ産ワインも販売されます パリ産ワインも販売されます パリ産ワインも販売されます

パリ産ワインも販売されます

トゥッサンのバカンス Vacances de la Toussaint(10月21日~11月6日)
11月1日は諸聖人の日。それに合わせて学校では2週間のお休みになります。

冬時間 l’Heure d’Hiver(10月28日深夜~29日)
10月の終わりにはいよいよ冬時間が開始。午前3時に時計の針を1時間戻します。これで日本との時差が8時間になります。

天気と服装

9月の過去の平均気温 最低12℃ 最高21℃
10月の過去の平均気温 最低8℃ 最高16℃

今年は6月に猛暑が訪れ、バカンスシーズンの7月中旬から8月は低めの気温、そして雨の多い夏になってしまいました。9月はまだ夏の名残りがあるインディアンサマーになるか、すっかり秋めいてしまうか、その年によってはっきりと分かれるのが特徴です。どんな場合にも対応できるような服装がいいですね。10月になるとぐっと気温が下がって来ます。軽めのダウンジャケットがあると重宝します。また、この季節は雨が降ったり止んだりとかなり不安定です。フード付きのジャケット、あるいは折り畳み傘はマストアイテムです。天気予報がコロコロ変わるのがパリの困ったところなんですが、旅行前に一応週間予報などチェックしておくのがベター。
こんな夏日もあれば

こんな夏日もあれば

こんな雨の日もあります

こんな雨の日もあります

おすすめお出かけスポット

ヴィッド・グルニエの様子

ヴィッド・グルニエの様子

蚤の市
バカンス中は数が減っていたヴィッド・グルニエやブロカントも再び開催され始めます。ブロカントはいわゆる骨董市で、基本的にプロの人たちが売買しています。ヴィッド・グルニエは一般の人によるフリーマーケット。その地域の人たちが集まって家にある要らないものを売っています。値段は骨董市よりもぐっとリーズナブル。フランスの家庭にはどんなものがあるのか覗いて回るだけでも興味深いですね。
ブラブラ見て回るだけでも面白いですよ ブラブラ見て回るだけでも面白いですよ

ブラブラ見て回るだけでも面白いですよ

この季節のパリの楽しみ方

まだまだテラス席が気持ちいい

まだまだテラス席が気持ちいい

テラスでカフェ
朝夕はかなり冷え込みますが、お天気のいい日はまだまだテラスでカフェを楽しみたい季節です。特に9月の間はかなり気持ちのいい日和になることもあるので、こんな日はパリっ子のようにテラスでのんびりとお茶しませんか?また、日が暮れる時間もまだ余裕があります。ディナータイムの前にテラスで一杯飲んでからお出かけというのもフランスっぽい。

紅葉散策
10月に入り気温が下がって来ると、街の木々も色づき始めます。マロニエやプラタナスの木が紅葉するといかにもパリの秋という感じでとっても絵になりますよね。公園や庭園散策もいいですが、ナビのおすすめスポットは墓地。え?と思われるかも知れませんが、パリの墓地は木々が多くきれいに整備されていて格好の散歩コースなんです。古い石畳のペール・ラシェーズ、すっきりと歩きやすいモンパルナス墓地、下町情緒のあるモンマルトル墓地。どれをとっても紅葉のシーズンには素敵な散歩道です。
夜カフェもおすすめ

夜カフェもおすすめ

のんびりと紅葉散策

のんびりと紅葉散策


本格的に寒くなる前のこの時期は、まだまだお出かけが楽しい季節です。そして食欲の秋、季節の食材をマルシェで見つけてみるのもいいですね。日の入りが早くなって来るので夕暮れの美しいパリを堪能してください。秋のパリは絵になる場所がいっぱいですよ。
以上、パリナビでした。



関連タグ:イベント文化遺産冬時間

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2017-08-30

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