冬のパリを楽しむ7箇条♪

寒い季節でも楽しみたい!冬のパリはどうやって旅行する?

冬ならではのパリを楽しみましょう

冬ならではのパリを楽しみましょう

こんにちは、パリナビです。いよいよ本格的な冬が近づいてきました。観光目的地ナンバーワンのパリでも、さすがに冬はおのずと観光客の減る季節です。底冷えがして空の色も白っぽく濁る冬のパリは、春や夏の太陽が燦燦と輝く時期に比べれば確かにちょっぴり魅力に欠けるかも。そのお天気のせいでお出かけがおっくうになる季節かも知れません。でも!時期によってはお得なお値段で旅行ができ、観光地のひたすら長い行列に並ぶ時間も短くなるという利点もあるのです。そんな冬のパリを楽しむための7つのヒントをご紹介しましょう。これで冬のパリ観光も楽しくなるはず!

1. 美術館三昧

インドア観光の究極!

インドア観光の究極!

名画と過ごす贅沢な一日を

名画と過ごす贅沢な一日を

冬になるとアウトドアで長い時間過ごすのがちょっと厳しいですよね。そんな時、パリは芸術の街だということを思い出してください。数えきれないほどの美術館を有するパリで芸術三昧の時間を送るという贅沢ができます。吹きっさらしのエッフェル塔や寒空の下の凱旋門に行くよりも、時間を気にせずたっぷりと美術館や博物館で鑑賞をする方がお勧めです。特にルーヴルやオルセーのような大型の美術館は、食事もカフェもショッピングも充実していて、まる一日中過ごせるようになっています。前もってミュージアムパスや日時指定の前売り券を買っておくのがベター。そうすれば入館する前に外で並ぶ時間も省け、快適に美術館巡りができます。

2. デパートは冬のアトラクション

クリスマスのウインドウは必見

クリスマスのウインドウは必見

インドアでのお楽しみはショッピングも同じ。暖房のきいた屋内でのんびりとお買い物を楽しみましょう。12月から1月の初めにかけては、デパートのウインドウはクリスマス仕様になっているのでそちらも目を楽しませてくれます。デパート以外にも、カジュアル系のショッピングセンターは普段使いのアイテムが買えるのも便利。こういう場所には手ごろなお値段で休憩できるセルフ式のカフェが多いので、軽食やコーヒータイムにも使えます。
ションピングセンターは買い物もラク ションピングセンターは買い物もラク ションピングセンターは買い物もラク

ションピングセンターは買い物もラク

3. アウターは厚く、インナーは薄く

寒さ対策は万全に!

寒さ対策は万全に!

冬のパリは最高気温でも10℃を下回ることがよくあります。ですので外出するときはしっかりとした防寒が必要。パリの人たちはよくダウンコートを着て、帽子とおそろいのマフラーをぐるぐる巻きにして歩いています。底冷えがするので足元はブーツでしっかり守りましょう。
しかし反対に、建物の中はかなり暖房が効いています。インナーを着こんでいると暑いぐらいで、この気温差に風邪をひく人も多いぐらいです。ですので冬とはいえあんまり厚手のセーターなどではなく、脱ぎ着しやすいもので調節ができるようにしておく方が快適に過ごせると思います。

4. 冬の食材&グルメ

海の幸が美味しい季節!

海の幸が美味しい季節!

パリと言えば美食の街ですね。季節ごとの美味しいものには欠かさないパリですが、冬ならではの食材はまた格別。中でも牡蠣やホタテなどの海の幸は鮮度が命なので、ぜひこの機会に味わってみてください。ブラッスリーやレストランもいいですが、イートスペースのあるマルシェで新鮮な牡蠣を立ち食い、なんていう楽しさもありますよ。
寒い日には温かい食べ物が恋しいですよね。フランスでは冬になるとスーパーでもラクレットチーズやシャルキュトリーのアソートなどが売られ始めます。フォンデュやラクレットなどのサヴォワ地方グルメはこの季節にこそ味わいたいもの。他にもアルザスのシュークルートや、移民グルメのクスクスなど、冬のパリには体の温まる料理がいっぱいあります。
冬のグルメを味わいつくしましょう 冬のグルメを味わいつくしましょう

冬のグルメを味わいつくしましょう

5. パッサージュは雨の日の味方

一度は歩いてみたいパッサージュ

一度は歩いてみたいパッサージュ

寒さもそうですが、お天気のすぐれない日が続くのがパリの冬の残念なところです。でも、そういう時はパッサージュが強い味方になります。お勧めは2区のグルメスポットのパッサージュ・ショワズール、一番美しいと言われるギャラリー・ヴィヴィエンヌ、そこからすぐのアンティーク硬貨&切手専門店の並ぶパッサージュ・デ・パノラマ、その通りを挟んだところにある観光客に人気のパッサージュ・ジュフロワというコース。パリのパッサージュ巡りの王道ラインです。他にもクリエーターのブティックが並ぶパッサージュ・ド・グラン・セールもお洒落です。東駅近くにあるインド系のパッサージュ、パッサージュ・ブラディはエキゾチックなパリを見てみたい人におすすめ。
それぞれに個性があります それぞれに個性があります それぞれに個性があります

それぞれに個性があります

6. 冬のパリも絵になります

こんな雪景色が見られるかも?!

こんな雪景色が見られるかも?!

とはいえ、ずっと屋根の下にいるのも限界があります。そんなときは敢えてパリの街を歩いてみてください。コンクリートの大きな道ではなく、石畳の道を散策して下さい。何世紀も前からある石畳の道は、雨に濡れるとまた別の表情になり、とても絵になるのです。白っぽいパリの冬空と石畳は驚くほど相性がよく、明るい季節にはない味わいがあるのです。
雨に濡れる石畳も風情があります

雨に濡れる石畳も風情があります

雨上がりの空とのコントラストもきれい

雨上がりの空とのコントラストもきれい

7. 季節のイベントは欠かさずに

クリスマス市は12月いっぱい開催

クリスマス市は12月いっぱい開催

12月にはクリスマスや大晦日、新年が開けるとガレット・デ・ロワ、1月下旬から2月には中華街での春節。冬のパリには様々なイベントがあり、それに合わせて街も様変わりします。12月に旅行する人はぜひショーウインドウやクリスマス市などを楽しんでください。1月には冬のソルドも始まります。グループで旅行する人はガレット・デ・ロワをシェアしてみるのも楽しいです。フェ―ヴが当たるとさらに思い出になりますね。
イベント情報もチェック イベント情報もチェック イベント情報もチェック

イベント情報もチェック


いかがでしょうか。冬のパリ観光もなかなか捨てたものではありません。街角で売っているマロン・ショー(焼き栗)や温かいショコラ・ショーも一段と美味しい季節です。そんな冬でしか味わえないパリの良さをぜひ感じてもらえればと思います。ちなみに折り畳み傘は必ず鞄に入れておきましょう。カイロも役立つかも知れませんね。
以上、パリナビでした。







上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2018-11-28

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