1&2月のパリ 【2019年】

冬真っただ中のパリもお楽しみがいっぱいです☆

こんにちは、パリナビです。パリの冬は寒さが厳しく、外に出るのが億劫な季節です。ですがイベントは盛りだくさん。きりっと冷えた冬のパリもいいものです。新年を迎えるパリにはどんな楽しみ方があるでしょうか?
温かくしてお出かけしましょう♪

温かくしてお出かけしましょう♪

1&2月の主なイベントカレンダー

ガレット・デ・ロワ

ガレット・デ・ロワ

元旦 Le Nouvel An(1月1日)
年越しパーティーから一夜明けた元旦はどこも静まり返って、お店もお休みのところが多いです。お正月という概念はフランスにはないので、仕事によっては2日から始まるところもあります。

公現祭 L’Epiphanie(1月6日)
王様のガレットで有名なお祭りの日。ガレット・デ・ロワ(王様のパイ)は、中に隠された小さなフェ―ヴを当てるとその人が王様ということになる、遊び心のある習慣です。1月いっぱいはパン屋さんなどでこのガレットを買うことができます。ちなみに一人用のサイズにはフェ―ヴは入っていないので、複数で切り分けるタイプがおすすめ。

新学期 Reprise des cours(1月7日)
9月に始まった学校はいわゆる二学期に入ります。この週から本格的に街も普段の状態に戻ります。

冬のソルド Les Soldes d’hiver(1月9日~2月19日)
6週間にわたってお買い得品が並ぶソルド。初日は朝8時からオープンします。パリでは最近日曜日営業のお店も増えてきましたが、このソルドの期間はほとんどのお店が開いているので、旅行者にとっても嬉しいですね。
お買い得品がずらり お買い得品がずらり

お買い得品がずらり

ホタテ祭り Fête de la Coquille Saint-Jacques à Montmartre(1月26日~27日)
やはり冬のグルメは身の締まった新鮮な魚介類。モンマルトルの中心、アベス広場で美味しいもの市の開催です。魚のスープにホタテの串焼き、牡蠣にレモンを絞って・・・。寒さを吹き飛ばす美味なイベントです。もちろんクレープなどの甘いものも揃っています。
ノルマンディーやブルターニュの海の幸を ノルマンディーやブルターニュの海の幸を ノルマンディーやブルターニュの海の幸を

ノルマンディーやブルターニュの海の幸を

聖燭祭 Chandeleur (2月2日)
クレープと言えばこの日。フランスに来たからには一度は本場のクレープを味わってみたいものです。日本のクレープとは違って、フランスではバターと砂糖、キャラメル、チョコレートスプレッドやジャムといったシンプルで温かいクレープが主流。

春節 Le Nouvel An Chinois(2月5日)
パリの街が赤いのぼりで彩られる季節です。パリの中華街は3区のマレ地区、19区のベルヴィル界隈、そして13区に大まかに分けられます。春節のパレードが一番大規模なのは13区。週末に行われるパレードは、パリの中にあってちょっとエキゾチックな雰囲気が魅力です。
カラフルなパレード! カラフルなパレード!

カラフルなパレード!

ヴァレンタインデー Saint-Valentin(2月14日)
チョコレート屋さんのウインドウがハートいっぱいになる時期です。とは言ってもプレゼントはチョコレートばかりではありません。花やアクセサリー、下着(!)など、こちらのバレンタインデーギフトはバリエーションに富んでいます。ちなみに義理チョコやホワイトデーという発想はフランスにはありません。

冬休み Vacances d’hiver(2月24日~3月10日)
冬休みは混雑を避けるためフランスの地方によって一週間ずつずらしてあります。パリのあるイル・ド・フランスはちょっと遅めのバカンス。スキーにはまだ間に合うでしょうか?

天気と服装

雪の日はこんなお茶目な光景も

雪の日はこんなお茶目な光景も

1月の平均気温 最低2.7℃ 最高7.2℃
2月の平均気温 最低2.8℃ 最高8.3℃

パリでは寒い日々が続いています。2018年はパリには珍しいかなりの積雪があり、街全体が雪化粧に包まれました。雪景色のパリはとてもきれいなのですが、困るのは交通機関。雪に慣れていないパリのバスは運行が不規則になってしまうというデメリットもあります。なので、もしも雪が降った場合はバスよりもメトロの方が確実です。雪にならないまでも、冷たい雨や厳しい冷え込みが予想されますので、厚めのマフラーに手袋と帽子、足元はブーツでしっかり寒さ対策を!

おすすめお出かけスポット

ブロカント
いわゆる蚤の市ですが、地域の人が集まって催すヴィッド・グルニエとは違い、ブロカントはプロの人たちによる骨董市。開催期間も一年中で、週末には必ずどこかでこの骨董市が開かれています。アンティーク好きや、寒くてもお出かけしたいという人にはピッタリですよ。掘り出し物が見つかるといいですね。
回転木馬まであります!

回転木馬まであります!

アンティークのお皿。お土産にいかが?

アンティークのお皿。お土産にいかが?

この季節のパリの楽しみ方

寒い時のために美術館はあるのです

寒い時のために美術館はあるのです

オルセー美術館内のカフェ

オルセー美術館内のカフェ

美術館巡り
この季節はどうしても長い時間外にいるのが厳しいです。観光もいいですが、この際美術館や博物館でたっぷりと時間を取ってみてはいかがでしょうか。ただ、エクスポはこの時期入れ替わりが多く、1月末までのエクスポの後に、2月からまた新しいものが開催されることが多いです。週末だと混雑する可能性があるので、平日の朝から行くか、または事前予約などで空いている時を狙って行きましょう。大型の美術館ではレストランもカフェもブティックも非常に充実しています。寒さを忘れて一日ゆったりと芸術に浸るのもパリ旅行ならではの楽しみです。
名画に囲まれて贅沢な時間を 名画に囲まれて贅沢な時間を 名画に囲まれて贅沢な時間を

名画に囲まれて贅沢な時間を

暖かい店内で思う存分ショッピングを楽しんでください

暖かい店内で思う存分ショッピングを楽しんでください

ソルド
年に二度あるソルドは庶民の味方。日頃とても財布のひもが固いフランスの人も、この時がチャンスとお店に詰めかけます。週末と水曜の午後はお客さんが多いので、それ以外の時間で行くのが賢明です。二週目三週目と進むごとにどんどん値下がりしていきますが、逆にいいアイテムは早くになくなってしまうので、気に入ったものがあったら即買いで。ちなみに商品はそのままの状態でレシートがあれば一カ月以内は返品可能ですので、サイズなどを間違った時も気後れせずに返品してOKです。

冬のパリ旅行はお値段も比較的リーズナブルで、しかも観光客が少なめという、ある意味快適な旅行ができる時期です。寒い街を歩いた後はあたたかい冬のグルメでほっと一息。日本とはまた違うヨーロッパの冬をぜひ満喫してくださいね。
以上、パリナビでした。





上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2018-12-26

ページTOPへ▲

その他の記事を見る