魅力がいっぱい☆冬のストラスブールへ!

保存版!冬のストラスブール観光とグルメ、名物クリスマス市をナビがレポートします!

魅力ある街、ストラスブールへようこそ

魅力ある街、ストラスブールへようこそ

こんにちは、パリナビです。フランス旅行ではどうしてもパリが中心となりますが、フランスの各地方にはその地域ごとの特色があり、パリとは全く違ったフランスの別の顔を見せてくれます。今回ナビがレポートするのはフランス北東部、アルザス地方のストラスブール。ドイツとの国境にあるアルザスは歴史の中で翻弄されてきた地域でもありますが、そのため他のフランスの地方とは異なる独自の文化が育ってきました。ドイツに影響を受けた冬のクリスマス市やシュークルートなどの食文化も有名ですね。アルザスは冬の寒さがひときわ厳しい地方ですが、その冬ならではの情緒があります。今回はそんなストラスブールで外せないスポット、そしてクリスマス市の様子などもレポしてみたいと思います!

ストラスブール大聖堂

ストラスブールのシンボル

ストラスブールのシンボル

ファサード。大きすぎて写真に収まりません・・・

ファサード。大きすぎて写真に収まりません・・・

ストラスブール観光でまず初めに行きたいスポット、それがこのストラスブール大聖堂です。ヴォ―ジュ産の砂岩で出来ている大聖堂は、薄い赤褐色をしていてとても個性的。そしてゴシック式の尖塔が片方しかないのもこれまた独特です。とにかくその大きさに驚かされます。
14世紀のステンドグラスの数々やパイプオルガン、そして聖母マリアを描いた一連のタピスリーと見どころは尽きませんが、有名なのは祭壇に向かって右手奥にある天文時計です。18メートルの高さがあるこの時計は12時半になるとからくり人形が動く仕組みになっています。ところがこれを見るためには別チケットが必要となります。このため、一般見学は11時15分ぐらいで閉められてしまいます。その後天文時計の見学者に限り、約30分のビデオ上映、そして12時半から約5分間の人形の仕掛けを見ることができるということです。ではその他の時間はからくり人形が動かないのかと言うとそうではありません。毎時0分や30分には時計の音とともに、人形のいずれかが動きます。ですので節目の時間を狙って天文時計の前にいれば、わざわざ別途に並ぶ必要もありません!
この大聖堂は旅行者が一番詰めかけるスポットでしかも午前午後の入れ替えがあるため、パリのノートルダムより行列します。でも全てにおいて一見の価値があるのでぜひ見学して下さいね。
圧巻のステンドグラス

圧巻のステンドグラス

天文時計。工事中だったのが残念

天文時計。工事中だったのが残念

毎時半には人形が動きます

毎時半には人形が動きます

アルザス博物館

古民家を利用した博物館

古民家を利用した博物館

アルザスの歴史や文化に触れたいという人には、このアルザス博物館をお勧めします。入り口からは小さな建物に見えますが、中に入ってびっくり。古民家を使った博物館は迷路のような広さなのです。各部屋には貴重な展示品がぎっしり。寒い地方に欠かせない大型の暖房や、時代を感じる木の家具、昔の台所の様子など、アルザスの人々の生活を垣間見ることができます。一つ一つの展示品が非常に興味深いものばかりです。可愛らしい絵の描かれた陶器や、子どものミニチュアのおもちゃなども、思わず頬の緩む可愛らしさですよ。ノスタルジックな雰囲気の中庭も含めて、時間を忘れて過ごしたい博物館です。
生活の様子がうかがえます 生活の様子がうかがえます

生活の様子がうかがえます

イル川とプティット・フランス

アルザスの街並みを満喫

アルザスの街並みを満喫

ストラスブールの中心部はイル側という細い川にぐるりと囲まれています。その一角にプティット・フランス(小フランス)という界隈があります。ここは典型的なアルザスの街並みが残されており、思わず写真に収めたくなる可愛さです。イル川では昼間も夜間もクルーズ船が出ているので、川から街を眺めるのもいいですね。とんがり屋根の木組みの家々を見ていると、アルザスに来たという実感がわいてくると思います。
イル川からの眺め。大聖堂も見えます

イル川からの眺め。大聖堂も見えます

運河のように水面の高さを調節するイル川

運河のように水面の高さを調節するイル川

ナイトクルーズもおすすめ

ナイトクルーズもおすすめ

地域色のあるグルメ

一度は食べたいシュークルート

一度は食べたいシュークルート

イチジク入りフォアグラ。パン・デピスとともに

イチジク入りフォアグラ。パン・デピスとともに

アルザス料理はドイツの影響がとても濃く出ています。そして寒い冬にこそ美味しいものばかり。大体どのレストランもオニオングラタンスープが前菜に入っていますのでまずこちらで温まってほっと一息。そして是非食べたいのは名物のフォアグラ。これまた名物のパン・デピスと言うスパイス入りパンと一緒に食べるのがよりアルザスらしいです。シナモンの香るパンと、こってりとしたフォアグラの塩気、そして添えられてくるイチジクのジャムの甘味が口の中で溶け合って最高ですよ!メインは柔らかく煮込んだ肉や大ぶりのソーセージに酢漬けのキャベツという王道のシュークルート。これはぜひ冬に食べたい一品です。また、ソーセージのビールソースもアルザスの名物料理。じっくり煮込んだビールソースはなんとも深い味わいでソーセージとも付け合わせのジャガイモとも相性は抜群です。
ランチにぴったりなのはフラムキッシュ、またはタルト・フランベと呼ばれる薄いアルザス風ピザ。玉ねぎ、クリーム、チーズにこまぎりのベーコンがカリっと焼けて食欲をそそります。バリエーションも色々ありますが、フォレスティエールというマッシュルーム入りがお勧めです。生地がうすいのでぺろりと食べられますよ。
ビールソースは絶品!

ビールソースは絶品!

ランチにもディナーにも活躍するフラムキッシュ

ランチにもディナーにも活躍するフラムキッシュ

イルミネーションとクリスマス市

ストラスブールが一番熱い季節?!

ストラスブールが一番熱い季節?!

ヒト型パンのマネルを模したイルミネーションが可愛いです

ヒト型パンのマネルを模したイルミネーションが可愛いです

さて、ストラスブールに一番旅行客が押し寄せる季節が12月です。街全体がイルミネーションに包まれ、あらゆる広場にクリスマス市が立ちます。クリスマス市には地元の特産品や職人の手作り小物、ホットワインやビスケットの屋台がずらりと並び、訪れる人々でごった返すほどです。また、アルザスの人たちはデコレーションが大好き。お店というお店の壁がクマのぬいぐるみやクリスマスリースなどで飾られる様子はとてもユーモラスで可愛いです。とにかく街全体が宝石箱のように輝くこの季節のストラスブールは、世界中から旅行客がつめかけるのも納得の美しさですよ。そんな街の様子を写真でお楽しみいただきましょう。
名産品にホットワイン、焼き栗。クリスマス市の定番です 名産品にホットワイン、焼き栗。クリスマス市の定番です 名産品にホットワイン、焼き栗。クリスマス市の定番です

名産品にホットワイン、焼き栗。クリスマス市の定番です

建物のデコレーションにも気合が入ってます 建物のデコレーションにも気合が入ってます

建物のデコレーションにも気合が入ってます

また、ストラスブールの基本情報はこちらでもどうぞ。

2018年にはこのクリスマス市を狙ったテロが起こり、街は悲しみと怒りに包まれました。ですがナビが訪れたときはストラスブールの街はやはり旅行者であふれており、観光地としての根強い人気を感じました。
ストラスブールをはじめアルザス地方には素朴な温かさがあります。華やかなパリの街の観光もいいですが、フランス旅行の機会にはちょっと足を伸ばしてみるのもいいのではないでしょうか。皆さんもぜひ訪れてみてください。
以上、パリナビでした。








上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2019-01-23

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