7&8月のパリ 【2019年】

夏本番!パリでとっておきのバカンスを過ごしましょう!

こんにちは、パリナビです。フランス全体がバカンスモード一色になる7月と8月。お天気にも恵まれ、アウトドアのアクティビティが目白押しです。パリではバカンスに出かけるパリジャンよりも外国からの観光客の方が目立つ季節でもあります。開放的な気分になる夏のバカンスはぜひパリで過ごしてみませんか!
夏のパリを楽しみましょう

夏のパリを楽しみましょう

7&8月の主なイベントカレンダー

夏ならではのイベントが沢山

夏ならではのイベントが沢山

ジャパン・エクスポ Japan Expo(7月4日~7日)
夏の恒例イベントとなったジャパン・エクスポ。フランス人にとって日本のカルチャーはとっても刺激的でエキゾチックに映るようです。大人気のマンガやアニメだけでなく、伝統芸能やグルメも勢揃いです。

ツール・ド・フランス Tour de France(7月6日~28日)
優勝者に送られるマイヨ・ジョーヌの誕生から100年目に当たる今年のツール・ド・フランス。この大会で5回優勝の功績を誇るベルギー出身のエディ・メルクスの初優勝50年目を記念して、ブリュッセルで開幕します。コースはフランス北東部から斜めに横断する形で南西部へ。そしてアルプスを経て、最終ステージはパリのシャンゼリゼ。今回は山岳地帯のコースが沢山あるのも特徴です。

トロピカルカーニバル Carnaval Tropical de Paris(7月7日)
30組以上のチームが参加し、約4000人の参加者が集まるトロピカルカーニバル。シャンゼリゼ通りをカラフルな衣装に身を包んだダンサーが練り歩き、サンバのリズムが街に溢れます。さすがにラテン系の国だけあってフランス人はカーニバルが大好きです。

夏休み Vacances d’été(7月7日~9月1日)
一年間のカリキュラムが終了し、学校機関の夏休みが始まります。約2か月間のバカンスでは、子どもたちは家族と旅行に出かけたり、親戚や祖父母の家に預けられたり、学童保育に通ったり、それぞれの家庭の事情によってさまざまな過ごし方をします。
バカンスに旅立つ人々で空港も忙しくなります バカンスに旅立つ人々で空港も忙しくなります バカンスに旅立つ人々で空港も忙しくなります

バカンスに旅立つ人々で空港も忙しくなります

パリ・プラージュ Paris Plages(7月6日~9月1日)
学校機関の夏休みに合わせて始まるパリ・プラージュ。セーヌ河の河岸とラ・ヴィレット貯水池がリゾート仕様に変身。特にヴィレットでは水にちなんだアクティビティが多いので、家族連れで旅行する人にはお勧めですよ。
思い思いにパリの「ビーチ」を楽しみましょう 思い思いにパリの「ビーチ」を楽しみましょう
思い思いにパリの「ビーチ」を楽しみましょう 思い思いにパリの「ビーチ」を楽しみましょう

思い思いにパリの「ビーチ」を楽しみましょう

革命記念日 Le 14 Juillet(7月14日)
王室のない国というのはヨーロッパの中でも珍しい方です。そんなフランスの人々にとっては、トリコロールの旗が一番のシンボルとなります。この日はフランスの歴史とアイデンティティを象徴するまさに国民の祝日。午前中は軍事パレード。夜は恒例のエッフェル塔での花火大会。どちらも三色旗がはためきます。
大切な国民の祝日 大切な国民の祝日

大切な国民の祝日

緑の中でクラシックを聴く贅沢な時間

緑の中でクラシックを聴く贅沢な時間

ラ・ヴィレット野外映画祭 Cinéma en Plein Air(7月17日~8月18日)
日没の時間が遅い夏のパリ。そういう季節は広い芝生に設置された大型スクリーンで映画鑑賞などはいかがでしょう。日本とはまた違った夏の夜の過ごし方です。

クラシックフェスティバル Classique au Vert(8月10日~9月1日)
ヴァンセンヌの森にあるパーク・フローラルでは、夏から秋にかけて音楽のイベントが続きます。ジャズフェスティバルに続いて8月はクラシックコンサート。広大な公園に響くオーケストラの音色はとても気持ちがいいですよ。

ロック・アン・セーヌ Rock en Seine(8月23日~25日)
パリ西部のサン・クルー公園では、ロック、ヒップホップなどのエレクトリック系コンサートが開催。夏の終わりを惜しむように盛大に盛り上がりますよ。

天気と服装

八月下旬の様子

八月下旬の様子

7月のパリの平均気温 最低16℃ 最高26℃
8月のパリの平均気温 最低16℃ 最高25℃

カラッとした暑さのヨーロッパの夏。パリでもこの季節は日中の温度は30℃ぐらいまで上がることがあります。気温が一番上がるのはだいたい夕方の4時から6時ぐらいの間です。ここ数年はカニキュルという猛暑が続く日があり、8月では夜でも30℃から下がらないということもあります。ホテルやお店ではクーラーが効いていますが、旧型車両のメトロやバスでは空調がないためかなり暑くなります。また日差しが強いため、サングラスを携帯しましょう。日焼け止めクリームもお忘れなく。フランスのものより日本の方がブロック力が高いです。反対に朝方や日没後はひんやりとすることもあるので、薄手の羽織るものがあってもいいかもしれません。
夏の定番スタイル 夏の定番スタイル

夏の定番スタイル

おすすめお出かけスポット

ジヴェルニー・モネの家

ジヴェルニー・モネの家

モネが暮らした家

モネが暮らした家

ジヴェルニー
日本にもファンの多い印象派の画家、クロード・モネ。ノルマンディにあるジヴェルニーには、彼の暮らした家があります。このモネの家は夏に旅行をする人にはぜひおすすめしたいスポットです。というのも、広い庭園の中に、モネの代表作の一つである「睡蓮」の連作のモデルとなった池があり、6月から8月にかけては池に浮かんだ睡蓮が沢山花を咲かせるからです。ピンクや白の花を咲かせる睡蓮はまさに一見の価値あり。水に映る木々や庭園全体の雰囲気と相まって、いつまでも眺めていたい気分になります。もちろんモネが暮らした邸宅もとても素敵なのでぜひ見学して下さい。
モネが愛した睡蓮の池を見に行きませんか モネが愛した睡蓮の池を見に行きませんか

モネが愛した睡蓮の池を見に行きませんか

この季節のパリの楽しみ方

水上で過ごす夏

水上で過ごす夏

クルージング
セーヌ河にサン・マルタン運河。パリでは水辺を気持ちよくクルージングできるコースが幾つもあります。暑い日にはやはり水が恋しくなるもの。こういう時は船に乗って一味違うパリ観光を楽しみましょう。普段とは別の角度でパリを眺めることができますよ。
普段とは違ったパリに出会えます 普段とは違ったパリに出会えます

普段とは違ったパリに出会えます


8月に入るとパリは一気にバカンスムードになります。パリジャンがいなくなるためメトロも通りもすこし閑散とした印象になります。観光地や美術館、企業経営のお店は営業していますが、個人経営のお店やレストランはお休みになるところもあるのであらかじめサイトなどでチェックしておくことをお勧めします。
ではこの季節のフランス人の合言葉で締めくくりましょう。

Bonnes vacances!よいバカンスを!
以上、パリナビでした。





上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2019-06-26

ページTOPへ▲

その他の記事を見る