ケ・ブランリ美術館

こんにちは、パリナビです。今日は「Musée　du quai Branly　ケ・ブランリ美術館」をご紹介しましょう。2006年にできたばかりのこの新しい美術館には、アフリカ、アジア、オセアニア、南米の美術・工芸品が展示されています。パリの美術館と聞いて、まず思い浮かぶのは、やはり、西洋美術の殿堂ともいえるルーブルやオルセーなどでしょう。でも、この「ケ・ブランリ」は、ヨーロッパ最大規模の非西洋文化の美術品を収蔵する美術館として、アート愛好家を中心にファンが多く、また、今をときめくフランス人建築家ジャン・ヌーヴェルが設計した近代的な建物、それを囲む庭園や遊歩道、オープンテラスのカフェなどが、パリジャンや観光客の人気スポットにもなっています。

ダイアナ妃の追悼碑、エッフェル塔も近く

地下鉄９号線アルマ・マルソー（Alma-Marceau）駅のポン・ド・ラルマ（Pont-de l”Alma）方面出口を上がると、目の前に金色のオブジェが見えます。イギリス王妃ダイアナが交通事故で亡くなったのがこのポン・ド・ラルマ、アルマ橋の地下道路であったため、このオブジェはダイアナ妃の追悼碑として、いまだに多くの観光客が訪れています。

暗くて神秘的な雰囲気のある、常設展示場

入口ホールを入ると、２階の展示会場まではゆるやかなスロープになっている廊下を登って行きますが、この廊下に何やら水の流れを想わせるものが動いています。よく見ると、白い文字が廊下表面に流れている、これもアート作品の一つなのです。

常設展示会場の入口に立つのは、アフリカのマリで発見された10-11世紀頃に作られたとされる木製の像。

マンゴージュース

美術鑑賞して、ミュージアム・ショップを覗いた後、カフェでジュースを飲んでいたら、日の暮れる時刻になり、外に出たら、目の前のエッフェル塔がこの通り輝いていて、とてもきれいでした。