シャルトル

Chartres

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パリから一時間、人気の観光地シャルトルをご案内します!

シャルトル一泊ツアーへ出発!

シャルトル一泊ツアーへ出発!

こんにちは、パリナビです。今回は皆さんをメルヘンチックかつ、幻想の世界にご案内したいと思います。目的地はこちら。シャルトルです。パリから南西に100km弱のところにあり、電車でも1時間ぐらいで行ける、とてもアクセスのよい街です。そして、このシャルトルの最大の魅力と言えば、春から秋にかけて行われる夜間のイルミネーション。シャルトルを訪れる観光客のほとんどが、このイルミネーションをお目当てに集まります。夜間のイベントなので、日帰りではなく一泊旅行で行くのがお勧め。世界遺産あり、ノスタルジックな風景あり、美味しいスイーツあり、そしてイルミネーションありと、色んな顔を見せてくれるシャルトルに、皆さんをご案内しましょう!

パリからのアクセス

近距離列車ter

近距離列車ter

シャルトルがあるのはパリの南西、サントル・ヴァル・ド・ロワール(ロワール川渓谷中央部)地域県です。このサントル地域県はパリからも大体1時間ほどで行ける街が多いので、日帰りや一泊での小旅行に向いています。発着駅はパリ・モンパルナス駅。駅の構造が若干複雑なので注意が必要です。シャルトルの発着はHall3のMontparnasse-Vaugirardからです。メトロの出口から10分ほど歩く必要があるので早めに駅に着いておくのが賢明です。或いはHall3はメトロのPasteur駅が最寄りなのでそちらからのアクセスもおすすめです。
電車は近距離列車のter。座席指定はありません。

シャルトルに着いたら

まずは中心街を目指しましょう。と言っても、シャルトルは非常に小さい街です。駅からまっすぐのびる通り沿いに進んでいくとシャトレー広場に着きます。そこからはもう街のシンボルであるカテドラルの塔が見えるため、まず迷うことなく中心部に着くことができます。カテドラルのそばには観光案内所があるため、まずはそこで地図を手に入れましょう。この観光案内所は建物自体が歴史的建造物であり、中ではシャルトルのお土産なども販売しています。 
では早速シャルトルを代表するカテドラル、シャルトル大聖堂へ行ってみましょう。
中心部の様子

中心部の様子

観光案内所

観光案内所

シャルトル大聖堂

ゴシック建築の最高峰

ゴシック建築の最高峰

街を訪れる人が必ず一番に観光する場所、それがこのシャルトル大聖堂です。街の真ん中にずっしりと建ったカテドラルは、全長113mあり、ゴシック様式の建築の中でも最も美しいものの一つとして有名です。完成したのは1220年。非常に歴史ある大聖堂です。ちなみにユネスコの世界遺産にも指定されています。実はシャルトルの町自体がとてもカトリック色が強い街で、例えば観光地であるにも関わらず、日曜祝日の営業を行っているお店がほとんどありません。また、この大聖堂はカトリックの信者による巡礼地でもあり、カトリックの祝日には、パリから徒歩でやって来る巡礼の団体がこの大聖堂に集結します。
中に入るとそのステンドグラスに圧倒されます。全部で173あるステンドグラスは殆んどが11世紀から13世紀にかけてのもので、その希少価値も含めてじっくりと見学したいところです。
じっくり見学したい場所 じっくり見学したい場所

じっくり見学したい場所

川の流れる風景

旧市街を流れるユール川

旧市街を流れるユール川

シャルトルの旧市街にはユール川(Eure)が流れています。大聖堂の方から坂道を下って行くと、そこにはユール川に沿ってノスタルジックな風景が広がります。河岸には昔の皮なめしの小屋がそのまま残っていたり、船着き場が残っていたりと、タイムスリップしたような感覚に包まれます。川にかかる石造りの橋も含め、どこから見ても絵になってしまう絶好のフォトスポットです。川沿いにのんびりと散策し、また旧市街に戻って石畳の道へ。まさにこれぞヨーロッパです!
ノスタルジックな光景が広がります ノスタルジックな光景が広がります
ノスタルジックな光景が広がります ノスタルジックな光景が広がります

ノスタルジックな光景が広がります

見逃せない!イルミネーションショー

大聖堂のイルミネーション

大聖堂のイルミネーション

町自体も非常に絵になるシャルトルですが、何といっても目玉は夜のイルミネーション。期間は4月8日から10月7日まで。毎日日暮れから始まり、夜中の1時まで続きます。イルミネーションのスポットは街のあちこちにあり、ユール川にかかる橋や、中心部にあるアールデコ調のマルシェなど20カ所を超えます。でもやはりお勧めは大聖堂のライトアップ。このイルミネーションショーは想像を超えた美しさです。聖堂のファサードを計算しつくして投影されるイメージは幻想的でバリエーションに富み、見ている人を飽きさせません。大聖堂の裏手にあるボ・ザール美術館のイルミネーションもストーリー性があってお勧め。とにかくこのショーはぜひ肉眼で見て欲しいところですが、少しだけ写真でお楽しみください。
ブルー基調のもの ブルー基調のもの ブルー基調のもの

ブルー基調のもの

とっても幻想的 とっても幻想的 とっても幻想的

とっても幻想的

こちらは美術館。ジュール・ヴェルヌの世界を再現 こちらは美術館。ジュール・ヴェルヌの世界を再現 こちらは美術館。ジュール・ヴェルヌの世界を再現

こちらは美術館。ジュール・ヴェルヌの世界を再現

シャルトル名物・マカロン

ラ・ショコラトリー

ラ・ショコラトリー

テラス席もアリ

テラス席もアリ

ところでシャルトル名物と言えば何でしょう。ナビのお勧めはマカロン。意外な感じがしますが、街でも一、二を争うスイーツ店のラ・ショコラトリーのマカロンを試してみてください。きっと誰もが納得する美味しさなのです。マカロンは実は好みの分かれるお菓子で、苦手だという人も結構いるのですが、こちらのマカロンはそんな人でもきっと満足してもらえるはず。お店に併設しているテラスでお茶しながら食べるのもあり、持ち帰りでゆっくり味わうもよし。このお店のマカロンを食べると味の基準が上がってしまうのでご注意下さい(笑)。
大型のマカロンは3ユーロほど

大型のマカロンは3ユーロほど

もちろんチョコレートも充実

もちろんチョコレートも充実


見てよし、歩いてよし、食べてよしのシャルトルですが、気をつけたいことが一つ。それは、先ほどお話した通り、カトリック色の強い街ということです。日曜日と祝日は基本的にお店は閉まっていると思ってください。開いているお店はどちらかと言うと観光客向けの料金高めのお店なので、できれば平日に一泊で行くのが理想的です。あと、カテドラルのミサの時間はかなり厳粛な雰囲気になるので、そっと見守るようにしましょう。
ぜひシャルトルのイルミネーションショーを満喫して来てくださいね。夜は冷えるので必ず何か羽織るものを用意しましょう。
以上、シャルトルからパリナビでした。

















記事登録日:2018-06-13

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2018-06-13