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ジャンヌ・ダルクが最後を遂げた地として知られる町。印象派の画家モネが描いた大聖堂がある地としても有名なノルマンディー地方の古都。

こんにちは、パリナビです。パリのサン・ラザール駅から電車で1時間半、パリから北西部のところに位置するノルマンディー地方の古都ルーアンについて、ご紹介したいと思います。ルーアンは100年戦争のさなかに現われ国を救った少女、でも最後には魔女として処刑されてしまったジャンヌ・ダルクが最後を遂げた地として知られる地。また数々の印象派の画家たちが訪れ、その中でもかの有名なクロード・モネによって描かれた大聖堂がある町でもあります。そんな歴史の色濃いこの街について、今日はお伝えしたいと思います!

ルーアン・リーヴ・ドロワット駅

パリのサン・ラザール駅を出て、美しい車窓の景色に見とれているうちにルーアンの主要駅、Rouen Rive Droite(ルーアン・リーヴ・ドロワット)駅に到着。駅を出ると町の中心地までつながるジャンヌ・ダルク通りがまっすぐのび、徒歩で約10分ほどで市街地に到着です。

ルーアン、歴史と伝統の町

町には木骨組みのかわいらしい建物がいっぱい。素朴で不思議と懐かしい感じです。またルーアンはセーヌ河の河口に開けた都市で、河は市街のすぐ近くを流れています。すっきりとした風が流れていて心地よい!パリでみたあのセーヌ河がココまで続いているんだなーと感慨深くなります。

歩くのに疲れたたら店内がキュートなサロン・ド・テで一休み!女性のお客さんであふれていました。おいしいスイーツとコーヒーでホッと一息。
ルーアンには乙女心をくすぐるかわいらしいお店がいっぱい!

ルーアンには乙女心をくすぐるかわいらしいお店がいっぱい!

おいしいコーヒーとスイーツでホッと一息。

おいしいコーヒーとスイーツでホッと一息。

甘いもので充分チャージしたら再び町を散策しましょう。ジャンヌダルクの涙の形をしたチョコレートが有名というお菓子やさんをのぞき、試食までさせてもらってラッキー!
また町中ではルーアン焼きのお店を沢山見かけます。ルーアン焼きとはこの地方の伝統工業だそうで、色合いのきれいな陶器の数々に思わず目を奪われます。でもすこしお高めだったのでナビはウインドーでじっと見つめるだけで我慢。
“ジャンヌ・ダルクの涙”というチョコレートを売っているチョコレート屋さん。

“ジャンヌ・ダルクの涙”というチョコレートを売っているチョコレート屋さん。

ルーアン焼きのお店。実演していることも!

ルーアン焼きのお店。実演していることも!

ノートルダム大聖堂

ショッピングやお茶のあとはこちらの地に数々残る歴史的建造物のスポットへ行ってみましょう。まずは印象派の画家、クロード・モネの絵で有名だという荘厳なたたずまいのノートルダム大聖堂。ナビが訪れたときは一部工事中で少し残念でしたが、雰囲気はじっくり楽しめます!ルーアンには他にサントゥアン教会、サン・マクルー教会、そして、悲劇のヒロイン、ジャンヌ・ダルクの名前がついたジャンヌ・ダルク教会など数々のスポットがあり、それぞれの歴史の重みに思いをはせることができます。それらをゆっくりと感じながら散策するのがオススメです!!
サントゥアン教会。

サントゥアン教会。

サン・マクルー教会。

サン・マクルー教会。

意外?にも近代的なジャンヌ・ダルク教会。

意外?にも近代的なジャンヌ・ダルク教会。

ルーアン美術館

有名なモネの大聖堂の絵一枚を所蔵するルーアン美術館。

有名なモネの大聖堂の絵一枚を所蔵するルーアン美術館。

 有名なモネの絵は、市街地から徒歩で5分くらいのところにあるルーアン美術館で展示されています。このモネの大聖堂の絵は連作で、同じアングルの大聖堂が違う時間帯や天気によって描かれたそう。ルーアン美術館では曇天の日の大聖堂の絵が展示されています。パリのオルセー美術館にも他のバージョンがあるので比べてみるといいかも知れませんね!他には16世紀から20世紀の印象派の絵が多くコレクションされています。ルーアンのあるノルマンディー地方を描いた絵も沢山ありました。混んでもいなかったので、ゆっくり座りながら時間をかけてみることができます。

ルーアンならではの食は?

 さて、散歩のあとはおなかがすきますよね!こちらはフランスで最古のオーベルジュ、「ラ・クロンヌ」というレストラン。壁にはこちらをおとずれた有名人のサインや写真がびっしり!
フランス最古のオーベルジュ、「ラ・クロンヌ」。

フランス最古のオーベルジュ、「ラ・クロンヌ」。

店内はとってもシックな感じ。

店内はとってもシックな感じ。

ヌフシャテル

ヌフシャテル

ノルマンディー地方で作られているチーズ。ハート型でかわいい!
ノルマンディーは農業が盛んな地方。あの有名なカマンベールチーズもノルマンディー地方にカマンベール村という村があり、そちらで作られているチーズだから“カマンベール”という名前がついているそう。チーズといっても沢山の種類があります。フランスの人々はチーズはデザート代わり(ということは別腹?)なので、ディナーのあとワインとともに楽しんでいます。しかしナビにとってはチーズはチーズ。とってもおいしそうだったけれど・・・ディナーの直後は断念。
ちなみに左の写真のチーズは「ヌフシャテル」。ヌフシャテルは、オート=ノルマンディーのBrayを中心としたエリアで30の生産者によって作られます。ちなみにカマンベールチーズにハート型はないそう。
地元の人オススメのワインバー。
ルーアンは治安も比較的よいので、ディナーのあとも街をぶらぶらお散歩。ライトアップされた建物が昼間とは違ってまたまたいい感じです。そうこうしているうちにおなかのスペースが空きはじめ・・・道行く人からオススメのワインバーを教えてもらい、行ってみました。いただいたのはチーズとワイン。チーズはこの地方の特産である4種類のチーズの盛り合わせ。ヤギのチーズはあっさりで、乳牛のチーズは濃厚。でもすべておいしかったです!!
チーズと生ハムの盛り合わせ。

チーズと生ハムの盛り合わせ。

有機ワインなども豊富にありました!

有機ワインなども豊富にありました!

パリから日帰りも!

ルーアンへはパリから約1時間半で行くことができます。電車の本数もわりと多めなので、パリへ旅行の際は少し足をのばして訪れてみてはいかがでしょうか。ルーアンまでの電車のチケットは、パリにあるSNCF(フランス国鉄)の支店、もしくは直接駅の発券機で買い求めることができます。パリとはまたちがった魅力あふれるルーアンは、フランス旅行をさらに思い出深いものにしてくれると思います!以上、ルーアンからパリナビでした。

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記事登録日:2010-04-26

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2010-04-26