2015年10月19日に雑誌や旅行ガイドに載っているので,訪問しました.入口のベルを鳴らして入店します,まず,飲み物を勧められましたが,義理ができると嫌なのでお断りしました.たくさんの美しい傘が所狭しと置かれています.値札はついていません.柄が取り外せるので旅行鞄に入ります.マダムは英語を話します.最後まで値段を言いません.私も米国留学があり,十分コミュニケーションは取れています.さて,カードで支払うとなると,免税手続と一連の機械で大変小さな字で,免税のために,こことここにサインしての説明だけでした.ここまではマダムのペースに圧倒されました.店をでて落ち着いてから路上で,最後に受け取ったきちんとした領収書を見て,1,020ユーロ(¥140,000円@137円/1ユーロ)と絶句.たかが傘と思って,値段を確認しなかった私が愚かだったと反省しています.すぐさま引き返し,美しい傘だけど,高価すぎて買えないので返品したいと店と申し出ると,表情は硬くなり,レジの横に名刺サイズを指さされ,小さく,この店は返品はできません.と書いてありました.口頭で返品不可の説明はもちろんありません.半泣きでホテルのコンシェルジェに相談すると,パリでは店が返品可と不可を決める権利があり,交換はするが返品は難しいと説明されました.老舗を守る経営者は大変でしょうが,強引さを感じました.雑誌などで記事を書く人はいい事ばかりを並べ立て,無責任だと思います.価格とフランスの返品事情もきちんと情報提供してください.6度目のパリは痛い思い出となりました.
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