ビエーブルで開催されたヨーロッパ最大のカメラ市に行ってきました!

毎年開催されるカメラ市。48回目を迎えた今年も大盛況でした!!

こんにちは、パリナビです!毎年6月の第1週目の週末に、パリ郊外のビエーブル(Bievres)で開催されているヨーロッパ最大のカメラ市に行ってきました!パリ南西に位置するビエーブルは小さい街ですが、毎年このカメラ市がある週末は世界中よりカメラ好きが集まり、街中がフェスティバル一色となるんです!この町にはフランス写真博物館があるなど、写真とは昔より縁が深く、このカメラ市も今年でなんと48回目!カメラ、写真というキーワードでつながっているので来ている人は本当にバラエティに富んでいて、「ライカ」を首にかけている老人から、一眼レフのデジタルカメラを首にかけている青年まで、本当にカメラの歴史を肌で感じられるイベントです。それではさっそくレポートを始めましょう!

まずは腹ごしらえ?

ビエーブル駅に着いたら、人の流れに身をまかせます。この週末はほぼ100%の人がカメラ市に行くので迷う心配は全くありません。歩いて約10分ほどで到着します。
人の流れに沿って行くとカメラ市の入口に着き、そこに消防署があるのですが、ここがナビのオススメ!何とこの期間中、消防署内でソーセージが焼かれ、ホットドッグが購入できます!もしこの期間に火事があったらどうするのだろう・・・と毎年思うナビですが、そんな思いは忘れて1分後にはホットドッグを食べています・・・筋肉ムキムキの消防士がつくるホットドッグ、イベントの1つだと思って食べてみてください。味も悪くないです!
シンプルだけど美味しい!

シンプルだけど美味しい!

本当にその場で焼いています。消防署だから出来ること?

本当にその場で焼いています。消防署だから出来ること?

カメラ市風景

アンティークと呼ばれるものからガラクタに近いもの、写真集などの書籍や自分の写真を販売するアーティスト、カメラ部品の卸し業者さん、売る気があるのかないのか芝生でのんびりしている人などなど、お店の種類はバラエティに富んでいます!出店者もヨーロッパ中より集まるため、言葉が通じないことも多いのですが、ここは同じ目的を持つもの同士、どんどんと商談が決まっていくんですよね・・・本当に写真に関するありとあらゆるものがあり、たとえ何か買う気がなくても訪問するだけで絶対に楽しむことが出来ると思いますよ!
昔のハリウッド映画に出てくるようなカメラ

昔のハリウッド映画に出てくるようなカメラ

見るだけで楽しい!

見るだけで楽しい!

ビエーブルで開催されたヨーロッパ最大のカメラ市に行ってきました! フィルム 中古カメラ ビエーブルライカ 昔の写真を切り抜いたのでしょうか?

昔の写真を切り抜いたのでしょうか?

ビエーブルで開催されたヨーロッパ最大のカメラ市に行ってきました! フィルム 中古カメラ ビエーブルライカ
昔の電車模型。雰囲気ありますね!

昔の電車模型。雰囲気ありますね!

もちろんデジタルカメラで使用できるレンズもあります!

もちろんデジタルカメラで使用できるレンズもあります!

イベントもいろいろなところで開催されています。例えばこんな昔のカメラで撮影して、現像までしてくれるところもありました。今のデジタルカメラの性能もすごいですが、やはりフィルムで現像したものには真似出来ない味がありますよね。
コンパクトデジタルカメラを均一価格で売るお店もありました。ちゃんと動くのかな・・・1つ30ユーロ.。日本はカメラ大国なのでコンパクトデジカメは日本で新品を買った方が良いかも?

交渉の方法

交渉の方法と言っても人それぞれですが、中古品は交渉次第では多少でも値引きになることが多いです!まず欲しいものがあれば自分の中で欲しい価格を決めて、そこまで落とすように頑張ってください!もし無理ならお店の人も初めから話にならないという顔をします。もし交渉に乗ってきたら価格は必ず落ちます!もともとは中古品、価格はないんだという強気で交渉しましょう!例え2,3ユーロでも値引きしてもらったお金で食べるアイスクリームなんか美味しいですよ。これはナビの考えですが、このような交渉もこのカメラ市では一つの楽しめるイベントの1つだと思います。
フランスパンをかじりながら??

フランスパンをかじりながら??

のんびりしている人も...交渉のチャンス?

のんびりしている人も...交渉のチャンス?

掘り出しもの?

歩いていてよく見るのが写真のような箱に入った均一価格商品。ほとんどがガラクタに見えますが、根気よく探せば掘り出し物があるかも・・・昔の皮製のカメラケースなどを売っている所もあり、これらは可愛くてナビは毎年買ってしまいます。
面白いもの発見!

面白いもの発見!

1ユーロ均一!

1ユーロ均一!

よく見るとレンズも...動くかわかりませんが...

よく見るとレンズも...動くかわかりませんが...

行き方

ビエーブルの駅はパリ郊外まで延びるRERのC線沿いにありますが、パリ市内からであればB線の北駅(gare du Nord)、シャトレ(Chatelet)、サン・ミッシェル(St-Michel)から電車に乗り、RERのB線とC線が交差するマッシー・パレゾー(Massy Palaiseau)でC線に乗り換えてビエーブルに向かったほうが近いです。ただ、パリの郊外に行けば行くほど電車の本数は少なくなるのでご注意ください。
マッシー・パレゾウ(Massy Palaiseau)の駅

マッシー・パレゾウ(Massy Palaiseau)の駅

電車はトリコロール色でした!

電車はトリコロール色でした!

毎回、カメラ市の終わりのパリ方面行きの電車の駅のホームでは、知らない人同士が自分が買った「掘り出し物」を見せ合っている姿を見かけます。フィルムカメラからデジタルカメラに移行し、パソコンと同じように毎年進化を続けるカメラ業界ですが、この姿を見る限り昔のフィルムカメラの需要が全くなくなることはないでしょう。ビエーブルも本当に気持ちの良い場所なので、一度足を運んでみては?以上パリナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-07-01

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