お手頃価格でランチやブランチ(週末)が楽しめるレストラン。月曜日の夜には、ジャズの生演奏が聴けます。
こんにちは。パリナビです。今日は平日のランチタイムは近くで働いている会社員たちで満席になるレストラン、「ラロマティック」をご紹介します。やっぱり美味しいお店は満席になる…お客さんは正直ですよね。、こちらのお店はワインも豊富に取りそろえてあり、ビオ・ワイン(オーガニックワイン)もたくさんあるんですよ。それではさっそくお店に行ってみましょう。
レストランの客層&雰囲気
平日のランチタイムは、会社員がたくさんいますが、週末に行くと、ブランチを楽しむカップルなどが目立ちます。人々のファッションはいたって普通。クラシックな格調高いレストラン、というわけではないので、気軽に入ることができます。どのお店もそうですが、ディナータイムよりランチタイムの方が、よりカジュアル。また店のスタッフの接客態度は特別良いわけでも悪いわけでもなく、いたって普通。「魚料理は、これ以外にもありますか?」、「今日の『本日のアントレ』、『本日の一皿(メイン)』って、なんですか?」などと聞くと、丁寧に答えてくれます。創設者のJean-Charles(ジャン=シャルル)さんも、お店を仕切ってキビキビ動いていらっしゃいます。メガネをかけたムッシューです。
白を基調としたアールデコのインテリア
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落ち着きますね
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レストランの料理
この日は、一皿(メイン)+デザートのコースをいただきます。
メインは「本日のオススメ」であるViande de boeuf hachée, frites (ヴィヤーンド・ドゥ・ブフ・アシェ、フリット)
牛肉ハンバーグのフライドポテト添え。日本のハンバーグを思い出す味です。付け合わせのポテトもほくほく。
Tarte fine de maquereau frais à la moutarde et oignons confits (タルト・フィーヌ・ドゥ・マクロー・フレ・ア・ラ・ムタルド・エ・オニョン・コンフィ)
マスタードとオニオンのコンフィのサバのタルト。タルト生地は、結構パリッとしていて、噛むとさくっという音がして良い感じ。ただし、魚の真下に敷いてあった生地は、だんだん少ししなっとしています。
デザートは、
Crème au chocolat noir (クレーム・オ・ショコラ・ノワール)。
ダークチョコレートが使われていて、大人の味、上品な味です。
それから、
Smoothie de fruits rouges au miel et au son (スムージー・ドゥ・フリュイ・ルージュ・オ・ミエル・エ・オ・ソン)
赤いフルーツのスムージーの、ハチミツと麬(ふすま)添え。麬とは小麦をひいて粉にしたときに残る皮の屑のこと。フランスには麬入りパンなどもあります。
シメは、もちろん
Café(カフェ)で!
フランスで「カフェ」とはエスプレッソのこと。日本では、食後にカプチーノやカフェオレなどを頼む人も多いですが、フランスではまずあり得ません。
お値段
この中から食べたい物をチョイスします
アントレ+一皿(メイン)
または
一皿(メイン)+デザート
16.9ユーロ
※平日(月曜日~金曜日)のランチタイムのコース料理の値段です。
※これに、ワインを一杯+食後のコーヒーを一杯オーダーすると、チップも含めてだいたい一人25ユーロくらいになります。
アラカルトでオーダーする場合は
アントレ 6.5ユーロ
一皿(メイン) 13.5ユーロ
デザート 6.5ユーロ
※平日(月曜日~金曜日)のランチタイムの場合です。
ちなみに日曜日は、基本的にブランチのみ。また毎週月曜日にはジャズの生演奏が聴くことができます。過去にはアメリカ・セントルイス出身のジャズシンガーJosephine Baker (ジョセフィン・ベーカー)や、アメリカ・ニューオリンズ出身のクラリネット/ソプラノサックス奏者Sidney Bechet(シドニー・ベシェ)なども定期的に来ていたそう。月曜日の夜に行くなら、予約は必至ですね! 以上、パリナビでした。