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ブローニュの森には湖があり、その湖に浮かぶ島にはステキなレストランがあります。現時点で、このレストランには星が一つ付いています!

こんにちは。パリナビです。今日は皆さんにステキなレストランをご紹介いたします。特に立地がステキ! ブローニュの森の湖に浮かぶ島にあるんです。お店の名前は、Le Chalet Des Iles(ル・シャレ・デ・ズィル)。「島の別荘」という名前のレストランです。

湖上の星付きレストラン!
島には小さなボートに乗って向かいます。レストランの利用客は無料、島に行くだけの人は運賃(1.5ユーロ)を支払います。といってもボートに乗ったらすぐに島に着いてしまいます。所要時間は数分くらいでしょうか。島に着いたらすぐ目の前にレストランのエントランスがあるので、レセプションの人に予約時に伝えた名前を言います。日本人には英語で話しかけてくれることもしばしば。日本人でもフランス語が話せると分かると、フランス語で会話が進みます。
ボートで島に向かいます

ボートで島に向かいます

レストランが近くに見えてきました

レストランが近くに見えてきました

レストランの雰囲気

ビジネスランチ風のグループ

ビジネスランチ風のグループ

客層は 
フランスはカップル文化なので8割がカップル。それ以外はビジネス・パートナーと来ている感じのグループ、観光客のグループ、何かのお祝いで来ているグループなど。
また、こちらのレストランでは、子供用のコース料理も用意されているので、ランチタイムには子供連れのグループもいて、子供の誕生日祝いをしていたりします。一応、子供も特別なイベント時に来るという感じでしょうか?

人々のファッションは 
一つ星レストランということで、お客さんもランチタイムでも多少ドレスアップしている人が多いです。女性はワンピースやシックなパンツスタイル、男性はスーツの人もいれば、カジュアル・シックな装いの人も。とはいえ、ディナーよりランチの方が全体的にカジュアルです。

接客態度は
 
特別良いわけでも悪いわけでもなく、普通。オーダーを取りに来るのが遅いということもなく、食べ終えた後、「いかがでしたか?」などと感想を聞かれたりします。レセプションの人が、島と岸を行き来するボートの運転手さんと雑談していたりして、少しのんびりムードも感じられます。
落ち着いた雰囲気

落ち着いた雰囲気

ちょっと中世ヨーロッパ風

ちょっと中世ヨーロッパ風

やはりテラス席が人気

やはりテラス席が人気

緑に囲まれたテラス席

緑に囲まれたテラス席

お値段


本日のアントレ+本日の一皿(メイン)
または
本日の一皿(メイン)+本日のデザート
21ユーロ

本日のアントレ+本日の一皿(メイン)+本日のデザート
27ユーロ

※平日(月曜日~金曜日)のランチタイムのコース料理の値段です。
※これに、アペリティフや食事中のワインをオーダーすると、チップも含めてだいたい一人40ユーロくらいになります。

レストランの料理

ラディッシュとバター

ラディッシュとバター

アペリティフのおつまみに、ナビが訪れた日はラディッシュとバターが出てきました。ラディッシュにナイフで十字に切れ目を入れ、バターと塩をつけていただきます。ちなみにここのバターはハンドメイドの美味しいバター。シンプルな味つけで、ラディッシュの素材の美味しさが十分活かされている一品です。
カゴに入ったパン

カゴに入ったパン

パンのクオリティも高い! しかし、(特にテラス席だと)スズメがパンくずをねらってそこら辺を飛び回っています。日本の衛生基準から考えると、ちょっと気になるような・・・しかし、パリの地元の人たちは全く気にしていない模様です。
焼き加減は、ア・ポワン(ミディアム)にしました

焼き加減は、ア・ポワン(ミディアム)にしました

今回、ナビがチョイスした本日の一皿(メイン)は「牛フィレのステーキ、ベアルネーズソース 丸いフライドポテト」。肉料理の場合、焼き加減を聞かれます。

フランス語で焼き加減は以下のように言います。
saignante (セニャーント) レア
à point (ア・ポワン) ミディアム
bien cuit (ビヤン・キュイ) ウェルダン 

ちなみにフランスでは「ウェルダン」を頼む人はほぼ皆無。「レア」を頼む人ほど通(つう)な人というイメージがあるようです。
ヌガー・アイスクリーム

ヌガー・アイスクリーム

そしてナビがチョイスした本日のデザートは「ヌガーのアイスクリーム」。フレッシュなイチゴとソースがかかっていて、舌の上でとろけます。
コース料理だと選べるメニューが限られていますが、ア・ラ・カルトならもっとたくさんのメニューの中から選べます。

サプライズ!?

そして、嬉しいサプライズは…テラス席に座っていると、島にいるクジャクがレストランの敷地内に入ってくること! お客さんたちのテンションも上がります。ただし、いつもレストランの敷地内に入ってくるとは限りません。お客さんに迷惑をかけることはしないようです。
嬉しそうな女性客

嬉しそうな女性客

悠々と歩くクジャク

悠々と歩くクジャク


機会があったら、都会の喧噪を離れて、静かな森の中の湖上レストランで、ステキな一時(ひととき)を過ごしてみてはいかがでしょうか? 以上、パリナビでした。

記事登録日:2010-07-20

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2010-07-22