パリの象徴、エッフェル塔。四季によって様々な顔を見せてくれます。
こんにちは、パリナビです。パリで1番高い建物、それはもちろんエッフェル塔。エッフェル塔の上から望むパリの街並みはそれはそれは美しいそうです。とはいっても実は高所恐怖症気味のナビ、なかなか勇気が出ずにいました。しかしパリのシンボル的な存在であり、その眺望もすばらしいときたら頑張ってみるしかありませんよね!!そんなわけで今日はエッフェル塔をくわしくご紹介します!
エッフェル塔って?
エッフェル塔があるのはパリの7区。こちらのエリアはフランス軍事学校やナポレオンが眠るアンバリッドなど見どころが多く、また閑静な住宅街もあり、お散歩にも最適!現在の高さ324mのエッフェル塔の建設が始まったのは1887年のこと。フランス革命100年を記念してフランスで行われる万国博覧会のために、2年の歳月をかけて完成したそうです!ちなみに2年って他のモニュメントの建設に比べたら驚異的な早さ!エッフェル塔設計の代表として知られているのはアレクサンドル・ギュスターヴ・エッフェルで、エッフェル塔の施工にあたったエッフェル社の代表者だったそう。エッフェル塔の名はこちらの人物からきているんですねえ。建設当時はそのオリジナリティーあふれるデザインが賛否両論の対象になったそうですよ。
今ではパリの景観に欠かせないシンボル。
エッフェル塔の攻略法
エッフェル塔はその全体像を眺め、実際近づいて下から見上げ、そして登ってみる、というのがオススメの攻略法!
トルカデロから全体像を
先ず、エッフェル塔の全体像を1番近くで見れるスポットとしてベストポイントなのがトルカデロからの眺望です。16区トルカデロのシャイヨー宮の広場で正面から臨むエッフェル塔はまさに圧巻!シャイヨー宮の下にある噴水広場とのコントラスト、シンメトリーの美しさを実現した当時の設計者に思わず拍手を送りたいほど!!!
真下からその力強いフォルムを!
次は左岸に行って真下から眺めてみましょう。下から望むエッフェル塔はまた違った印象で、力強い!エッフェル塔のふもとに広がる豊かな緑のスペースはシャン・ドゥ・マルス公園。お天気に恵まれたら是非公園の緑に腰を下ろしてみてください。寝そべりながら見上げるエッフェル塔の姿は強烈な印象を焼き付けます。
では登ってみましょう!
階段かエレベーターかによって入り口が異なります。
いよいよ登ってみましょう。エッフェル塔に登る方法としては2つあります。ひとつは階段!それからエレベーター。方法によって入り口、料金ならびに営業時間が異なります。どちらの入り口も長蛇の列ができています。(でもどちらかというと階段の方が待ち時間が少ないかも!)また待ち時間は時間帯や曜日によって異なりますが、この日エレベーターを選択したナビ、結局1時間ほど待ちました・・・
展望台は1階、2階、最上階とあります。エレベーターでは最上階まで、階段では2階部分まで登ることができますよ!ちなみに登る際には手荷物の大きさの制限があり、あまり大きい荷物を持って登れないのでご注意ください!
1階は地上57mの地点です。この1階部分には展望レストランがありますよ。ちなみにこちらのレストラン、その昔エッフェル塔建設時の反対派であったかの著名な作家ギ・ドゥ・モーパッサンがよく通ったそう。なぜってこちらに行けばエッフェル塔を見なくてすむから、ですって・・・ちょっと皮肉屋だと思いませんか?
2階部分は地上115mの高さ、階段で登れるのはこの地点までです。ナビにとってはすでに目が回るような高さ!!!でも1階よりもその眺望はすごい!エレベーターでしか登れない最上階は地上276mのところだそう。こちらまで来ると正直足がすくみます。東京タワーも実は最上階までは登ったことのないナビ。取材のため、と思い頑張りました!
エッフェル塔から望む景色は前評判通り圧巻です。エッフェル塔を中心にしておよそ東側ノートルダム大聖堂擁するシテ島やサン・ルイ島、西側にはブローニュの森やパリ副都心ラ・デファンス地区、南東側にはモンパルナスタワー、北東側にはモンマルトルの丘のサクレクールを望むことができます。またセーヌ川がパリの街を横断する様子もはっきりわかります。この眺望を楽しむにはやはりできれば天気に恵まれた日を選びたいものですね!
エッフェル塔の魅力!
力強いフォルムと今ではパリの街にしっくりなじむ立ち姿。こちら塔は見る場所や時間、天気によって色々な表情をみせます!そちらも魅力のひとつ。そんなわけでパリのあらゆる場所から激写したエッフェル塔の姿をいくつかご紹介です。
シャン・ドゥ・マルス公園から。
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パリ近郊の街、サン・クルーから。
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またエッフェル塔を含むセーヌ河岸は世界遺産に登録されているエリア。みどころのつきないエッフェル塔、カメラを片手にじっくり堪能してくださいね。以上パリナビでした。