バトー・ラヴォワール

ピカソなど多くの芸術家がアトリエを構えていた共同住宅の跡。

洗濯船という名前は詩人のマックス・ジャコブによって名付けられました。由来は、細長い建物が当時セーヌ川に浮かんでいた洗濯用の船とそっくりであったからといわれています。ピカソ、ルノワール、モディリアーニなど多くの芸術家が住んでいました。ピカソはここで「アヴィニョンの娘たち」を描き、キュビズムの世界に没頭していきます。建物は1970年の火災で窓を残し全焼してしまい、現在のものは、その後、修復されたものです。