コントワール・ド・マチルド パリ・ランビュトー店

Le Comptoir de Mathilde Paris Rambuteau

閉店・移転、情報の修正などの報告

南仏生まれのエピスリー・フィンヌ&ショコラティエ。商品は南仏で自社生産し、上質でオリジナリティのある食品を作っています!

ノスタルジックな外観

ノスタルジックな外観

こんにちは、パリナビです。今日は皆さんに人気急上昇中のエピスリーを紹介したいと思います。その名もコントワール・ド・マチルド。南仏を中心にフランス中に展開するほか、スペインやベルギーにも店舗を広げるエピスリーです。パリにはポンピドゥーセンターのすぐ隣、ランビュトー通りにオープン。ちょっとレトロで田舎風のファサードがとっても可愛いお店です。そもそもエピスリーってどんなものを売っているのでしょうか?そんなことも含めてコントワール・ド・マチルドの世界にご案内します!

南仏生まれ、商品は自社生産

お店の様子

お店の様子

コントワール・ド・マチルドは、2007年に南仏のドロームで創業。それ以来一貫して自社生産による商品を作り続けています。
商品は大きく2種類に分けて、瓶詰の保存食品系とチョコレートです。一般的にエピスリーとは「食料品店」の意味であり、保存食品や塩コショウなどの香辛料を大きく括ってこう呼びます。コントワール・ド・マチルドは食料品店の中でもさらに「高級な」の意味が付く「エピスリー・フィンヌ(épicerie fine)」を取り扱っています。

看板商品、南仏の名産

パスティスやリキュールがずらり

パスティスやリキュールがずらり

コーヒーやチョコのリキュール

コーヒーやチョコのリキュール

では早速お店の看板商品から。南仏生まれのコントワール・ド・マチルドだけに、この地方の特産品はイチ押し商品の一つ。
まずは棚に並んだ色とりどりのボトルが目に入ります。これはパスティス(pastis)といって南フランス名産のリキュールです。フレーバーは果実系のものが多く、メロンやスイカ、レモンなど。アルコール分は45℃。他にはリキュール類もあり、コーヒー、チョコレート、塩バターキャラメル味と言ったフレーバーがあります。この辺のリキュールはアルコール分15%。こちらのお店では、このリキュール類を大きなボトルから量り売りしてくれるんですよ。250mlか500mから選べます。
もう一つの看板商品はババ。ババオラムと言えば皆さんにも分かり易いと思います。小型のブリオッシュのようなケーキをラム酒で浸したもの。棚に並んだババのボトルはサイズも色々あって、フレーバーもベーシックなものから、バニラやオレンジなど少しずつ違います。ラム酒にたっぷり浸かったブリオッシュたちは形が崩れることなく保存されているのだそうです。興味のある人はお試しに340ml瓶で試してみては?
リキュールは量り売りできます

リキュールは量り売りできます

名物、ラム漬けのババ

名物、ラム漬けのババ

サイズも色々

サイズも色々

オリジナルブレンドの調味料あれこれ

オリジナルのマスタード。ソースのように食べられます

オリジナルのマスタード。ソースのように食べられます

食料品店だけに調味料は充実の品揃え。お店のオリジナルブレンドのハーブを調合したオリーヴオイル。乾燥トマト入りやバジル入り、プロヴァンスのハーブが入ったものと、フランスらしいラインナップです。用途に合わせて使い分けられます。ケチャップやマスタードもお店のオリジナル。特にマスタードはとてもバリエーションが豊富です。例を挙げると、蜂蜜&バルサミコ酢、トマトバジル、カレー、オリーヴ&ローズマリー、イチジクと胡桃、などなど・・・。特徴は普通のマスタードのような辛さがなく、そのまま食べられるほどマイルドなこと。野菜のディップやグリル系料理のソースとして使えます。小瓶の詰め合わせセットもあるので、色んな味を楽しみたい人にはおススメです。
ギフト用詰め合わせもあるので、好きな調味料を選んでパッケージングしてもらえますよ。
フレーバー付きのオリーヴオイル

フレーバー付きのオリーヴオイル

ギフト用詰め合わせの例

ギフト用詰め合わせの例

パンのお供には・・・

ペーストの瓶詰めがずらり!

ペーストの瓶詰めがずらり!

右のような小さなトーストに塗るのが王道

右のような小さなトーストに塗るのが王道

フランスの保存食品にはいわゆる「塗る系」が沢山あります。コントワール・ド・マチルドのテリーヌやタポナードは様々な材料から組み合わせたオリジナル色豊かなものばかり。オリーヴをペーストにしたタポナードやバジルペースト、アーティチョークのペーストの他には、ムール貝、イワシ、ホタテのような海産物のペーストも。よくアペリティフの時間に小型のトーストに色んなものを塗って食べる習慣がありますが、こんな時に大活躍しそう。

アペリティフではなく朝食やおやつの時間に活躍するのは甘い「塗る系」。基本的にはチョコレートスプレッドが一般的ですが、こちらではその中でも生姜やピスタチオ入りチョコやココナッツ入りホワイトチョコなど、ちょっと珍しいバリエーションが広がります。またキャラメルペーストにプラリネの中でも違ったフレーバーがあります。
もちろんジャムも忘れてはいけません。特におすすめは2色や3色に分かれたデュオ、トリオシリーズ。混ぜて食べてもいいし、一色ずつ味わうのもあり。見た目もきれいなのでお土産にもピッタリ。
2層や3層になったジャム。

2層や3層になったジャム。

チョコレートスプレッドは朝の食卓に欠かせません!キャラメルペーストもあり

チョコレートスプレッドは朝の食卓に欠かせません!キャラメルペーストもあり

マチルドのスペシャリテ・チョコレート!

ショコラティエとしても人気

ショコラティエとしても人気

小槌付き!割るチョコレート。

小槌付き!割るチョコレート。

エピスリーと並んでコントワール・ド・マチルドのスペシャリテであるチョコレート。売り場面積の約半分はチョコレートで占められているぐらいです。もちろんチョコレートも南仏の自社工場産。ダークチョコレートはカカオ70%以上、昔ながらの伝統的な手法で作られます。
袋詰めされている商品の他、100グラム単位での量り売りチョコレートも。山積みになったチョコレートがずらりと並びます。どれにしようか迷ったら、親切な店員さんが「試食をどうぞ」とひとつひとつ説明してくれますよ。
棚には小槌付きの「割るチョコレート」が並びます。ダーク、ミルク、ホワイトなどそれぞれのベースの上にはカラフルなトッピングがたっぷり。ナッツ系やフルーツ系など色んなトッピングを合わせた4色セットなどもあります。また、レジカウンターでも割れチョコを量り売りしてくれますよ。他にも焼き菓子やキャンディなどちょっとレトロなお菓子も勢揃いです。
ギモーヴや焼き菓子もあり

ギモーヴや焼き菓子もあり

駄菓子屋さんのような楽しいキャンディコーナー

駄菓子屋さんのような楽しいキャンディコーナー

試食もできます

試食もできます


品質とオリジナリティにこだわったコントワール・ド・マチルド。保存食品からチョコレートまで、この1軒で食品系のお土産が揃ってしまいます。またパッケージもお洒落で可愛いので、プレゼントには特におすすめ。お店の中は木箱を上手く再利用した温かみのある空間でゆっくりと見て回れます。ひと味違うお土産を探している人はぜひ足を運んでみて下さいね。
以上、パリナビでした。




記事登録日:2017-04-12

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2017-04-12