イタリアの美味しいものがいっぱい!一歩入ればそこはパリのリトルイタリーです!
食べる+イタリア=イータリー
こんにちは、パリナビです。今回はフランスにいながらイタリア気分を味わえる素敵なスポットをご紹介します。それはマレ地区にある「イータリー(Eataly)」。その名の通り、ここにはイタリアの美味しいものがいっぱい。お買い物も食事も両方楽しめるとあって、オープン以来、旅行者はもちろん地元パリジャンにも人気のスポットです。しかもお洒落エリアとして名高いマレ地区の真ん中にあるのもポイントが高いですね。ではどんなグルメが待っているのか、さっそく入ってみましょう!
マレ地区のリトルイタリー
門を入るとそこはイタリア
イータリ―があるのはパリ4区。ポンピドゥーセンターからバスティーユ方面に向かうサント・クロワ・ド・ラ・ブルトヌリー通りにあります。この通りは個性的なお店がいくつも並んでいてマレ散歩にも楽しい場所ですよ。そしてもともと貴族の邸宅だったことを思わせる門を通り抜けると、そこはもうリトルイタリー!吹き抜けになった天井からは外の光が差し込み、開放的で広々とした空間が広がります。イータリ―は地上階、1階、そして地下1階の3フロアから構成されています。ではまず地上階を探検。
イタリア食材が勢揃い!
カフェスペース「ラ・ピアッツァ」
カジュアルな雰囲気
地上階はレストラン&専門店、そしてスーパーマーケットのフロアです。入ってすぐに目につくのが、カフェスペース「ラ・ピアッツァ(広場)」の真ん中に立っているレモンの木。これだけで気分はもう南イタリア、といったところでしょうか。壁やドアの仕切りがなく、長テーブルとスツールの並んでいるカフェはふらりと利用できそうなカジュアルな雰囲気。しかも天井吹き抜けなのでより一層広く感じます。ここではイタリアのチーズ盛り合わせ、最高級のモッツアレラ、アンティパスティ(前菜類)などのほか、パスタ料理やデザートメニューもあります。アペリティフ(食前酒)やディジェスティフ(食後酒)に加え、様々なイタリアンワインも味わえるので、気軽に試すことができますね。
マルシェに来たような気分
ラ・ピアッツァの奥には、各種イタリア食材の専門店が並んでいます。ここはさながらメルカート(マルシェ)の雰囲気。ショーケースにはパルメザンをはじめとするチーズ各種や、こちらも特産品である生ハム、フランスではなかなかお目にかからないイタリア産の野菜や果物など、新鮮な食材が他に入ります。
普段のイタリアを味わってみたいという人には、惣菜屋やパン屋もあります。しかもイートインスペース付きなので、その場でちょっと試食、ということもできます。パンはビオの小麦粉を使用。食べやすいサイズのピザもあり、小腹の空いた時の大きな味方になります。
チーズも豊富
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アランチーニ(ライスコロッケ)も
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色とりどりのピザ
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グリッシーニもあります
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産地限定のパスタ
そして大きな面積を占めるのがイタリアンスーパーマーケット。ここにはパスタソースやオリーヴオイル、乾麺などなど、選りすぐりの食材が並びます。まずその種類の豊富さにびっくり。オリーヴオイルはイタリアの地方によって分類されていたり、パスタもフランスのスーパーにはない珍しい形のものがあったりと目にも楽しませてくれます。パルメザンチーズに至っては何年ものといった風に熟成期間まで記されているので、こだわりを持つ人にも満足の品揃えです。甘いもの好きの人にはジェラートも魅力的ですね。
ぜひこの機会にお土産など探してみてはいかがでしょうか。
本格パスタとピザはいかが
ピザコーナー。大きな窯は迫力があります
では1階に上ってみましょう。こちらはレストランのフロア。吹き抜け部分をはさむようにして、パスタコーナーとピザコーナーに分かれています。
パスタコーナーでは、職人さんの手による生麺と、産地限定の乾麺が選べます。もちろんパスタと絡めるソース類もイタリア原料100%。お値段は9.50ユーロから18ユーロぐらいです。
ピザコーナーで一番目を引くのは、厨房の真ん中に設置してある大きなピザ焼き窯。とても存在感があります。こちらで食べられるのは伝統的なナポリ風ピザということです。お値段は8ユーロから16ユーロの間で楽しめます。
イタリアワインの宝庫!
イタリアのお酒、何でもあります
お隣の国とはいえ、イタリア食材はやっぱり専門店に行かないとなかなか手に入らないもの。そんなときこのイータリ―は全部の需要を叶えてくれる頼もしい存在です。フレンチもいいけどちょっと趣向を変えて食事を楽しみたい人にはおすすめの楽しいスポットですよ。お洒落なマレ地区の散策がてら、みなさんもパリのリトルイタリーをぜひ満喫してくださいね!
以上、パリナビでした。