ナビから提案するパリ旅行2泊3日モデルプラン!

パリに滞在するのは数日・・・そんな方のためのモデルプラン!

こんにちは。パリナビです。パリに滞在するのは数日で、その後他の都市へ行くという方もいらっしゃるでしょう。そういう方のために、数日でパリを効率良くまわるプランを組み立ててみました。フランス料理やワインを堪能したい、たくさんショッピングをしたい、芸術に触れたい、ゆっくりパリの雰囲気に浸って日本での日常生活をしばし忘れたい…旅の目的は人それぞれだと思いますが、今回はそれらを少しずつ盛り込んだプランをご紹介します。

わくわくの一日目

さあ、パリ滞在初日です! まだパワーがあるうちに、まずルーヴル美術館かオルセー美術館に行ってみましょう。夏の観光シーズンだと、入館するのに長い行列に並ばないといけないので、午前中なるべく早めに行くことをおすすめします。世界中から愛されている「モナリザ」や「ミロのヴィーナス」を見たい人はルーヴル美術館、ゴッホやミレー、ルノワール、セザンヌなどを見たい人はオルセー美術館へ!
ルーヴル美術館

ルーヴル美術館

オルセー美術館

オルセー美術館

次は、やはりこれを見ずに帰国はできない…そう、凱旋門に行ってみましょう! メトロ1/2/6号線・RER-A線 Charles de Gaulle Étoile(シャルル・ド・ゴール・エトワール)駅から出た途端いきなり凱旋門が目に飛びこんでくるので、ある種の感動を覚える人も少なくありません。ただし、常に観光客でにぎわっているスポットなので、スリや置き引きなどには注意してください。
さて、凱旋門を背にしてシャンゼリゼ大通りを歩きます。シャンゼリゼといえば、お買い物天国! ルイ・ヴィトン本店などのハイブランドから、2010年10月にオープンしたH&Mなどのファストファッションのお店、ディズニー・ストア、コスメや香水好きの女性には嬉しいセフォラ、車好きの男性にはたまらないトヨタやルノー、プジョー、メルセデス・ベンツのショールームまで、何でもあります。世界有数の観光スポットなので、パリでは珍しく日曜日や深夜も営業しているお店が多いのも特徴。 
これくらいで結構足が疲れてくる頃でしょうか…。夜ごはんも、シャンゼリゼで食べても良いかもしれません。その後さらに飲みたい人には、マカロンで有名な「ラデュレ」のバーがオススメ。ただし、行列が出来ている場合が多々あるので、並ぶのが嫌いな人は、目に付いた良さそうなバーに入っても良いでしょう。シャンゼリゼは、夜も賑やかなエリアなので、ある意味安全です。
初日は、「これぞパリ!」というパリの中心地をまわりました。たくさん歩いたので、夜寝る前は足をマッサージしたりして、ゆっくりしてください。

少し余裕が出てきた二日目

さて、二日目はパリ発祥の地であるシテ島からスタートしてみましょう。シテ島には、ノートルダム大聖堂があります。興味がある人は、聖堂内に入ったり、塔の上からパリ市内を一望したりしても良いでしょう。キマイラの回廊(別名シメールのギャラリー)にある、たくさんのガーゴイル・シメール・キマイラ像も一見の価値があります!
セーヌ川に沿って少し東の方へ歩いて行くと、今度はサン・ルイ島があります。サン・ルイ島といえば、ベルティヨンのアイスクリームはハズせません。店内で食べる人もいますが、歩きながら食べている人の方が多いかも? このエリアには可愛い雑貨屋さんなどもあるので、お土産を買うのもオススメ。
それから、セーヌ川沿いに並ぶ露店をのぞくのも楽しい。古い絵ハガキや絵画、古本などが並んでいて、雰囲気があります。
セーヌ川沿いの露天のお店 セーヌ川沿いの露天のお店

セーヌ川沿いの露天のお店

セーヌ川を背にして南の方へ行くと、カルチェ・ラタン(学生街)が広がっており、ソルボンヌ大学(パリ第1・第3・第4大学の総称)の学生御用達の書店やカフェなどが並んでいます。高校も幾つかあるので、リセアン(高校生)もたくさんいます。ただし、日本人の目からすると、大学生と高校生の区別はあまりつかないかも? 左岸*は、右岸*のシャンゼリゼやルーヴルほど観光客がいないので、落ち着いた感じです。
*「左岸、右岸って何?」と思った方は、コチラを参照。
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カルチェ・ラタンから西の方へ行くと、サン・ジェルマン・デ・プレに出ます。ここも、ステキなショッピングエリアです。一日目に行ったお買い物天国のシャンゼリゼとの違いは、ここはセレクトショップなど、小さめのお店が並んでいるということ。ステキなカフェもたくさんあるので、どこに入ろうか迷ってしまうかもしれませんね! 日本人にも人気のサロン・ド・テ「ラデュレ」は、シャンゼリゼ店よりサン・ジェルマン・デ・プレにあるボナパルト店の方が混雑していないかも。
そのまま西に行くと、そう。これもまた凱旋門に並ぶパリのシンボル、エッフェル塔があります! 昼間も良いのですが、夜の方が圧倒的に美しいエッフェル塔。夜のエッフェル塔はムードがあるので、カップルの方は是非♥

「もう最終日?」と言いたくなる三日目

もう三日目。最終日ですね…。今日はモンマルトルに行ってみましょう。まずはサクレ・クール寺院に行き、その後モンマルトルの丘からパリを一望し、パリ滞在を振り返ってみてください。テルトル広場には画家がたくさんいるので、記念に似顔絵を描いてもらっても良いかもしれませんね。
モンマルトルを堪能したら、少し南へ行くとサンマルタン運河があります。天気の良い日だったら、運河沿いを散歩するのも気持ちが良いです。夏だったら、たくさんのフランス人が日光浴をしています。あまり肌を焼きたくない日本人女性とは逆で、フランス人は男性も女性もとにかく肌を焼くのが大好き! 運河沿いは下町っぽい雰囲気で、観光スポットではありません。地元の人に交じってのんびりしてみましょう。
さて、最後はマレへ。ここも、シャンゼリゼ、サン・ジェルマン・デ・プレと並ぶお買い物エリアです。日本の雑誌の「パリの街角おしゃれスナップ」などは、よくここで撮影されています。最終日の夜ごはんは、このマレで是非♪


いかがでしたか? 二泊三日なんて、あっという間に過ぎてしまいますね…。でも、パリはコンパクトな街なので二泊三日あれば、急ぎ足とはいえ主なスポットにはだいたい行けます。さらにディープなパリを堪能したい方は、またパリにいらっしゃってください! 以上、パリナビでした。

関連タグ:二泊三日

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-05-24

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