エッフェル塔と並んで、パリの象徴的な存在である凱旋門。入り口は、メトロもしくはRERを降り一番出口を出たら、目の前にロータリーをくぐり抜ける地下道がありますので、比較的わかりやすいと思います。しかし、私はルーブル美術館から散歩がてらにシャンゼリゼ通りを上ってきたので、どこに入り口があるかどうか判らず、しばらくうろうろしました。
シャンゼリゼ通りから凱旋門に向かうと、地下道の入り口は向かって右側の歩道側に有り、左側の歩道を歩いてきた私には見つけられるはずもありません。日本なら左右どちらからでも地下に入れるようにするはずなのですが、ここはフランス。結局シャンゼリゼ大通りから180度反対側まで歩いて行ってやっと入り口を発見しました。
地下を歩いて行くと入り口チケットを求める長い行列ができていますが、フランスの観光地ではよくある光景。またかというかんじです。いいかげんどうにかならないのだろうかと、フランス人気質をうたがってしまいます。並ぶのが嫌なら、ミュージアムパスを買っておきましょう。すこぶる便利で、パリの有名な美術館や観光スポット(ベルサイユ宮殿、アンヴァリッド、パンテオン可、エッフェル塔不可)を、行列に並ばなくても入場できおすすめです。
頑張って螺旋階段を登ると、そこには素晴らしい景色が待っています。エッフェル塔のある場所はロータリーになっており、パリの主要場所から放射状に道がここに集中しています。そこから眺めるパリの景色は圧巻です。長ーい行列を待たされて登らなければならないエッフェル塔よりも断然こちらの方が素晴らしいと私は感じました。
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