ゲイのパレード「ゲイ・プライド」に行ってきました！

こんにちは。パリナビです。皆さんは GAY PRIDE （ゲイ・プライド）ってご存知ですか？　GAY PRIDE とは、サンフランシスコ、ニューヨーク、シドニー、アムステルダム、ベルリン、マドリッドなど、世界中のいろんな都市で行われているゲイのパレードのこと。ここパリでも毎年６月末にゲイ・プライドが行われます。午後2時頃、モンパルナスからスタートして、サンジェルマンを通り、バスティーユまでパレードします。パレードがどのくらいのスピードで進むかによりますが、だいたい午後6時過ぎにバスティーユに到着します。レインボーの旗は「ゲイ・フレンドリー」という意味。これは世界共通ですね！

ゲイ・プライドの歴史

1969年当時、アメリカ合衆国に住む同性愛者たちは、今日のような比較的自由な環境を享受できていませんでした。性的嗜好が原因で解雇された人がいても、それが違法ではなかったため法に訴える手段がなかったり、一部の州を除き、ほぼ全州で同性間性交渉を禁止する法律（通称ソドミー法）が施行されていたり・・・そんな時代の1969年6月28日、ニューヨークのゲイ・バー「ストーンウォール・イン」で、地元警察の虐待に対し、同性愛者が暴動を起こしました。これが「ストーンウォールの暴動（反乱）」。これを機にアメリカでは同性愛に対する理解が進み、世界中で同性愛者の人権運動が始まりました。なので毎年6月28日前後、これを記念するとともに、さらなる権利を獲得するために、世界各地で「ゲイ･プライド」というイベントが行われるようになったのです。（※都市によっては７月初旬など、開催日が若干ズレます）
ちなみに現在のパリ市長、Bertrand Delanoë（ベルトラン・ドラノエ）氏は、自分がゲイと公言していて、毎年このパレードに参加しているそうです。

水色のアフロ

マッチョ系の方々

トラック派のグループその１

トラック派のグループその２