フランスで楽しむレンタカーの旅!

フランスをレンタカーで旅してみました!

こんにちは、パリナビです。今回は、フランスで借りるレンタカーについてご紹介します。えっフランス語がわからないから無理ですって? いえいえ、そんなことはありませんヨ。フランス語がまったくわからない欧州の人々も普通に借りてドライブを楽しんでます。ただ、出発前にちょっとした事前の準備が要りますから忘れないでくださいね!

事前の準備はこんなこと

何はなくとも免許証が必要です。いわゆる「国際免許証」を地元の公安委員会に行って取らねばいけません。手続きは、パスポートと日本で使っている自分の免許証、それと規定の大きさの写真が1枚あればOK!詳細は以下のサイトでチェックしてみてくださいね。
さて、免許証が準備できたら、こんどはレンタカーの予約です。もちろん、当日にレンタカー会社のオフィスで車を貸してください、と言っても対応してくれますが、フランスに限らず、欧州では「事前予約の割引優待」が広く行われているので、利用日が決まったら早めに予約した方が、安くて確実に利用できますよ。また、価格が安くて燃費のいい小型車は、早めにどんどん予約が入るようです。
なお、フランス全土に幅広いネットワークを持つレンタカー各社(ハーツ、エイビス、ヨーロッパカーなど)はいずれも日本語の案内サイトを運営し、日本国内に日本語のカスタマーサービスを置いているので、フランス語の問題を意識することなく手配ができます。
Hertz

Hertz

Avis

Avis

Europcar

Europcar

予約の時のコツと注意

フランス(に限らず、欧州はどこでも)利用日は24時間が1単位。だから3時間借りても23時間使っても利用料金は同じなんです。また、国や会社によっては1日で運転して良い上限距離を決めている場合もあります。せっかく車に乗るからには、別の街まで車で行ってそこで車を乗り捨てたい人もいるでしょう。フランスの場合、大手会社はいずれも乗り捨て料が無料。行きたいところまで行って、目的地の事務所に返せばOK。ただ、いずれの場合もガソリンは満タンで返すのが基本です。もし返却時にメーターでみて明らかに満タンでない時は、あとで高額な割り増し料金を取られるので、注意しましょう!

左ハンドルで運転!

フランスを含む欧州大陸は右側通行です。左ハンドルで運転せねばなりません。ナビが何度か乗った経験では、「はじめの数時間はかなり注意が必要」ですが、しばらくすると慣れてくるはず。

注意したいポイントとしては、
⒈一方通行の細い道から出る時に、思わず左側に入ってしまう。
⒉交差点にあるロータリーへの出入りのタイミングが取れない。
⒊高速道路も追い越し車線は一番左側(右側から抜いたらダメ)
などがあります。
また、当然もことですが、道路の案内表示は全てフランス語です。EU内の道路標識は基本的に標準化されていて、高速道路上ではさほど問題はないのですが、困るのは市街地に入ってから。デザインの都合なのか、街路の名前が小さく書かれている他、そもそもフランス語の地名のスペルは長いため、すぐに頭に入ってこないといった問題があります。

駐車はどうするの?

フランスの場合、駐車場が割りときちんと整備されているので、車を止めるのに困ると言ったことにはならないでしょう。料金ゲートのない駐車場(含む:路肩の駐車場スペース)に止める時は、近くに駐車券の発行機があるはずですから、そこで停める時間分の切符を買って、それをダッシュボードに見えるようにおいておきます。路肩での無料駐車が認められているところもたくさんあります。

外国へのドライブは?

フランスはスイスやイタリア、スペイン、ドイツなどと国境を接しています。でも、レンタカーでそのまま別の国に行ってもなんら問題はありません。ちなみに国境でのパスポートもないし、免許証の効力など問題ありません。ただ、注意したいのは他の国で車を乗り捨てたいとき。これには多額の乗り捨て料がかかるのでできれば避けて戻ってきましょう。

ガソリンの給油は?

ガソリンスタンドは国道沿線や高速道路上など、至るところにあります。ただ、都市の市街地には全くないので、返却の直前にスタンドがない!と慌てないように早めに給油しておいた方がよいでしょう。給油は基本的には「セルフ給油」と同じ方法。つまり、自分ですべてやらねばなりません。支払いは給油を終えてから、併設されているコンビニのレジで行うのが普通。中には全く無人のスタンドもあり、そこでは、クレジットカードを使って決済を行います。

高速道路の走行は?

フランスでは高速道路は基本的に有料です。しかも料金ゲートはほとんど無人化されており、通行券を取ったり、料金を払ったりするのもすべて機械が相手です。面倒なのは、支払いゲートが日本と同じようにETC用とその他の列に分かれていることです。なお、制限速度は130キロと日本と比べて速いため、追い越し車線でのんきに走っていると後ろから「あおられる」ことも少なくありません。

レンタカーの返却と精算は?

返却と精算についてご説明しましょう。
返却のときですが、まず、目的地の返却用駐車場に車を止めます。必ずしも、先にオフィスに行って声をかける必要はありません。

車を止めてから行うべきことは、
⒈乗り終えた時点での距離メーターが何キロを指しているか確認
⒉ガソリンの残量を確認
⒊車に傷などはないか再チェック
これらのデータを返却用の封筒に書いておきます。
無事に車を止め終わったら、忘れ物がないかどうかしっかり確認した上で、車を離れましょう。返却の際、もっとも頭の痛いのは「正確な返却場所が現場に行ってみないとわからないこと」。Googleマップなどでチェックしてもわからないことが多く、結構苦労します。フランスの場合、主要駅にはだいたいレンタカーの事務所が設けられていますが、駅の周辺のどこに返却場所があるのかすぐにはわからないことが多く、悩むことになります。
乗り慣れない外国でのドライブはそれなりに困難を伴うかもしれません。でも、南仏の海岸や、アルプスの山中など、車があるおかげで行ける目的地もたくさんあります。レンタカーの料金は思ったより安めですから、気軽に試すこともできますよ。では、くれぐれも安全運転でフランスでのドライブを楽しんでくださいね。以上、パリナビでした。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-12-06

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