2月もイベント盛りだくさん~♪
ハーブティーなどを飲んで、ほっこり過ごしたい2月・・・
こんにちは、パリナビです。1月にスタートしたソルドも2月14日で終了。昨年末からのビックイベントが立て続けに終了します・・・と思いきや、2月18日からパリの学校は2週間の冬休みに入ります。(クリスマス休みからそう経っていないですよねえ。) 学校が休みになると大人も休みをとって、ファミリーでお出かけするパリジャンたち、冬のアクティビティーといえば、だんとつ人気はスキー!!それでは2月のパリについてご紹介していきます♪
2月のカレンダー、主なイベント!
レ・アール地区です。現在は大規模な工事が行われています。
2月8日(水)~28日(火) EXPOSITION Robert Doiseneau ロベール・ドワスノー写真展
パリ1区のLes Halles (レ・アール) 地区、その昔はパリ中央市場かあった場所、今でも証券取引所が残っており、パリ屈指の商業エリアとして栄えました。1960年代の現地の姿を撮り収めた彼の作品が、パリ市庁舎のサロンにて展示されます。ちなみにこちらはパリ市が主催するイベントです。
バカンスに出発する人でターミナル駅はにぎわいます。
2月18日(土)~3月5日(月) VACANCES DHIVER 冬休み (学校)
クリスマス休みが終わったと思ったら、今度は冬休みです~。子供たちがバカンスを迎えると、それに合わせて大人たちもバカンスを取ります。フランスは本当にヴァカンスの多い国。フランスで働く人々は、年間5週間のバカンスがあり、そしてほとんどの人がそのバカンスをきっちり消化します。フランス人=バカンスという世界?の共通認識、これは本当です (断言) !
※フランス国内では、冬休み期間は地域によって若干のずれがあります。
2月14日(火) SAINT-VALENTIN サン=ヴァレンタン
ヴァレンタインデーです。日本では女性が男性にチョコレートなどを贈る習慣がありますが、こちらはどちらかというと男性から贈るほうが一般的です。それから義理チョコなんてものはありません!あくまで恋人やパートナーに、あらためて愛を伝える日なんです。メッセージ入りのチョコレートや花束など、スイートでロマンティックなものがギフトとして選ばれるようです。
2月21日(火) MARDIS GRAS マルディ・グラ
カトリックの祭事です。直訳すると“豊満な火曜日”。という意味です。人々が仮装したりして、この日を祝います。
会場のポルト・ドゥ・ヴェルサイユの催事場!
2月25日(土)~3月4日(日) SALON INTERNATIONAL DE LAGRICULTURE パリ国際農業見本市
世界最大級の農業見本市が、ポルト・ドゥ・ヴェルサイユのパリ国際見本市会場で開催されます。
農業や酪農はフランスの一大産業です。このイベントの様子はテレビでも放映されるほど注目度が高いんです。2011年はサルコジ大統領も見学に訪れていましたよ!
2月28日(火)~3月8日(木) PARIS FASHION WEEK PRINTEMPS 春のパリのファッションウイーク
秋冬のコレクションが発表されます。通称パリコレ!毎回ショー会場には歴史的建造物や、パリのシンボルである場所も選ばれます。そんなときは歴史とモードの融合も、見所の一つです。また各ブランドでは、業界の人に向けた新作のお披露目が行われます。世界のファッションシーンを牽引するパリ、この時期には世界中からファッショニスタが集まり、街は一層華やかな雰囲気で満たされます。
例年の2月の気候、適した服装は?
テラス席でくつろぐパリジャンたち。
長期予想によると、例年並の寒さとなるそうです。(ただ今年の1月は結果的に例年より気温が高めでした。) また、空気は乾燥気味ですが、雨雲が空を覆う日も多くなりそう。パリでは1月に比べて2月の方が若干寒さが和らぎます。
2月の月間平均 最低気温4度 最高気温9度 降水量10.5mm
寒さが和らぐといってもまだまだ防寒は必須です。ただこの時期になると、寒くてもカフェのテラスで過ごすパリジャンの姿もちらほら見かけます。どのカフェにも超強力なストーブが設置されています (それでも外はさすがに冷えるけれど・・・) 。パリジャンって本当に外で過ごすのが好きなんですよねえ・・・。
人々の様子は・・・
1月のアクティビティーでもご紹介しましたが、フランスはスキー人口がとても多い国。特にアルプス地方には、世界に名高いスキー場が多く点在しています。今月は学校の冬休みを使って、スキーに出かけるパリジャンも沢山です。山や海がない、パリ。山の清清しい空気を吸いに行くだけでも、価値がありそう!ただ、今年はスキー場の初雪が例年に比べ遅く、雪も少なめとの事。天気予報では連日スキー場の積雪情報が流れます。
ところで観察していると、多くのパリジャンたちは寒さよりも悪天候に弱い気がします、曇りや雨の日が多いと、どうやら気分も落ち込むみたいです。そんな長い冬もそろそろ終わり。春の訪れが待ち遠しいですね!
2月、旬の食べ物
今月も旬の食材をご紹介しましょう。寒い冬を乗り越え、味に深みが増した食材たちを、美味しくありがたくいただきたいですね!
果物類 (Fruits)
洋ナシ Poire 干しぶどう Raisans Secs バナナ Banane 栗 Marronなど。
野菜類 (Légumes)
チコリ Endive きのこ類 Champignons ブロッコリー Broccoli レタス Laitue ほうれん草 Epinardなど。
肉、魚類 (Viandes et Poissons)
マグレ・ドゥ・カナール(鴨の燻製) Magret de Canard 羊 Mouton たら Cabillaud サーモン Saumon たい Dauradeなど。
ちなみにマグレ・ドゥ・カナールはフランス南西地方の特産品で、フランスを代表する鴨の料理法です。鴨好きな方には特にオススメ♪
いかがでしたでしょうか。2月もイベントが目白押し!特に農業祭とファッショウイークは、世界的にも注目を集めるビックイベント!さらなる華やかな雰囲気を求めるなら、パリコレの時期はいいかも (ただホテルなどは混み合います) !そしてフランスの真の魅力に触れたいなら、農業祭に出かけてみるのもオススメ!です。以上パリナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2012-01-26