フランスの食が勢ぞろい!国際農業見本市に行ってみよう!

フランスの一大イベント、国際農業見本市!農業国フランスの食がここに集結です!

場所はベルサイユ門の国際展示場!

場所はベルサイユ門の国際展示場!

こんにちは。パリナビです。今日はフランスでも一大イベントの一つ、国際農業見本市へ行ってみましょう!フランスは言わずと知れた農業国。パリで開催される展示会の中でもこの農業見本市は特別大規模で、大統領が毎年視察に訪れることでもよく知られています。会場はベルサイユ門にある国際展示場。ここには1から7までのパビリオンがありますが、農業見本市ではその全部が使われます。それだけでもこのイベントの規模の大きさが計り知れますよね。一般見学もできる展示会で今年はちょうどバカンス時期に重なったこともあり、親子連れの見学者もたくさん訪れていました。牛や豚などのいろんな動物を間近で見たり、フランス各地の特産品に出会ったりと、楽しみ方もいろいろ。それでは一緒にパビリオンを巡っていきましょう!

子供達に大人気!畜産のパビリオン

農場の動物達に会えます!

農場の動物達に会えます!

展示場の中でも一番広いパビリオン1です

展示場の中でも一番広いパビリオン1です

農業市に来たからにはやっぱり本物の動物たちを見たい!と思いますよね。まずはパヴィリオン1の畜産エリアへ。広い敷地に入るとそこはもう農場です!ここでは牛、ひつじ、豚などの動物達がお出迎え。牛は乳製品のための乳牛のエリアと、食用の牛のエリアとに分かれていて、その中でも地方のブランドによって細分化されています。特に食用牛の大きさにはびっくりです。スタンドの中にはチーズの試食販売や特産の牛とチーズで作ったハンバーガーのお店など味覚を刺激されてしまうコーナーもありました!ふだん何気なく食べているお肉でも、実際に牛や豚を見ると、大切に育てて食卓まで届けられていることがよく分かります。食育の面でもこうして動物達を見て触れることはいい機会になりますね。
一番規模の大きいパヴィリオン1で大勢の来場者がありましたが、なんとなくのんびりしたムードが漂っていると思ったのはナビだけではないはず?農場の動物が寝そべっているだけで癒されるんですよね~。農業見本市に来たらこれだけは見ておきたいパビリオンです!
ひつじのショーンみたい!子供達も興味津々

ひつじのショーンみたい!子供達も興味津々

牛がこんなに並ぶと圧倒的!

牛がこんなに並ぶと圧倒的!

地方や品種でみんなちがいますね。

地方や品種でみんなちがいますね。

食用牛はサイズにもビックリ!

食用牛はサイズにもビックリ!

ピレネー産の牛肉とチーズで作ったハンバーガースタンドは行列でした

ピレネー産の牛肉とチーズで作ったハンバーガースタンドは行列でした

これがホントの三匹の子ぶた!寝ている姿がかわいい~♡

これがホントの三匹の子ぶた!寝ている姿がかわいい~♡

こちらはもっと育った豚。寝ているか食べているかのどちらかです。

こちらはもっと育った豚。寝ているか食べているかのどちらかです。

親子で模様が同じ。やっぱり寝ています・・・

親子で模様が同じ。やっぱり寝ています・・・

馬の品評会&世界の畜産と味のパビリオン

馬とロバ専門のパビリオンです

馬とロバ専門のパビリオンです

展示会にやってくるのは牛や豚などの食用の動物だけじゃありません。パビリオン6は馬とロバに限定した会場です。昔から移動や畑仕事のつよ~い味方だった馬とロバ。展示会場も別カテゴリーなんですね。ところで各パビリオンにはイベント用の特設ステージが設けてあるのですが、ここではちょうど馬車馬の品評会が行われていました。賞を獲った馬たちが特設会場を駆けまわる雄姿がとっても素敵でしたよ!労働力として飼われている馬は競馬用の馬とは違ってずしっと安定感がありました。労働力と言えば、小柄で顔の大きなロバもとても愛嬌があってかわいいです!
賞を獲った馬達のお披露目。走る姿がカッコイイんです!

賞を獲った馬達のお披露目。走る姿がカッコイイんです!

たてがみをキレイにブラッシング。大人しくってかわいい♡

たてがみをキレイにブラッシング。大人しくってかわいい♡

さて、おとなりのパビリオン5では、世界の畜産&グルメを中心に展開。ナビが行ったときはちょうどランチライムに重なり、場内は大変な混雑でした!来場者のお目当てはフランス領の島々から届くエキゾチックな楽園ランチ。マルティニークやレユニオン島、カリブの雰囲気のなかで食べるエスニックなランチはどれも美味しそうでした。
畜産のコーナーではアメリカ大陸の牛やひとこぶらくだが人気。ラクダの赤ちゃんがお母さんの乳を飲んでいたりと、見学者もほのぼのしてしまう光景でした。
立派な角!

立派な角!

楽園ランチは大人気です!

楽園ランチは大人気です!

お義母さんの乳を飲む赤ちゃん!

お義母さんの乳を飲む赤ちゃん!

穀物から野菜・果物まで勢ぞろいのパビリオン

フランスの農作物が大集合

フランスの農作物が大集合

パビリオン2は犬と猫のホールと、穀物や野菜などの食物のホールとに分かれていましたが、犬と猫のホールはちょっと見えにくいかなという印象。ペット系の動物が見たい人にはペットの見本市がおすすめです。
また、パビリオン3と4ではフランスの地方の特産品と農業用具のホール、そして特別農場サロンが開催されていましたが、こちらは残念なことに時間切れ。また次の機会があったらレポートしますね!
菜種油の産地。フランス中で栽培されているんですね!

菜種油の産地。フランス中で栽培されているんですね!


さて、農業市と言ったら穀物や野菜、果物は欠かせませんよね。パビリオン2の農業ホールは、農業大国フランスが誇る農作物が種類豊富に展示されていました。朝食から晩ご飯まで毎日の食卓に上るおなじみの作物だけに、関心も高いようです。例えばフランスでは一番食生活に近い麦。1ヘクタールの小麦からは25000本のバゲットができるのだとか。また強力粉の原料となる麦からは、1ヘクタールあたり3850キログラムのパスタが作れるといういことです。やはりヨーロッパは小麦が欠かせないんですね。小麦の収穫に使う巨大トラクターの展示もあり、乗ってみたい人の行列ができるほど。
フランスの主食と言えばじゃがいもも忘れてはいけません。こちらもたくさんの品種が。さすが料理に合わせて使い分けるだけのことはありますね。じゃがいもを使ったレシピのデモンストレーションも開催していました。果物の展示では特にりんごのスタンドが目立ちました。日替わり品種のスタンドがあったり、人気の品種が試食できたりと楽しくおいしく見学できて、訪れた人達も大満足!
大型トラクター体験もできます

大型トラクター体験もできます

小麦粉から作るおやつ。定番ビスケットの模型に思わずガブリ!

小麦粉から作るおやつ。定番ビスケットの模型に思わずガブリ!

じゃがいも料理実演中

じゃがいも料理実演中

野菜と果物で作ったエッフェル塔!

野菜と果物で作ったエッフェル塔!

果物の試食もあり。

果物の試食もあり。


ブースにはパネル展示を見て質問に答える学習型のクイズや、小さい子でも遊べるゲームなど、子供達が楽しみながら学べる工夫も凝らされていました。もちろんクイズに答えると景品がもらえるというお楽しみつき!ふだん当たり前のように口にしているものばかりですが、農業市は生産者の努力や食べ物の大切さを知るいい機会です。一般見学ができるのもラッキー。この時期にパリへ旅行するときはぜひこんなイベントも予定に入れてみてはどうでしょうか!
以上、パリナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2023-03-22

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