初夏のパリを楽しもう!
こんにちは、パリナビです。突然ですが、今年のパリの冬は長かった・・・3月にはいってからも雪が降り、3月末まで冬の寒さが続きました。春の訪れを待ちに待ってやまない人々の心には、イライラがたまり気味・・・。その遅れを取り戻すかのように、5月6月のパリでは、太陽と時間がある限り、人々は外で過ごすことが多くなりそうです!それでは早速行ってみましょう!
5,6月のカレンダー、主なイベント
4月27日~5月13日 VACANCES DE PAQUES 春休み
上記はパリやパリを含む、イル・ドゥ・フランス圏内の学校の春休み期間です。
4月30日~5月12日 FOIRE DE PARIS 2013 パリ・フェア2013
13日間ポルト・ドゥ・ベルサイユの国際見本市会場にて行われる大規模なイベント。テーマは多岐に渡り、健康、食、住まいなど。今日のパリ、フランスそして世界を、様々な角度やアクティビティーから紹介する興味深いイベントです。入場料は大人1人12ユーロです。
5月1日 FETE DE TRAVAIL メーデー
いまだストライキが盛んなフランス・・・この日は普段に増して各地でデモが行われます。もちろん祝日、ほとんどのお仕事はお休みです。
5月18日 LA NUIT DES MUSEES 夜の美術館
2002年から始まったイベント。ヨーロッパ中の国立美術館や博物館が、夜間に無料で開放されます。ビックイベントだけに集まる人の数もすごい!この夜はメトロもバスも特別運行をします。
5月21日~6月9日 ROLAND GARROS ローラン・ギャロス (全仏大会)
テニスの4大大会の一つ、ローラン・ギャロス。クレーコートで繰り広げられる熱戦です。誰がこのビックタイトルを獲得するのか注目です。しかし観戦チケットは試合が進むにつれ、入手が困難に・・・準決勝や決勝戦はプラチナチケットです。
6月21日 LA FETE DE MUSIQUE ラ・フェット・ドゥ・ラ・ミュージック(音楽祭)
パリの街全体が音楽であふれます。コンサートも各地で開催されます。そしてこの日はプロアマを問わず、様々なジャンルのアーティストたちが、夜を徹して個々の音楽を奏でます。人々は音楽に合わせてダンス、ダンス!ラテンの陽気さ全開の一日です。
6月26日~7月30日 SOLDE DE L’ETE 夏のソルド
パリでは最近、年間に何度もソルドが開催されています。しかし元々は夏と冬が2大ソルドの時期!最も規模が大きく。割引率も大きくなります。流行に左右されないアイテム (例えばキッチンアイテム) なども割引になるので、混雑に負けずお店に向かってみたいものです。
6月29日 GAY PRIDE ゲイ・プライド
世界各地で行われるゲイ・プライド。パリでは6月29日に開催されます。参加者達のカラフルで趣向の凝らした衣装、華やかなパレードを見るため、街頭には多くの人が駆けつけます。
例年の5,6月の気候、適した服装は?
5月は年間降水量をみても、雨の多い時季です。日本の梅雨のような感じですね。出来れば、カバンの中に折りたたみの傘をしのばせてお出かけください。また晴れている日は気温が上がります。日焼け対策だけでなく、水分補給をお忘れなく!
長期予想によると、5月は例年よりも降水量が少なめで、その分少し乾燥をしそうです。また気温は例年通りです。6月は降水量、気温ともに平年通りの予想です。
5月の月間平均 最低気温12度 最高気温20度 降水量27.2mm
6月の月間平均 最低気温13度 最高気温23度 降水量14.2mm
人々の様子
夜の21時でもまだ日が出ています!
言うまでもなく、本格的な夏が来る前のこの時期は、太陽や新緑の下で過ごすと非常に気持ちがよいです。日も長いので、遊ぶことに貪欲なパリジャンたちで、どこも夜遅くまでにぎわっています。天気のよい日は、パリの公園はピクニックをする人々で混雑します。ちなみにセーヌ河岸も、パリジャンに人気のピクニックスポット。こちらは日が暮れても、人々はピクニック (というより野外の宴・・・?!) をしています。外で過ごす事が一つのストレス発散法なんだなあ・・・と感じます。また6月末から1ヶ月に渡りに渡り夏のソルドが開催されるので、世界中の人々がパリにショッピングにやってきます。
旬の食べ物
今月も旬の食材をご紹介しましょう。
果物類 (Fruits)
ピスタチオ Pistache イチゴFraise ルバーブRhuburb いちじくFigue 野菜類 (Légumes)
ソラ豆Féve レンズ豆Lentille アンティチョークAntichaut アスパラガスAsperge 肉、魚類 (Viandes et Poissons)
いわしSardine まぐろThon 舌平目Sole 子牛Veau チキンPouletこの季節にオススメしたいのが、レストランのテラス席でのランチやディナー。フランスでは日当たりのよいテラス席から先に埋まっていきます。ちなみにレストランが軒を連ねるエリアでは、日当たりのよいお店の方が (時に味に関係なく・・・!) 人気があったりします。
この季節は野外のイベントも多く、青い空の下で過ごすことが自然と多くなりそうです。日焼け対策をして、思う存分満喫してくださいね!そして、日が長い分、ふと気がついたらこんな時間!なんてことがありますが、あまり出先で遅くなると帰り道に支障が出ることも。楽しみつつも気をつけたいですね!以上パリナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2013-04-25