牛乳パックやペットボトルの回収、レジ袋持参‥ちょっとした意識でできる環境保護。フランスを旅行しながらできるエコ活動ってあるかな?環境視点でフランスを見てみましょう。
こんにちは、パリナビです。地球温暖化、生物多様性、CO2削減‥ 世界中が 環境問題に取り組み始めています。日本人のエコ活動トップ3は、 1、ペットボトルの回収 2、牛乳パックの回収 3、風呂の水の再利用だとか。さて、フランス人は、どんなことに気を付けているのでしょう?また、旅先でもできる小さなエコロジックポイントも合わせて紹介します。地球にやさしいフランス旅行しちゃいましょう!
ビオって何?
オーガニックのことをフランスでは『ビオ』といいます。化学的な肥料や殺虫剤などを使わず、より自然な育て方をした農作物のことを指します。洗剤や加工品などもあります。普通の卵は1㎡につき18匹もの鶏がケージ飼いされるのですが、ビオの卵は、自然放牧で飼われたニワトリが産んだ卵のみ。健康な鶏の卵です。遺伝子組み換えも禁止のビオ。安全なもので健康な生活を約束してくれます。さらに、環境にも配慮できるというワケ。ちょっと値段も高めですが、地球のため!ビオショップやスーパーのビオコーナーで買うことができますよ。
ホテルもエコ‥パリ滞在もエコロジックに!
ホテルに☆が付くのはよく見かけますが、エコラベル付きのホテルもあるんです!では、エコホテルって一体なに?エコプロデュイで掃除します。社員は公共交通機関のみを使って通勤します。電気はエコ電球。朝食やミニ・バーは、ビオ。タクシーの送迎は、相席で‥など、規定をクリアしたホテルのみがエコマークを付けることができます。
政治もエコ?
2009年新しい政党が誕生しました。 その名も『ヨーロッパ・エコロジック』エコロジストを考えを共有する人物を集めた政党です。欧州会議選挙では、パリを含むイル・ド・フランスでは、なんと20%もの票を獲得しました。
コボワチュラージュって?
車を共有して移動するヒッチハイクのようなものです。同じ方向に行く運転者に相談して、車を共有します。同乗者は規定の料金を支払います。ガソリン代、高速代などを計算してワリカンにして、二酸化酸素を軽減できる上に、交通費用を安く済ませることができます。例えば、パリ→レンヌ(ブルターニュ)まで20ユーロ前後。国鉄だと、約50ユーロです。インターネットのページ上では、ニ酸化炭素排出量が掲示されます。料金基準が設けられていて、距離と高速料金から値段を割り出したものを提示するというわけ。車を共有する、bon idee!!しかもエコロジックでエコノミック!
パリで自転車に乗ろう
貸し自転車が フランス各地で設置されています。気軽に借りることができるのも魅力。自転車が走ることができる自転車道も整備されています。トラム(路面電車)や電車にも一緒に乗ることができるから、移動も楽々。簡単に参加できるエコ活動ですね。
パリのレンタルサイクル駐輪場。
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自転車用の道路を走ってね
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教科書もリサイクル!
小さい頃に使った教科書。段ボールの中に埋もれていませんか?もしかして、また見るかも?なんて思いつつ忘れちゃっている教科書、 ありませんか?これって、捨てるに捨てれなくて困ることもありますね。フランスでは、教科書は、一年ごとに返却回収して、次の学生に引き継がれます。破れやすい教科書はビニールコーティングされて、教科書が改正されるまで使います。もちろん落書き禁止ですよ!
マルシェでお買い物
フレッシュな農家直送のフレッシュ野菜、色とりどりのフルーツ、焼きたてのこだわりパン‥マルシェはフランスの朝の楽しみのひとつですね。そこで買い物をするフランス人に注目!みなさん、マイ・バックやパニエ(かご)持参でお買い物。パニエもかわいい!!
旅先でもごみを分別、リサイクルしよう!
パリの街角には、ビンのリサイクルボックスが設置されています。分かりやすくイラストで表示されているので便利。旅先でも分別回収にご協力を!!以上パリナビでした。
こちらは瓶のリサイクル。フタは取ってこの中に入れて下さいね
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街にはごみ箱があちらこちらに設置されています。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2010-12-28