ほんとのパリ、第2弾~徹底的にロハス編!!

パリで旅をしながら、のんびりエコ体験してみませんか?

こんにちは、パリナビです。フランスにもオーガニックやマクロビオテックといった、自分に優しく、自然にも優しい持続可能な世界“ロハス”の波がやってきています!もともとフランス人は物を長く愛用し、のんびり時間を使い、オーバーな仕事をしない国なんですねよ。そこで今回はフランス流ロハスライフの楽しみ方をお届けしたいと思います。それではさっそく行ってみましょう!

まず、LOHAS(ロハス)ってなに?

まず、日本でも良く耳にするようになったLOHAS(ロハス)ですが、実際、じゃぁ、ロハスって何?と聞かれると、なかなか答えられませんよね。そこでナビ調べてみると・・・LOHAS= Lifestyles of Health and Sustainability の頭文字をとった略語。健康と環境、持続可能な社会生活を心がける生活スタイルのことをLOHAS(ロハス)と呼ぶそうです。またBIOとはAgricultule Biologiqueの略で、オーガニック(無農薬有機農法)のこと。

まずは健康の素!オーガニックフード

BIO=オーガニック食材が買えるところと言えば、ラスパイユのマルシェが有名。数年前まで、このマルシェは品も良いけどお値段も高いことでも有名で、“お金持ちしか手にできない”と言われていました。しかし、ここ数年の間にパリの街にはビオの専門店ができたり、スーパーではオリジナルのビオ食品を扱ったりと、一般の人でも簡単に入手しやすいフランスに変化してきています。スーパーでもABマークのついた商品を並べているBIOコーナーがありますので、立ち寄ったら見つけてみてください。
フランスではビオレストランが秘かに話題を呼んでいます。その中の一つ「Le pain quotidian」。ドイツからきたチェーン店で、このお店の魅力は100%ナチュラル素材使用!自然発酵パンや新鮮な野菜にシーフードと体に優しいメニューが盛りだくさんなことです。お値段もそこそこなので家族揃ってみんなでいっても気軽に楽しめます。
さらに人気急上昇中なのがBIOワイン!BIOワインとはビオロジックまたはビオディナミ農法で栽培されたぶどうを原料につくられたワイン。このビオロジックとは、化学肥料や農薬・除草剤は一切使わずに栽培する一般的なオーガニック農法のことで、またビオディナミとは、オーガニック農法からさらに進化して、より健康なぶどうを育てるために自然物質から生成された調合剤を使用し、月や惑星の運行に則り農作業を行うのが特徴的のシュタイナー農法のことです。
これがABマーク!!

これがABマーク!!

♦BIOワインの見分け方♦
ラベルにECOCER(エコセール)/AB(アグリカルチャービオロジック)/DEMETER(デメテール)などの認証表示があります。

地球に優しい☆かわエコバック!!

フランスのスーパーのビニ袋、はっきりいって耐久性は全くありません。薄くて少しでもとがったものが触れれば、裂け目ができます。その代わり、フランスの皆様がご利用しているのが各スーパーのオリジナルエコバック。素材はビニールシートで、軽くて頑丈で雨に濡れて大丈夫。さらにかわいくて使い勝手がとても良いので、ナビは買い物以外にクリーニング袋にも使用しています。各スーパーによって絵柄が違うので一番のお気に入りを持ち歩くと、ちょっとパリっ子になった気分!?それも1ユーロ以下で購入できるのがとってもお財布にも嬉しいですね。地球に負担をかけない持続可能な社会を目指して、まずエコバックから、はじめてみましょう。

予防&代替え医療

夏になるにつれて女性が気になるのは二の腕にお腹といった体系。普通、日本人なら服で隠せ!と思いますが、その反対にパリ人は、お歳を召した方でもキャミソール一枚に素足にミニスカート。自分のボディラインを強調しいかに美しさを人に見せられるかを競う人種です。ここ最近、健康にも気を配る人が増えフィットネスクラブに通う人が多くなったそう。美を磨き体系を維持することで服のサイズ変動が少なくすむ、お気に入りの服も長く愛用できるといったおまけつきのメリット。これこそロハス!!
さらに、なるべく薬に頼らないのがロハス流!フランスでは薬草の国家試験があるほどハーブが身近な存在。なかでもパレロワイアルにある薬草専門店は、飲むハーブからレメディー、コスメにわたるまで、ケミカル商品を一切扱わない自然にこだわったお店。病気の症状を伝えると適切なハーブを選んでくれます。よく話を聞いてくれるので、細かく相談してみましょう。

五感を磨く~LOHAS~

日曜や祝日はほとんどのお店がクローズ。さらにサマーバケーションは長いところで2ケ月もあるフランス。日本人には考えられない長さです。お休みの日は何をするの?と聞けば『お買い物』と返ってくることが多い日本人。でもフランス人は『ジャルダンに行って本を読んで、お城や美術鑑賞』とか、『ランチボックスと本を持って彼と公園に』などなど。それも、どんなに遠いエリアにバカンスに行っても同じような言葉が返ってくるのが大変興味深いポイントです。
アパルトマンの部屋だって自分たち流にお気に入りのペンキを塗り、壁紙を貼ったり、しゃれた絵ハガキをインテリアとして飾ったり、ベランダに花を育てるetc。ほんのちょっとしたことなんですが、潤いある生活を楽しむのが上手な人たちです。

物で心を満たす日本人、一方で自然を感じ、自分の教養を高めるフランス人。あなたは自分を愛し、人にも自然にも優しくできるのは、いったいどちらだと思いますか?以上、フランス流のロハスライフを満喫するパリナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-05-02

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