1＆2月のパリ 【2013年】

1,2月のカレンダー、主なイベント

1月1日　Nouvel an 　元旦
フランスでは、元旦のみ祝日です。2日から仕事始め、という会社も多く、お店も通常通りの営業を始めます。新年の挨拶は、 "Bonne Annee (ボナネ) ” 。 "あけましておめでとう！" という感じで、気軽に言い合います。

年が明けると店頭に並び始めます。

こちらがそのフェーヴ。お店によって違う形なので、集める人もいるようですよ♪

セール前に下見をしておくのがベストですが・・・

日本のように、男性にチョコレートをプレゼントするというよりは、カップルで贈り物をし合います。

2月23日～3月3日　Salon International de l’agriculture 　国際農業祭
農業大国フランス。イベントには、現役大統領が見学に訪れることもあるそうです！メディアからの注目度も非常に高く、フランスを象徴するビックイベントです。またフランスの豊かな食文化のルーツを知ることが出来ます。美味しいものが、沢山紹介されていますよ！会場には牧場が作られ、本物の牛や馬も！貴重な自然体験が出来るとあって、子供たちも楽しめるイベントなんです。

2月26日～3月6日　Paris Fashion week Printemps　春のパリのファッションウイーク
2013/2014の秋冬コレクションが発表されます。イベント期間中は、パリの各地が舞台になります。世界中からファッショニスタが集まり、街全体が華やかさを増します。世相や時代を反映したコレクションに注目するのは、ファッション界だけではありませんよね！ファッションモードのパワーを感じるイベントです。

例年の1，2月の気候、適した服装は？

年間で最も寒い季節です。そして何時降雪があってもおかしくない時季です。野外で過ごすと、足元からしんしんと冷えてきます。底がゴムで歩きやすいブーツがあると重宝すると思いますよ！また足元まで隠れるロングダウン、ニットの帽子は、着用率が高いアイテムです。雪の日は地上交通機関が大幅に乱れる事があります。バスや郊外線などは特に影響を受けやすいので注意が必要です。長期予想によると、1月、2月ともに、例年に比べ湿気が多く、寒さは少しやわらぐ予想です。1月は大気が少し不安定で、突風に注意が必要です。また降水量も多くなりそうです。2月に関しても、降水量が多め、との予想が出ています。パリでは、1月に比べ2月のほうが若干気温が高めです。

駅の構内などは、しんしんと冷えます・・・

澄み切った青空！

人々の冬のファッションをウオッチング！

人々の様子

年が明け、フレッシュな気持ちでまた新たな1年にのぞむ人々。その心のうちは、きっと世界共通ですよね！フランスの年始は、2日から会社やお店が通常通りに戻るので、日本のお正月とは大分様相が異なります。ただ、学校はクリスマス休暇が続いているので、旅行に出かけるファミリーも多いようです。ちなみに、フランスで最もポピュラーな冬の娯楽は、スキーです。フランス中央部に位置するアルプスには、国内だけでなく、世界中のスキーヤーが集まります。年間で最も寒い時季を迎えるパリですが、ソルドとなると各店は熱気でむんむん！またパリジャンたちは、寒くても天気さえ良ければ、カフェのオープンテラスのほうを好んで選んでいます。「寒さなんてなんでもないわ」って顔をしてお茶するパリジャンを、寒くないのかなあ・・・と思わず眺めてしまうナビ。とことん外が好きなんですね～。

ターミナル駅は、バカンスに出かける人、そしてバカンスから帰って来た人で、賑わいをみせます。また、晴れている日は、出来るだけ外で過ごしたがる、パリジャン達。

風邪対策は、豊富な食材で！！

約1ヵ月半に渡ってシャンゼリゼ大通りを幻想的にライトアップしてきたイルミネーションは、1月6日に消灯されます。少し物寂しい気持ちになりますが、これは新たな1年がスタートするサイン。ナビを愛読してくださる皆様にとって、充実した1年となりますように！！！以上パリナビでした。