ブルターニュのおいしいものが大集合♫モンマルトルのホタテ祭りに行ってきました!

今が旬!ブルターニュの海の幸とグルメを楽しむ2日間はモンマルトルの丘で!

会場はモンマルトルの中心にあるアベス駅広場!

会場はモンマルトルの中心にあるアベス駅広場!

こんにちは、パリナビです。今回は毎年1月に開催されるグルメイベント、モンマルトルのホタテ祭りをご紹介します!このお祭りではブルターニュ地方の美味しいものが勢ぞろいするんですよ。ブルターニュ地方の中でも海に面しているコート・ダルモール県は魚介類が豊富。ホタテ祭りという名前のとおり、ホタテをメインにした料理のフードスタンドが充実しています。ほかにも今が食べごろの牡蠣や、新鮮な魚のスタンドも登場。さらにガレットやスイーツ系、そしてシードルまで、ブルターニュの名産品も一挙に味わえる楽しいイベントです。さあ、どんな美味しいものに出会えるでしょうか?さっそくモンマルトルにお出かけしてみましょう!

ブルターニュのコート・ダルモールから届く絶品ホタテ貝!

コート・ダルモール名産のホタテ貝!

コート・ダルモール名産のホタテ貝!

新鮮なホタテを串焼きで!

新鮮なホタテを串焼きで!

コート・ダルモール(Côtes d’Armor)はブルターニュ地方にある県の一つ。ホタテ祭りはその県庁所在地であるサン・ブリュー(Saint-Brieuc)という町とモンマルトルが提携して開催されている恒例イベントです。コート・ダルモールは漁業が盛んで、中でもホタテの漁獲は有名です。今回のお祭りでは港から届いたばかりの新鮮なホタテを気軽に屋台で味わうことができるという絶好のチャンスです。
ホタテの味をそのまま楽しみたい人には、オーソドックスな串焼きがいちばん。串焼きの屋台には行列ができるほどの人気でした。鉄板で表面だけジュワッと焼き上げたホタテは、「これ焼き鳥?」と思うほど大粒で香ばしい味わい。中まで完全に火を通さないので、外は香ばしく、内側は柔らかくレアな感触。噛みしめるとホタテの甘みが口の中に広がります!
鉄板で表面をさっと焼き上げたホタテ

鉄板で表面をさっと焼き上げたホタテ

大粒のホタテはレアな食感が最高!

大粒のホタテはレアな食感が最高!

ホタテ料理でもう一軒人気があったのは、ホタテのココナッツミルクカレー、ライス添えのスタンド。ホタテとココナツカレーのフュージョンがとても相性がよく絶品でした!ここでも大ぶりのホタテが惜しみなくゴロゴロ入っているのがうれしいですね。ホタテをさっと炙ってからソースをかけるため、火が入りすぎることなく、モチモチの柔らかさでした。噛めば噛むほど味が出る、プリプリのホタテの甘みを堪能しました。さすがホタテの特産地です!
ココナッツカレーとホタテのマリアージュ

ココナッツカレーとホタテのマリアージュ

ホタテがゴロゴロ。リピートしたいぐらいの美味しさでした!

ホタテがゴロゴロ。リピートしたいぐらいの美味しさでした!

牡蠣もやっぱり外せない!

新鮮な牡蠣にレモンを絞って!

新鮮な牡蠣にレモンを絞って!

冬の味覚の代表格です!

冬の味覚の代表格です!

ホタテも美味しいけどもうひとつ気になるのが牡蠣ですよね。冬と言えば牡蠣。パリのレストランにも特別に牡蠣コーナーが登場するほどです。というわけでこちらも味わってきました。スタンドではおじさんが鮮やかな手つきでどんどん貝を開けていきます。フランスの牡蠣は日本よりも身がうすくて小さめ。ですので生のままレモンを絞って貝から外し、そのまま貝の中の汁も一緒にチュルっと口に流し込みます。汁の塩気とつるんとした感触がたまりません!開けたばかりの牡蠣は口じゅうに海の香りが広がって、つい食べる手がどんどん進んでしまいます。レモンだけでシンプルに美味しい、冬の味覚の代表格ですね。
外で食べる牡蠣は格別です! 外で食べる牡蠣は格別です!
外で食べる牡蠣は格別です! 外で食べる牡蠣は格別です!

外で食べる牡蠣は格別です!

魚を使ったグルメもチェック!

魚料理も見逃せません

魚料理も見逃せません

お祭りではマルシェさながらのお魚屋さんも出店。豪快に並べられた魚は迫力満点でした。魚を使った料理と言えば、サーモンやマグロなどで作られるリエットは保存食としても重宝します。そして魚のスープは瓶詰めで販売。ブルターニュ産の魚を100%使用した魚のスープは滋養たっぷり。冬には特に温まる一品です。
屋台にも魚を使った料理がバラエティ豊かに揃っていました。ボリューム重視派にはタラのアフリカ風コロッケやフィッシュ&チップスがおすすめ。オマール海老のビスクやハーブとオイルで食べる生ホタテも魅力的です!海に面した地方ならではの色んな魚介類が味わえるのがいいですよね。
産地直送のお魚屋さんも出店 産地直送のお魚屋さんも出店 産地直送のお魚屋さんも出店

産地直送のお魚屋さんも出店

ブルターニュ名物ガレット&ソーセージも!

ソーセージ&ガレットはブルターニュのファストフード

ソーセージ&ガレットはブルターニュのファストフード

ブルターニュと言えばすぐにガレットやクレープを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ホタテ祭りではもちろんガレット&クレープの屋台も参加。ここでも行列ができるほどの人気でした!定番のメニューも捨てがたいですが、せっかくなのでブルターニュ名物のソーセージのガレット巻きを試食してみましょう。これはジューシーに焼いた熱々のソーセージをガレットで巻いただけという、ブルターニュではファストフード的な食べ物です。ソーセージのコクのある肉汁とあっさりとしたガレットの生地がよく合います。豪快にかぶりついて食べたいですね!コート・ダルモールは豚肉食品の産地でもあるので、豚の色んな部位を使って作られたソーセージも豊富なんですよ。
ソーセージもブルターニュの名産品です! ソーセージもブルターニュの名産品です!
ソーセージもブルターニュの名産品です! ソーセージもブルターニュの名産品です!

ソーセージもブルターニュの名産品です!

バターの本場で極上クイニーアマンを味わって!

本場の出来立てクイニーアマン!

本場の出来立てクイニーアマン!

名産バターやキャラメルをたっぷり使ったスイーツも外せません

名産バターやキャラメルをたっぷり使ったスイーツも外せません

最後に甘いもので締めくくりましょう。キャラメルが有名なブルターニュはバター製品が名物ですね。お菓子にもバターをふんだんに使ったものが人気です。お土産にもよさそうなビスケットやパレ・ブルトンという厚手のクッキーが定番ですが、バター系お菓子パンのクイニーアマンはやっぱり外せません。ここでは串に刺さったミニサイズのクイニーアマンを見つけました。オーブンで軽く温めてからくれるので、出来立てのふっくら&サックリ感が絶妙!バターをたっぷり使った濃厚な味わいはさすが本場ブルターニュの味です。パリでもここまで美味しいクイニーアマンには出会ったことがないかも!?というぐらい絶品でした!

イベントには他の地方からワインやシャンパンのスタンドが出ていたり、モンマルトル友の会のテントではパリ産ワインも売られていたりしてブルターニュの味を引き立てるのに一役買っていました。また、伝統的なケルト音楽の生演奏もあり、会場を盛り上げていましたよ。
シードルやりんごジュース

シードルやりんごジュース

コート・ダルモールオリジナルパーカーはいかが?

コート・ダルモールオリジナルパーカーはいかが?

モンマルトル友の会はパリ産ワインを紹介

モンマルトル友の会はパリ産ワインを紹介

コート・ダルモールの観光案内も

コート・ダルモールの観光案内も

ケルト音楽の演奏もあり

ケルト音楽の演奏もあり


モンマルトルのホタテ祭りは1月の中旬ごろ、週末の2日間だけ開催。会場はアベス駅広場で小規模なスペースですが、とても人気のあるイベントなので毎年たくさんの人が訪れます。ブルターニュ地方、コート・ダルモールの味をいっぺんに味わえる美味しいチャンスをぜひお見逃しなく!
以上、パリナビでした。 


上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2023-01-25

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