5＆6月のパリ 【2014年】

こんにちは、パリナビです。パリでもあちらこちらで桜や草花が咲き誇り、春満開といった趣です。これからどんどん暖かくなる5，6月のパリ。イベント、旬の食、人々の様子などなど、ご紹介しましょう！6月には長期間工事中だったピカソ美術館も再オープンします。陽気に恵まれると、あちらこちら訪れたくなりますよね。この時季は日が長いので、日帰りでも郊外にちょっと足を延ばしてみるのも、よいかもしれません！

5,6月のカレンダー、主なイベント

4月30日～5月11日　FOIRE DE PARIS 2014 　パリ・フェア2014

ヴェルサイユ見本市会場で開催されるイベントです。イベント名からはパリを紹介するイベント？という印象を受けますが、世界各国の特産品や特色が紹介されます。テーマも衣・食・住・文化・・・と多岐にわたります。

5月1日　FETE DE TRAVAIL　メーデー

フランスではこの日は祝日。不況が続く時世、各地でデモなども活発に開催されます。この日は普段の勤労に感謝を込めて、スズランを贈り合う習慣があります。

5月17日　LA NUIT DES MUSEES　夜の美術館　

年に一度、ヨーロッパ各地で開催されるイベント。パリでも国立、公立の美術館や博物館が、夜間無料で特別開放されます。普段とは一味もふた味も違った趣の美術鑑賞を楽しみたい方に、ぜひ訪れていただきたいイベントです。ただ、ルーブル美術館など人気のスポットは、行列必至です。

5月24日～6月8日　ROLAND GARROS　全仏テニス

別名“ローランギャロス”とも呼ばれる、テニスの世界4大大会の一つ。伝統ある大会に集まるのは、言わずとも世界のトッププレイヤーたち。日本選手も上位に食い込む活躍が期待されています。入場チケット獲得は至難の業ですが、パリ市庁舎前にはビックスクリーンが設置され、会場さながらの臨場感が楽しめます！

夏至の日　LA FETE DE LA MUSIQUE　音楽祭

この日は街中が音楽であふれる日。一年で最も日が長い日を祝って、野外、カフェなどでジャンル、プロアマ問わずそれぞれが好きな音楽を奏でます。それらに合わせてみながダンスダンス！ラテンの血を色濃く感じる日です。そのお祭り騒ぎは夜半まで続きます・・・　

6月　ピカソ美術館が再オープン

2008年から大規模な工事により閉鎖されていた、後印象派の巨匠、Pablo Picasso (パブロ・ピカソ) 美術館が満を持して再オープンします。6年という歳月をかけてよみがえった美術館、所蔵作品の豊富さは圧巻です。Picassoの作品だけでなく、歴史的価値のある書類やRenoir (ルノワール) や、Cézanne (セザンヌ) やMatisse (マティス) などフランスの画家たちの作品も所蔵されています。

6月中旬　GAY PRIDE　ゲイプライド　

世界各国で開催されるゲイ・プライド。パリの規模も他に負けていません。華やかなパレードには毎年多くの見物客が訪れます。出発はモンパルナス駅前、ゴールは革命のシンボル、バスティーユ広場です。

6月25日～　SOLDES D`ETE　夏のソルド

年に2回、夏と冬に開催される大規模なソルド。夏のソルドは6月25日から始まります。ソルドは夏の間続き、終わるころには秋冬物がウインドーを彩ります。アパレルだけでなく、テーブルウエアやインテリア用品も割引になります。流行に左右されないアイテムに眼を付けるのもいいかもしれませんね！

旬を迎える食材

今月も旬の食材をご紹介しましょう。

果物類　(Fruits)
いちご Fraise　マンゴー Mangue　アプリコット Abricot　ルバーブ Rhubarbe　サクランボ Cerise

野菜類　(Légumes)
アンティショーク Artichaut　なす Aubergine　ソラマメ Feve　キュウリ Concombre　レタス Laitue　ラディッシュ Radis

肉、魚類　(Viandes et Poissons)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
鴨 Canard　子羊 Agneau　オマールエビ Homard 　手長エビ Langouistine　クラブ Crabe　マグロ Thon

4月には目を楽しませてくれた桜の木。今度はサクランボで味覚を楽しませてくれます。街を歩けば、サクランボがたわわになった木をよく見かけます。天候に恵まれれば、非常にリーズナブルな値段で甘くて豊かなサクランボがマルシェに並びます。
また、魚介類は多くの甲殻類が旬を迎えます。ただ蒸したものを、レモンやマヨネーズとともにシンプルにいただくのも、おいしいです！旬のおいしいものを、安く、おなか一杯楽しみたいですね。