風情のある秋のパリ。イベントも続々!
こんにちは、パリナビです。楽しかった夏のバカンスもおしまい。9月からは新学期が始まります。季節もどんどん秋らしくなっていきます。ではそんな9&10月のパリ、どんなイベントが待っているでしょうか?
木々の葉も色づいてきます
9&10月の主なイベントカレンダー
新学期 Rentrée Scolaire(9月1日)フランスの新学期は9月から。大人も子供もバカンスから日常モードに切り替えです。お店ではカバンやノートなど新学期向けのセールをしたりします。
ジャズ・ア・ラ・ヴィレット Jazz à la Vilette(8月30日~9月11日)ラ・ヴィレットで開催される秋の音楽イベント。今年もチック・コリアなど名だたるミュージシャンがやってきます。ラ・ヴィレットの他パリフィルハーモニーも会場になります。
野外オペラ Opéra en Plein Air(9月6日~10日)アンヴァリッドで催されるオペラは10年目を迎えます。今年の演目はプッチーニの「ラ・ボエーム」。入場料は42€から95€です。
ラ・パリジェンヌ La Parisienne(9月9日~11日)
女性のための人気スポーツイベント。シャン・ド・マルス公園ではランニング、フィットネス、ヨガなどのコーチングや、健康食やリラックス法など、健康にまつわる色んなコーナーも展開。最終日はランナーたちがエッフェル塔をぐるりと一周するコースに挑戦、沿道にはたくさんの人たちが応援に詰め掛けます!
ヨーロッパ文化遺産の日 Journées Européennes du Patrimoine(9月17・18日)
エリゼ宮や議事堂、大学など、普段は公に公開していない場所を見学できる日です。入場は無料ということもあって、順番待ちの行列も覚悟の文化遺産の日。それでも並ぶ価値はある特別展示は必見。
ファッションウィーク Fashion Week Défilés Prêt-à-Porter(9月27日~10月5日)
パリコレのプレタポルテウィーク。もしかしたらパリであのセレブに会えるかも??
ニュイ・ブランシュ Nuit Blanche(10月1日)
文化系イベントの一つ、ニュイ・ブランシュ。「白夜」というだけに、この日は夜のアートの祭典です。パリの各エリアで屋内、屋外問わずにエクスポが開催されます。メトロも合わせて終日運転されるので、心置きなく芸術の一夜を過ごせます。
凱旋門賞 Qatar Prix de l’Arc de Triomphe(10月1・2日)
歴史あるレースの中でもトップクラスの凱旋門賞。競馬といえば紳士淑女のたしなみ、ということで観客の装いにも注目です。
モンマルトルのぶどう収穫祭 La Fête de Vendages de Montmartre(10月5日~9日)
パリで唯一残っているぶどう畑はモンマルトルの丘にあるんです。毎年収穫を祝ってフランス各地のワインやグルメもモンマルトルに集結します。パリ産ワインはかなりのお値段ですがかなりのレアものですよ!
トゥッサンのバカンス Vacances de la Toussaint(10月19日~11月3日)
10月後半から11月初めの諸聖人の日まで学校がバカンスに入ります。この時期は大型ターミナル駅や空港が多少混む可能性があります。
サロン・デュ・ショコラ Le Salon du Chocolat(10月28日~11月1日)
世界でも最大級のチョコレートの祭典も20年を記念します。選りすぐりのチョコレートブランドに期待の若手ショコラティエが集合。これからの売れ筋や新しいブランドの発掘など、チョコレートに携わるひとすべてが注目の一大イベントです。
天気と服装
靄のかかる日も
9月の過去の平均気温 最低13℃ 最高21℃
10月の過去の平均気温 最低8℃ 最高16℃
9月の初めはまだ夏の気配が残って暖かい日もあります。その後は日を追うごとに気温が下がってきて、9月の終わりごろは上着が不可欠になります。それでも今年の9月の長期予報ではお天気には恵まれそう。10月はさらに気温の低下が激しくなるので、旅行にはなるべく厚手のアウター持参で。またこの時期は天気も不安定になり、雨が降りやすいので、折り畳みの傘は必需品です。
お勧めお出かけスポット
秋のモンマルトルは格別
モンマルトル
夏の暑い日よりも、風情のある秋のモンマルトルはお勧めの散策コース。サクレ・クール寺院はもちろんですが、アンヴェール駅あたりからのモンマルトル散歩は、パリの下町の雰囲気を味わえるので、パリ観光にはぜひ予定に入れておきたいエリアです。また10月にはぶどうの収穫祭もあるので、それに合わせてのお出かけもおススメ。
この季節のパリの楽しみ方
ファッションチェック!
芸術の秋に触れるパリと言えば芸術の都、美術館やアートイベントには事欠かない街です。でもこの時期はまた特別。文化遺産の日やニュイ・ブランシュなど、普段は見られない展示やアートに触れることができる機会があります。人気のイベントは並んだりとちょっと大変な部分はありますが、一見の価値ありですので頑張って出かけてみませんか。
パリジャン、パリジェンヌのファッションチェック季節の変わり目ってどんな風に着こなせばいいか迷いますよね。こんな時はちょっとパリジャンの着こなしをチェックしてみるのはどうでしょう。スカーフなど小物の使い方やジャケットの選び方など、ちょっとしたところに工夫があるので参考になるのでは?!特に7区や15区あたりのハイソ系パリジャンはお洒落ですよ。マレ地区のウインドーも要チェック。
この季節の特徴は、年によって雰囲気が違ってくること。お天気の日が続く場合は夏の延長のようなムードが残り、ラテン系のパリの一面が見えますが、早く秋が訪れると落ち着いた雰囲気のパリの顔になります。まだまだ観光にもピッタリなこの季節、パリ散策を楽しみましょう!
以上、パリナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2016-08-31