夏休みは思いっきりアウトドアを楽しもう!
こんにちは、パリナビです。パリにも本格的な夏の到来、そしてバカンスの季節がやって来ます。夏のパリは野外イベントが多く、暑くてもさわやかなヨーロッパの気候を満喫するにはぴったりです。バカンスシーズンのパリを楽しみましょう!
いよいよバカンスシーズン!
7&8月の主なイベントカレンダー
ツール・ド・フランス Tour de France(7月1日~23日)
夏恒例の自転車レース。104回目の今年はドイツのデュッセルドルフから出発。ベルギーのリエージュを通過してフランスへ入ります。今回のコースはフランスの東部を南下し、5つの山脈を網羅するのが特徴です。最終ステージはもちろんパリ・シャンゼリゼ。どんなレースが展開されるのでしょう?
夏休みが始まります
トロピカルカーニバル Carnaval Tropical de Paris(7月2日)夏と言えばトロピカル?!熱帯のリズムに乗ってカラフルな衣装に身を包んだダンサーたちが迫力のパレードを繰り広げます。
パリ・ファッションウィーク Fashion Week Haute Couture(7月2日~6日)ニューヨーク、ロンドン、そしてミラノの後は・・・パリコレ。オートクチュールのファッションショーが開催。
ジャパン・エクスポ Japan Expo(7月6日~9日)マンガ、アニメ、ゲームにコスプレ大会などなど、フランスでも人気の高い日本の文化が紹介されるイベント。
夏休み Vacances d’été(7月8日~9月3日)子供たちの待ちに待った夏休みです。遠くへ長いバカンスに出かけたり、田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの家に遊びに行く家族など、過ごし方はそれぞれ。パリジャンの夏休み期間は仕事にも依りますが2週間から3週間は取るのが平均のようです。
パリ・プラージュ Paris Plages(7月8日~9月3日)今年のパリ・プラージュは趣向を変えて期間も長め。何と今年は「砂無し」!その代り、緑や芝生をメインにした作りに変え、さらに今まではエリアに入っていなかった、左岸のソルフェリーノとアレクサンドル三世橋の間もオープン。またヴィレット貯水池の会場では初めてプールも開催。新しくなったパリ・プラージュも気になりますね。時間は9時から24時まで。
革命記念日 Le 14 Juillet(7月14日)
フランス国民にとって一番大事な祝日です。新大統領のマクロン政権初の革命記念日でもあり、大統領のスピーチにも注目が集まります。午前中は軍事パレード、そして夜は恒例の花火大会!毎年進化するエッフェル塔の仕掛けには期待大ですよ!
パーク・フローラル
ラ・ヴィレット野外映画祭 Cinéma en Plein Air(7月20日~8月20日)アウトドア系イベントの一つ。ラ・ヴィレットの広大な敷地が丸ごと映画館になっちゃいます。公園内に巨大スクリーンが設置され、芝生の上でのんびりと映画鑑賞。上映は木曜日から日曜日、日没時の22時ごろから始まります。
クラシックフェスティバル Classique au Vert(8月5日~9月17日)6月から7月のジャズフェスティバルに続き、8月からはクラシックのコンサートが、ヴァンセンヌのパーク・フローラルで開催。ピアノ独奏からカルテット、オーケストラまで編成もバリエーションに富みます。毎週土日、16時より公園内のデルタステージにて開始。
天気と服装
露出が多くなります
7月の過去の平均気温 最低15℃ 最高24℃
8月の過去の平均気温 最低14℃ 最高25℃
パリの夏は気温が高くても湿度が低く、カラッとしているのが特徴です。でも天気の良い日は日差しが非常に強いので、サングラスなしではかなり厳しいかも・・・。特にアウトドアのイベントに出かける際には必需品です。またUVケアも万全でお出かけしましょう。日が暮れるのは夜の10時頃、過ごしやすくなって来るのは大体夜の8時以降です。一日で一番気温が高いのはお昼頃ではなく、夕方の16時~17時頃です。
この季節はパリジャンも夏のファッションを楽しみます。女性ならノースリーブのワンピースにフラットなサンダルを合わせたり、ショートパンツが活躍したりとカジュアルなスタイルが人気。こちらでは日焼けしていることがいいとされているので、長袖を着たりすることはありません。
お勧めお出かけスポット
ラ・ヴィレット公園
パリ・プラージュのあるヴィレット貯水池
ラ・ヴィレットパリの中心部とは離れているのであまり観光地としてはメジャーではありませんが、ラ・ヴィレットはパリジャン御用達のお出かけスポットなんです。科学博物館や球体の映画館ももちろんですが、この時期は公園での野外イベントが盛りだくさん。パリ・プラージュのオープンするヴィレット貯水池はメトロのJaurès駅、野外映画祭へはPorte de Pantin駅が便利です。ただ人通りの少ない地域は避けるようにしましょう。
セーヌ河岸
以前は車道として使われていた河岸も、パリ市の進めるプロジェクトによって車両禁止になるエリアが増えてきました。今年からパリ・プラージュに加わる7区、再開発地区でオシャレなスポットとして人気の出てきた13区など、セーヌ河沿いはまだまだ進化していきそうです。シテ島やサン・ルイ島のようなパリらしい場所で河辺を散策するのももちろん王道の過ごし方!
この季節のパリの楽しみ方
夏ならではです!
水上観光はいかが?
夏のパリ観光にお勧めしたいのが水上観光コース。有名観光地を網羅できるセーヌ河の遊覧船は定番の人気コースですが、それに加えて、パリの下町情緒を感じられるサン・マルタン運河の遊覧船も魅力的です。秋から春先にかけてはこういった水上観光は天候に恵まれなくなるため、できれば夏に体験しておきたいアクティビティです。
今年は早い時期から夏日が始まり、7月&8月もかなりお天気が期待できそう。ただ、夏の期間はカニキュルといって猛暑日が数日続くことがたまにあります。パリの住宅はクーラーは基本的に設置されていないので、寝苦しい夜になることもあります。ホテルではほとんどそういった心配はないかも知れませんが、念のため選ぶ際には冷房が設置されているかもチェックしてみて下さい。気持ちの良いヨーロッパの夏を満喫してくださいね!
以上、パリナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2017-06-28