ほんとのパリ!第1弾~コスメ&入浴編!

パリには『ぎょっとする』ベールに包まれた部分も・・・知られざる花の都をご紹介ししょう。1回目のテーマは「コスメと入浴」編!

こんにちは、パリナビです。史跡や名所、美しいフレンチ、ブランド品にかわいいコスメ雑貨etcと・・・楽しさがぎゅっと詰まった街、パリ。しかし訪れてみると“ぎょっと”するような出来事も。ということで今回はガイドブックには載っていない裏側を、ちょっぴりご紹介したいと思います。パリが好きなあなた、こんな一面もあるのか!と少々驚かないでくださいね。それではさっそく行ってみましょう!1回目のテーマは「コスメと入浴編!」です。

シーズンとわず欠かせない必需品とは・・・!

日本でもお馴染み自然派コスメ、ロクシタン。女性なら一度は耳にしたことがあるシアバター。「肌がしっとしりして、とてもイイ!」という方「塗ってしまうと少しの間は何もできなくて困る・・・」というお声もちらほらと聞こえてきます。しかしこの「べたっ」としたしっとり感は、フランスの地形や気候に関係しているのかもしれません。
というのは日本とフランスの雨量を比較すると東京の降水量はフランスの約2.5倍。日本の高温多湿にうんざりしますが、パリでは「雨乞い」を願いたくなるほど、カラカラの乾燥です。最初は“カラっ”として気持ちがいい!と思うのですが、だんだん日がたつにつれ雨降れ、雨降れ!と心底願い、そして少しでも雨が降ると飛び上るように嬉しくなります。そのため夏でさえクリームをべったり塗らないとお肌はカピカピ、白い粉をふくといった恐ろしい事態に陥りますよ。当初ナビは、夏なのに肌に割れ目に白い粉、「私、皮膚病なのかな」と、ひとり悩んだ時も。周囲に話したところ「ただの乾燥!クリームを沢山塗らないと駄目よ。」と、ひと声。白粉の謎が解明されました。さらに「水は控えめに、洗顔は飲料水を使うコト」と注意ポイントをもらいました。そうなんですフランスの水は「硬水」。厄介なことに、日本と同じように水浴びをするとお肌に大変悪影響を及ぼします。そのため一年を通してボディクリームにハンドクリームが必需品となるのですね。

☆ここで硬水について調べてみました!☆
硬水とは硬度の高い水でカルシウムイオンやマグネシウムイオンが多く含まれているため、一般的に飲料水や料理に洗濯には適さないそうです。でもコーヒーが美味しく頂ける理由はこの水のお陰とも言われています。

フランス人って不潔だよ・・事件簿

憧れをいだき訪れたパリでまず愕然としたのが、毎日お風呂に入らないパリ人、そしてトイレから出た後も手を洗わないことでした。えっ!???と何度心で呟いたことか。しかし後からお風呂に入らない理由は「肌を守るため」と知り安堵。その理由が「硬水」!これを毎日のようにわんさか浴びてしまうと肌は乾燥、髪の毛はゴワゴワになってしまいます。何年も住んでいる日本人に聞いてみても、毎日髪の毛を洗う場合はまんべんなくトリートメントをしないと髪質を保つのは不可能だとか・・・。そう言えば、何の手入れをしていないナビの髪の毛はリカチャン人形のようにゴワゴワ固くなっていました。

☆フランスでお風呂にはいると下記のことがございます。☆

・シャンプーした後は髪がごわつくこと
・洗顔後は顔が突っ張ること
・シャワー後、皮膚がさかさし、白い粉をふき、ひび割れが目立つこと

以上のことがありますので、長期の滞在の際はご注意してください。

エチケットにフレグランスは欠かせません。

さらにフランス人、特にパリ人は匂いに敏感です。イタリアに近い南フランスではガーリックを料理に使いますが、パリではほんの微量。お口や鼻から微量に香るにんにくの匂いさえ嫌がります。さらにフランスと言えばフレグランス。フランス人が通るとそこにはステキな香りが漂ってくるイメージがありますよねぇ。しかしお洒落や色気をアピールする理由の他に、お風呂の回数が少ない分、体臭を消すエチケットとして用いられているみたいです。それはお部屋も同様。ナビのアパルトマンにもルームスプレーが置いてありました。そもそもフレグランスが出来た理由はトイレがなかったベルサイユ宮殿で匂いを消すために開発されたものでしたから、時代を超えても根本は同じであると言えるでしょう。

最後のおまとめ!

憧れの街フランスには、これらは基本中の基本として行ってください。とくに長期滞在の方は石鹸、リンス、洗顔フォームなど水を必要とするものは現地で購入するのがベストです!理由はフランス製の物には石灰を分解する成分が入っているそうです。

☆注意ポイントです!☆
① シャンプーをする回数を減らすこと
② トリートメントは回数を増やすなど万遍なく行うこと
③ 入浴後はボディーローションをたっぷり塗ること

顔の肌荒れがひどい場合は洗顔でもアヴェンヌやエヴィアンなどの飲料水を用いることをオススメします。また多くのモデルも利用していると言われている、ふき取るだけで洗顔&化粧水まで行える「BIODERMA」がオススメですよ。ナビも愛用者です。


いかがでしたか。あなたも憧れのフランスに行って「えっ」と思う体験をするかもしれません。しかしガイドブックを眺めるだけではとうてい味わえない本物の体験があるはずですよ。ということでパリで異文化体験を楽しんでいるナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-03-23

ページTOPへ▲

その他の記事を見る