パリの街をくまなく網羅している路線バス。とってもお得で便利な交通手段です。そちらの利用の仕方についてレクチャーしたいと思います!
こんにちは、パリナビです。バスの街をくまなく網羅している路線バスは気軽に観光ができるとってもお得で便利な方法なんです!乗り方が難しい?降りるときにどうすればよいかわからない?そもそもどの停留所で降りればいいかがわかりにくい!と不安要素が多いように思って最初は敬遠していたナビですが・・・なんてことはない、ふたを開けてみればとっても簡単!食わず(乗らず?)嫌い状態だった感じです。もちろんメトロの方が速いけれど、時間があるときはバスの方が車窓からの景色を見れたり、意外な場所を発見できたり、パリの街の位置関係がわかったり、いいことが盛りだくさんなのです!その上、お得です!
では、早速乗ってみましょう!
ではまず、バスの乗車と降車方法について簡単に説明しましょう。
パリのバスの路線は番号で表示されていて、わかりやすいよう色分けされています。そして乗りたいバスの番号の停留所を探すわけですが、注意点が2つあります。
1つ目の注意点は、方向を間違えないようにすること。停留所ではバスの番号と終着駅(行き先)を同時に確認してくださいね。番号はあっているんだけれど行き先が逆!という場合はたいてい道の逆サイドに停留所があります。
2つ目の注意点は、日曜祝日だと格段にバスの運行本数が減ること。路線によっては運行をしないものもあります。その際はメトロを利用してくださいね!
停留所でまず路線の番号と行き先を確認!
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こちらがパスの路線図と時刻表です。
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日本のような正確な時刻表はありません。。。 |
さて、停留所でお目当てのバスが来たら手を上げて乗車の意思を運転手さんに伝えます。ひとつの停留所にいくつもの番号のバスが止まる場合があるのでバスが来てもこのジェスチャーをしないと通り過ぎてしまうことがあるんです。バスの乗車は前方から降車は後方の扉から、というのは日本と同じです。時々後方からも乗り込んでいる人を見かけたりもしますが、一応そのように決められているみたいです。
バスに乗ったら・・・
切符をこちらの改札機で刻印します。
乗車したら、切符を運転手さんの隣りに備え付けてある改札機で刻印します。切符を持っていない場合は運転手さんから直接購入します。
『アンチケ(切符一枚)・シルヴゥプレー(お願いします)』といえばバッチリです!
ちなみに切符はメトロの切符と共通なので、事前に駅の券売機でまとめて購入しておいてもいいかも知れませんね!“
カルネ”と呼ばれています。その都度並んで購入する手間も省けますし、その方がお得ですよ。またキオスクでも購入できるところがありますよ。ところでバスの場合は最初に刻印してから1時間半、1枚の切符で乗り放題です。
ところで車内には日本と同じく優先席があります。年配の女性などにさりげなく席を譲っているムッシューの姿を見ると、毎回ステキだなあ、なんて見とれてしまうナビ。
降りたいときは・・・
そして、今度は降りたいとき。降車したい停留所の前になったら、座席の隣りにある赤いボタンをおして降りる準備をしてください。ちなみにボタンを押したら車内前方にある『
ARRET DEMANDE』も文字が点灯しているか確認しましょう。日本でいう『次、停まります。』の意味です。ちなみにパリのバスの停車間隔はとっても短いので、“あっ、今降りたかったかも”と思ってもあわてることはありません!すぐに停車のボタンを押せば問題なく歩ける範囲です!そもそも路線図から停留所の名前でみても降りる場所ってなかなかわかりませんよね。地図を片手に降りたいな、と思ったところで下車してみてください。そこから地図を持って通りの名前を見ていけば迷うことはないと思います。
降車の際はこちらの赤いボタンを押します。
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表示が赤く点灯しているか確認です!
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ちなみに路線バスはパリ市内もさることながら郊外を含むイル・ド・フランス全体をカバーしてくれています。メトロや郊外線が走っていない場所もバスでなら行けちゃう!なんてところもありますよ。乗り換えをしながらパリジャン、パリジェンヌのように気軽にバスを利用してパリの街を色々探検してみてくださいね!以上パリナビでした。
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記事登録日:2010-08-13