ノエルへ向かうパリ

今年ももう残すところあとわずか。ノエル(クリスマス)や新年に向けて、パリの街はロマンチックで華やかなムード満載です。

こんにちは、パリナビです。12月にはいると、これから迎えるクリスマスとニューイヤーというビックイベントに向けて、街全体が活気に満ちていますよね。1年のうちで1番うきうきする季節♪という人も多いのではないでしょうか。ちなみにフランス語でクリスマスはNoël(ノエル)、クリスマスイブはRéveillon de Noël(へヴェイヨン・ドゥ・ノエル)というそうですよ!こちら国民の多くはクリスチャン。クリスマスはフランスの人々にとって、とても大事な行事なんですよね。今日はクリスマスにむけ、ノエル一色で華やぐパリの様子を、巷のうきうきモード♪とともにお伝えしたいと思います。

パリの街にちりばめられた光の芸術!

クリスマス時期のパリのイルミネーションの華やかさといえば、世界的にもよく知られていますよね。そちらをお目当てにクリスマス時期のパリを訪れる人も多いとか!そしてその中でも先ずはなんといってもシャンゼリゼ大通りのイルミネーション! 世界中の通りの中でも、シャンゼリゼ大通りは1番美しい!とまで言われるそうですが、そちらの通りに整然と並ぶマロニエの木々に、電飾がほどこされたようなイルミネーションは、無数のシャンデリアのようで本当に幻想的です!また、こちらの青く光る電飾は従来のものに比べてかなり省エネだそうで、美しいだけじゃないんですねえ。ちなみにこちらのイルミネーショは夕方の17時から真夜中の2時まで、1月の中旬まで続くそうですよ。
他にもパリを代表するデパート、ギャラリー・ラファイエットやプランタンのイルミネーションなど、この時期のパリは街を歩けばところどころでオリジナルのイルミネーションに出会えます。今の時期は、夕方の5時を過ぎるとあたりは徐々に暗くなってきます。きちんと防寒をしつつ、華やかで幻想的なシーンをいくつも、そしてじっくり楽しんでみたいですね。
ギャラリーラファイエットのイルミネーションは建物を光で囲むようなデザイン。

ギャラリーラファイエットのイルミネーションは建物を光で囲むようなデザイン。

ノエルへ向かうパリ ノエル クリスマスニューイヤー

マルシェ・ドゥ・ノエルとコンコルド広場の光の観覧車!

コンコルド広場に出現!光り輝く観覧車。

コンコルド広場に出現!光り輝く観覧車。

クリスマス時期のパリの風物詩といえば、この時期コンコルド広場にこの突如出現する光の観覧車とそちらを起点にしてシャンゼリゼ大通りに立ち並ぶ白い小さなコテージ風のお店たち。マルシェ・ドゥ・ノエル(クリスマス市)と呼ばれ、おのおのお店で色々なものが売られています。日本でも見かけたことのある、例えば綿菓子のようなものも売っていたりして面白い!地方料理や民芸品などフランス国内だけにとどまらず、様々な国のグッズも。ちょっと変ったこだわりのあるクリスマスプレゼントを探すにもいいかもしれませんね。また、マルシェの飲食部門で、ナビがオススメしたいのが、“Vin Chaud(ヴァン・ショー)”というドリンク。こちらはホットワインのことです。冷えた体を芯からほっこり暖めてくれるし、美味しいです。お酒がお好きな方は是非試してみてくださいね!
日本では見かけないようなものも沢山!お土産にもいいかもしれませんね。 日本では見かけないようなものも沢山!お土産にもいいかもしれませんね。

日本では見かけないようなものも沢山!お土産にもいいかもしれませんね。

ちなみにシャンゼリゼ大通りのクリスマス市を皮切りに、11月の下旬ごろからパリの街のいたるところにクリスマス市が出現しますよ!特に開催は週末の方がより多い模様です。街を歩きながらお気に入りを見つけてみてくださいね。

ノエル一色のショーウインドー!

パリでのショッピング中、どこのブティックもショーウインドーの飾りつけが魅力的だと感じたことはありませんか?どのお店も気合が入っていますよね!そんな普段から華やかなショーウインドーがノエル一色になるこの時期、いつもにも増して、街を行く足が止まりがちになります。おとぎの世界に迷い込んだような、そんな錯覚を覚えるようなお店も。それぞれのブティックのテーマを垣間見ながらお買い物するのってとっても楽しいですよね!

今年のツリーはどんなイメージ?

大切な人たちと過ごすクリスマス、各家庭でもクリスマスのデコレーションには気合いが入ります。デコレーションは、ホワイト一色でシンプル、シックな感じ?ゴールドやシルバーをベースにした、ちょっぴりゴージャスなイメージ?多くの色を使ったにぎやかなイメージ?そんな会話が聞こえてきそう!サパン・ドゥ・ノエル(クリスマスツリー)のオーナメントなどわくわくするものが沢山店頭に並んでいます!
ホワイトツリーもステキ!

ホワイトツリーもステキ!

沢山ありすぎて選ぶのに一苦労?!

沢山ありすぎて選ぶのに一苦労?!

ノエルへ向かうパリ ノエル クリスマスニューイヤー
本物のもみの木。好きなオーナメントを飾ったらきっとムードもさらに増しますね。

本物のもみの木。好きなオーナメントを飾ったらきっとムードもさらに増しますね。

“Idées de cadeaux?(プレゼントのアイディアは?)”

クリスマスのプレゼント、何にする?・・・とこの頃になると、クリスマスプレゼントを探して周る人々でどこのお店もにぎわいを見せています。ちなみにフランスでは年間を通じて25%分の消費がこの時期だというデーターもでたそうですよ!こちらでは大人から子供、カップル同士だけではなく、家族でもプレゼントを交換しあうそう。贈る人の喜ぶ顔を想像しながらプレゼント選びをする姿はとってもほほえましい!各ブティックでもクリスマスの限定品が販売されたり、思わず手に取ってしまうものばかり。いつもは財布の紐が固めのナビも、このときばかりはクリスマス・マジック?!にかかってしまいます。。。
キッズのお店!おとぎの世界のよう。 キッズのお店!おとぎの世界のよう。

キッズのお店!おとぎの世界のよう。

クリスマスバージョンのコスメ達。

クリスマスバージョンのコスメ達。

かわいらしくパッキングされています。

かわいらしくパッキングされています。

カードを添えてプレゼント♪

カードを添えてプレゼント♪

クリスマスディナーの準備

オンリーフォアグラのコーナー!

オンリーフォアグラのコーナー!

クリスマスでのご馳走といえばどんなイメージでしょうか?とにかくご馳走が食べられる機会といえば子供だけでなく作る本人を含め、大人もわくわくしますよね。クリスマスの食事をRepas de Noël(ルパ・ドゥ・ノエル)と言うそうですが、そのメニューはもちろん各家庭によって様ざま。鴨のローストやサーモンのグリルまたまたフォアグラを使った料理など。いずれにせよ豪華なラインナップで、スーパーには特設のコーナーが出現します。ちなみにナビはクリスマス・イブの食事の席で子豚ちゃんの丸焼きが出てきて、みんなが大盛り上がり!というシーンに居合わせたことも・・・またクリスマスのデザートにはチョコレート!クリスマス色の華やかなパッケージに入った、キラキラとしたチョコレートが、これでもか、と並んでいます。また日本でもおなじみの切り株のケーキは“ブッシュ・ドゥ・ノエル”という名前でおなじみのデザートです。食事をコーディネートする脇役の食器類もクリスマス仕様のものから豊富にそろっているこの時期、ついつい目が奪われてしまいますね!
ノエルへ向かうパリ ノエル クリスマスニューイヤー スーパーの広告もノエル特集!

スーパーの広告もノエル特集!

ノエルへ向かうパリ ノエル クリスマスニューイヤー
クリスマス仕様の食器類!可愛い!

クリスマス仕様の食器類!可愛い!


そんなわけで、クリスマスにむけて華やかなムードが漂うこちらの様子をお伝えしてみました♪
パリではクリスマスに雪が舞うことも珍しくないそう!もし、ホワイトクリスマスになればさらにロマンチックな思い出になりそうですね!以上、パリナビでした。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-12-10

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