年末のパリに三泊四日で行って来ました!!

憧れの都パリへ、ロンドンから初めてユーロスターを使って相棒と行ってきました。2010年も終わりに押し迫った暮れのパリへ三泊四日での珍道中です!!

こんにちは。ロンドンのわだんごです。今回初めてパリナビにお邪魔しております。どうぞ宜しく。さて、わだんごと相棒は2010年も暮れに押し迫った12月にロンドンからユーロスターを利用して初めてパリへ行ってきました。3泊4日の珍道中をお伝えします!!

12月27日 ロンドンからパリへ。~モンマルトル界隈探索~

パリ北駅

パリ北駅

2010年、何十年ぶりの寒波が英国中を荒れ狂う中、わだんごと相棒は夜が開けやらぬ5時過ぎに地元の駅に到着。と、つかさず駅員さんが近寄ってきて一言、
「今日電車ないよ」。
わだんごはその場で失神しそうになったのですが、二言目の
「でも心配しないで、ロンドンセントパンクラス駅の近くまで長距離バス出すから」
との言葉に息が吹きかえりました(でも、事前にインターネットから電車のタイムテーブルをちゃんとチェックした時は電車はあったのに・・・どういうことやねん)。
そして長距離バスに乗ること約1時間、地下鉄へンドン駅に到着。そこから地下鉄セントパンクラス駅まで数十分。何とか予定時間にたどり着けたのでした(このころ、ユーロスターのインターネット掲示板では雪の影響のため発車の1時間前には駅に到着しておいて下さいとのことでした)。
さて、定刻どおり電車はパリへ向けて出発。ユーロスターからの車窓を背に眠りこける中、パリ北駅に到着。パリ寒すぎ!!
まずはホテルへ。わだんご一行は今回格安パッケージを利用しての旅行だったので、ホテルは着いて「そうそう」ではありましたが、スタッフは親切だし、何と言ってもシャワーのお湯の出が良いことに満足!(それだけイギリスのお湯の出が悪いと言うことなのか??家のシャワーのライムスケールの除去を年末までに済ませることを心に硬く誓ったわだんご)。
AU BAROUDEUR PATIENT

AU BAROUDEUR PATIENT

パリ北駅から徒歩約5分でホテルに到着後、さっそく腹ごしらえに。パリ北駅界隈にはたくさんのレストラン、カフェやファーストフードショップが見当たります。その中でも相棒が選んだのがこのお店、「AU BAROUDEUR PATIENT」。パリ北駅から横断歩道を渡ってすぐ目の前。お店の不陰気と店員さんも愛想がよく満足。相棒が注文したのはハンバーグ。でもただのハンバーグではないのです。半生!!それにソースはなく直接肉に味がついる。そしてそのサイドにも驚き!チップがカーブになってるんです。揚げても中はしっとり、もちもち。これは特許なのか??(さすがパリ、美味い!クール!)。
TIRAMISE:7ユーロ

TIRAMISE:7ユーロ

TARTARE POELE:14ユーロ

TARTARE POELE:14ユーロ

腹ごしらえの後は観光ということで、時間は夕方近くなっていたため、この付近をと選んだのがモンマルトル(事前にちゃーんとパリナビさんで下調べ!!)。

まずはサクレ・クール寺院を目指します。パリ北駅から徒歩約10分で目的地へ到着(近くて良かった)。夕方近くになってもまだまだ観光客でにぎわってます。ケーブルカーもありますが、わだんごと相棒は階段をチョイス。ちょっときつかったですが、登りきった後のそこから広がるパリの風景に脱帽!!
その後、寺院の中を見学(寺院の中ではお静かに!!)。出てくると外はどっぷりと暮れていました。わだんご一行は本日の夕食をパリの友人ととる予定になっていたので、このモンマルトルにあるレストランに決定。待つこと数十分、友人のオードリー登場~(熱いハグを交わす)。そして彼女がお勧めと選んでくれたのが「LA BOHEME DU TERTRE」。
モンマルトルのレストランはやはり地元の人より、観光客の方が多いのでしょうか。結構なグループの人たちでレストランの中はにぎわっています。私が選んだのはこのディナーセットメニュー。味にも店内の雰囲気にも満足し、そしてパリ初日の夜はふけてゆくのでした。
*ディナーセット19.50ユーロ *ディナーセット19.50ユーロ *ディナーセット19.50ユーロ

*ディナーセット19.50ユーロ

12月28日 ~シャンゼリゼ界隈探索~

朝食つきのためホテルで軽い食事を済ませ、いざ観光へ。この日、わだんごと相棒が真っ先に向かったのが凱旋門。初めて利用するパリの地下鉄にドキドキ。ぜんぜん難しくはなかったですよ。ロンドンの地下鉄も難しいとは思わないですがそれより簡単だった気がします。
凱旋門に到着。この日は天候が悪く、凱旋門に登ってはみたが景色は・・・見えない、あんまりガスってて。結局凱旋門の売店で数枚ポストカードを購入後、下で待つ相棒にも気づかい?すぐに撤退(相棒は高いところが苦手だったことがこの旅で発覚)。しんどい思いして階段でひたすら登ってみたものの、天候のせいでいまいちでした。
フ-ケッツ

フ-ケッツ

お次は凱旋門からズーット一直線上に続くシャンゼリゼ大通りへ。゛オーシャンゼりゼ~゛っと歌って歩くのが子供の頃からのわだんごの夢がかなった瞬間!と、通りは大きなお店が並んではいましたが、わだんごのご予算ではどうにも購入不可能なお店ばかり。ここは相棒が冷やかしで入って見たいといういくつかのお店へ寄ってみました。
ベンツ ベンツ ベンツ

ベンツ

トヨタ トヨタ トヨタ

トヨタ

ルイ・ヴィトン本店 ルイ・ヴィトン本店

ルイ・ヴィトン本店

シャンゼリゼ大通りをさらに歩いてコンコルド広場へ。辺りはたくさんの屋台がでていました。でもほんとにこの日寒くて寒くて。
次はオルセー美術館へ向かおうと、広場の観覧車近くのセーヌ川にかかる橋を渡ったところで素敵なお店を発見(ごめんなさい。あまりの居心地の良さに思わず写真を撮影するのを忘れていました)。ここは多分、地元の方々が主に来られてるお店だと思いましたが、あまりにわだんごと相棒は感銘を受けたので写真はありません。軽食やお茶でもゆっくりすごせると思いますよ。

「BRASSERIE LE CONCORDE」
 239 Boulevard Saint-Germain 75007 Paris  
Tel:0145514371
その後、オルセー美術館へ。お店を出てからすぐに到着しましたが、すでに長蛇の列、列、列。それでもまじめに寒さの厳しい外で待つこと3時間。やっと館内に入れました。でも、撮影は禁止!!のでまた写真はありません。
館内を堪能し、外に出るとまたどっぷりと日が暮れていて、さて今晩はどこで夕食をと考えていたところ、昨日、友人のオードリーがオペラ座に日本のおいしいラーメン屋さんがあるから、要チェック!!と言われたことを思い出し、さっそくオペラ座へ地下鉄で移動。夜のオペラ座を背景に、オペラ通りを南下。
日本食のお店がたくさんある中の一軒で見つけました。店の名前は「ひぐま」。店内に入るとそこは本当に日本の商店街にあるラーメン屋さんのような、何ともいえない雰囲気がかもしだされていました。ロンドンでまだラーメンや餃子を口にしていなかったわだんごは大感激。おいしかったです!!
完食の笑みを浮かべる中、ふと相棒に目をやると表情ぐったり。オルセー美術館の前で寒さをこらえて待ったのがあだとなってしまったようで、なんと高熱発症。食事も喉に通らない状態でつらそうだったので、急いでオペラ座界隈を後にするのでした。

12月29日 ~シテ島界隈探索、エッフェル塔、クルーズ~

風邪薬(熱さまし)

風邪薬(熱さまし)

昨晩は常備薬の軽い風邪薬を服用した相棒。今朝もまだ少し辛そうだったので、わだんご朝食を調達しに「Quality Burger(マクドナルドのフランスばん??)」ショップへ行くかたわら、ホテル近くの薬局へ。薬局のお兄さんは親切にこの薬の服用の仕方を教えてくれました。相棒は朝食後、再び熟睡(イギリスと比較するとパリは飲み物が高く、お薬が安い気が)。
さて、お昼より再び探索開始!!ほぼ回復したかのような相棒と次に目指すはシテ島。実は昨日、この辺りの観光を済ませる予定でしたが相棒の体調不良により今日に変更。
まずはノートルダム大聖堂へ。クリスマスは終わってたのですがまだツリーが飾られたままでした。それにしても大勢の観光客でごったがえしてましたよ。
ギリシャ料理のお店

ギリシャ料理のお店

ノートルダム大聖堂は外からだけ見学して、その後昼食をとりにレストランへ。ノートルダム大聖堂周辺にはたくさんのレストランやカフェが見当たりました。中でも私たちが歩いていた通りにはギリシャ料理のお店も多かったので、そちらにしようかとも思ったのですが、結局私たちが選んだレストランはここ「LA COUR DE LA HUCHETTE (フレンチレストラン)」。
お昼のセットでスターターにサラダ、メインにステーキとフライドポテトがサイドに、そしてデザートの自家製アップルパイとアールグレイティーでしめ。ここでわだんご、思ったのですが、やはり食の国フランス、そして世界の名だたる料理に必ずといって良いほど注目されるフランス料理とだけあってか、レストランやカフェの店員さんは何かしらすこぶるプライドを持ってお仕事されている気が。何かしら一時的アルバイトとは違う(アルバイトでもしっかり接客されている方達もたくさんいらっしゃいますが)プロフェッショナルぶりにわだんご感銘をうけました。
さてお次に目指すはエッフェル塔。エッフェル塔に到着し、いままでに見たことのない長蛇の列を目撃。もう見た瞬間からこれは登れないと断念。その後にもまだ予定があったため完全にあきらめました。しかしながら、たった一人それを影ながら喜んだのは相棒でした(そうだよね。だって君凱旋門に登れないくらいだものね。命拾いしたかもね)。さて、そうこうしている間にも日はどんどん暮れ、お次に向かうはアルマ橋を渡ったところにある船乗り場。
今回のツアーパッケージについていたオプションでエッフェル塔からさほど離れていない場所にありました。と、約1時間のセーヌ川クルーズの出航です。日が沈んでのクルーズはやっぱりロマンチックでした~~(でもいぜん夜の撮影に難航するわだんご)。
クルーズを満喫したところで、本日最後のイベント?夕食をとりにオペラ座を目指します。昨夜、相棒が夜のオペラ座界隈を歩き回れるような体調ではなかったため、もう一度その界隈へ。今夜の食事がパリでとる最後の夕食だったため、何かスペシャルなものをとブラブラ歩きながら見つけたのが、オペラ座からすぐのベトナムレストラン「Le Santal」。賑わう大通りから少し奥に進むだけでとても静かで落ち着いた雰囲気のお店です。オーナーさんもとても気さくでかわいい感じのするお母さん。オーダーしたのはサイゴンビール、生春巻き、フォー、海老の炒め物、そしてお肉の炒め物。シンプルですがしっかり味はついていて、満足~。

12月30日 ~ルーブル美術館、オペラ座周辺~、パリからロンドンへ。

パリ観光最後の日になってしまいました。この日のパリは快晴。最後にこんなに晴れなくてとも思いましたが、最後にパリで青空がみれてよかったと思うことにして、いざルーブル美術館へ。観光から戻ってきたときすぐにチェックアウトできるよう、出発前に荷物整理してホテルの荷物置き場へとりあえず荷物を預けて出発。オルセー美術館の長だの列を待って発熱してしまった相棒の苦い経験から、今朝は早く行こうとホテルを後に、ルーブル美術館へはオープンと同時刻くらいにつきました。が、すでに長い列が。しかしながら今回はオープンと同時刻くらいの到着だったため、約1時間程で館内まで進むことができました。入り口すぐでいただいた館内案内図(日本語はもちろん、英語の他数カ国語の案内図がありましたよ。)をもとに、有名な彫刻や絵を見にいざ行動開始。ルーブル美術館はオルセー美術館とちがってフラッシュさえたかなければ撮影可能でした!!
1階:彫刻部、古代オリエント美術部、古代エジプト美術部、古代ギリシャ・エトルリア・ローマ美術部、アフリカ・アジア・オセアニア・・・
ラムセス二世座像

ラムセス二世座像

ミロのビーナス

ミロのビーナス

ミケランジェロ

ミケランジェロ

エロスの接吻で目覚める

エロスの接吻で目覚める

2階:工芸品部、古代エジプト美術部、古代ギリシャ・エトルリア・ローマ美術部、絵画部、グラフィックアート部、特別展示室
サモトラケのニケ

サモトラケのニケ

モナリザ

モナリザ

カナの婚宴

カナの婚宴

ナポレオン1世の載冠式

ナポレオン1世の載冠式

3階:フランス絵画、グラフィックアート、フランスの作家による素描、ドイツ・フランドル・オランダ・ベルギー・ロシア・スイス・・・
いかさま師

いかさま師

ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像画

ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像画

その他にも・・・
青空の下初めてはっきり見ることのできたオペラ座

青空の下初めてはっきり見ることのできたオペラ座

ルーブル美術館を後にするころにはすでにお腹ペコペコだったわだんごと相棒。ランチもですが同時にそろそろ時間も心配になってきたので、アクセスが良い辺りをと選んだのが、再びオペラ座界隈(でも、明るいうちに来るのは初めて)。それならこの界隈で仕事をしている知人のオードリーにも最後に再びお別れが言えると、一石二鳥。
そこで相棒が選んだのは「ひぐま」!!はい、再びです。この前お邪魔したときに体調不良で食事がのどを通らなかったのですが、本人すごく日本のラーメンと餃子を口にしたかったらしく、いざふたたび(私はまた食べられて嬉しい)。
その後、その周辺をブラブラと探索。あるわ、あるわスイーツのお店!!
オードリーともお別れをすませ、ホテルへ。親切にしていただいたスタッフに見送られ、わだんごと相棒はホテルを後に。さて、帰りも念のために1時間早めに駅に入って待つことに。
しっかし、ここでハプニング!!待てども待てども掲示板にどこへ行けばいいのか出てこない。時間は出発時間ぎりぎりになり、そこでやっと乗り場が掲示板に。時間を気にしながらもあわてて2階のホームへ。荷物検査やパスポート提示をすませ、さてホームへついた時に駅の係員に言われた言葉にわだんごと相棒はぶち切れ!!
「だめだよちゃんと出発15分以上前には着てくれないと、その電車出たよ」
何ゆっとんねん!!1時間も前に駅に入って待って、そっちがぎりぎりに掲示板に指示出したから遅れたんやろうがあ~~。っと少々口論気味になりながらも、帰れないと困る。しかしながらなれた口調で係員が次に言った言葉、
「でも、まかせて。次の電車(1時間後)に空席あるから、そことってあげるから」
わだんごたちが悪いわけじゃないだろう!!(さてここで、みなさんくれぐれも時間が迫ってきて何も指示が出ないときは、早めに係員さんに確認しましょうね)。
ともあれ、次のユーロスターでロンドンへ戻ってこれたわだんごと相棒。いろいろハプニングもありましたが、記憶に残る良い旅ができ、そして2010年は暮れてゆくのでした。

最後にこの旅で購入したもの

年末のパリに三泊四日で行って来ました!!パリ探索 年末のパリに三泊四日で行って来ました!!パリ探索
年末のパリに三泊四日で行って来ました!!パリ探索 年末のパリに三泊四日で行って来ました!!パリ探索
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-02-15

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