JALとエールフランスを乗り比べ!
こんにちは、パリナビです。パリへご出発の皆さん、飛行機はどこの航空会社を利用しますか?
日本からパリへの直行便では、日本航空(JAL)、全日空(ANA)そしてエールフランスの3社があります。
今回ナビはJALを利用してパリ→東京→パリを体験しました。JAL とエールフランスは提携会社でもあるため、東京→パリはエールフランス便の利用になりました。
ではこの2社の航空会社、比較も含めてレポートしていきたいと思います。
シャルル・ド・ゴールに出発
ターミナル2E
パリ市内からシャルル・ド・ゴール空港へは色んな行き方がありますが、今回ナビはRERのB線に乗りました。パリ中心部からだと30分ほどで10.00ユーロです。ただ、RERは地元の人たちの通勤電車でもあるため、時間帯によってはスーツケースを持って乗り込むのが難しいことも。
シャトルバスは、オペラ発のロワシーバスが50分前後で片道11.00ユーロ、発着地が選べるエールフランスバスは、60分前後で片道17ユーロほどです。(2015年9月現在)
いざチェックイン!
JALのチェックインカウンター
フライトは21時発のJL046便。空港には2時間前には着いていたいですね。ターミナルは2E。さすが日本の航空会社、チェックインさばきもスムーズです。荷物検査を済ませて搭乗エリアまで来るとほっと一息。免税店での楽しいショッピングタイムです。ブランド品以外にもパリ土産のお店もあるので、市内で買いそびれたひとはこちらでどうぞ。搭乗エリアはガラス張りで開放的、広々してます。窓の外には飛行機がずらり。
では搭乗です!
JAL機が見えます
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搭乗エリアは広々
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免税店でショッピングタイム
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いざ搭乗!
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快適!JALのエコノミーシート
エコノミーでも快適!
いつも飛行機に乗り込み、ファーストクラスやビジネスクラスの横を通り過ぎるたびに、「いいなあ広くて~」と横目で見ていくナビですが、今回のエコノミーシートには大満足!足元がゆったりしているのです。背もたれを薄くして座席間隔を空けたことで、最大10センチ足元が広くなったとのこと。ひざがツンツンする感覚がありません。このシートの導入路線はJALのサイトでチェックできます。個人モニターはタッチパネル式。リモコンの左手にはスマートフォンホルダーと、時代のニーズにも合わせてあります。
気になる機内食は?
和食メニュー、豚のみそ焼き
フライト中の一番の楽しみは機内食!和風と洋風からメインを選びます。今回のメニューはこちら。
○豚のみそ焼き ご飯添え あるいは
○チキングリルのマスタードソース パン付き
○スモークサーモンのペンネサラダ
○ほうれん草のサラダ
○フルーツ・デザート
メインは両方味見しましたが、どちらも美味しかったです。豚はしょうが焼き風に大きめカット。チキンは食べやすく小さめカット。マスタードソースは少し甘めです。お味噌汁のサービスがあるのもうれしいですね。ただ欲を言えばサイドメニューがもうひとつでした。
そしてこちらが到着前の朝食メニュー
○クロワッサン
○ハッシュドポテト
○ベーコンとソーセージ
○ヨーグルト、フルーツ
長時間フライトと寝不足のせいか、ポテトとベーコン類はやや重たい印象。クロワッサンは、パリの味を期待してはいけないようです。
12時間弱のフライトを経てようやく羽田空港へ到着!
エールフランスにてパリへ出発!
羽田空港国際線ターミナル
エコノミークラスはやっぱり狭いのです。。。
東京→パリは22時発のAF0293便。チェックインもエールフランスのカウンターになります。羽田空港の国際線ターミナルは、お店もおしゃれで人気のレストランが勢ぞろいです。ぜひ搭乗前に美味しいものを食べて腹ごしらえしておきましょう。(理由は後で明らかになります)。
いざ搭乗。エールフランスのアテンダントがにこやかにお出迎え。さて、こちらのエコノミーシートはいかに・・・。
やっぱり従来のエコノミーシートでした。期待してはいけませんでしたね。でもJAL 便を先に経験してしまったので、どうしても狭い感が・・・。シートが狭いことで有名な(?)エールフランスですから、このまま12時間がんばりましょう。
他にも個人モニターがいっぺんに作動しなくなるなど、離陸する前からすでにフランスの洗礼が!
チェックインカウンターもエールフランス窓口
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エールフランス式個人モニター
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気になる機内食は?
和食メニュー、鮭のたまごソース
洋風メニュー
やはり和風と洋風からのチョイス。
○鮭のたまごソース きんぴら、椎茸 ご飯添え
○豚肉のブレゼ パプリカソース ローストポテト にんじん
○ポテトサラダ 野菜のブリュノワーズ
○チーズ
○レモンケーキ
美食の国フランスだけにメニューもオシャレなのですが、何しろ羽田で美味しいものを食べてしまったせいかあまり食欲がないのに加え、鮭はフライで衣が多くて甘いたまごソース、ちょっとべったりして重く、豚肉のパプリカソースもパプリカの風味なし、という、残念な結果に。ごめんなさい、ナビはほとんど残してしまいました。羽田で食べたのがいけないのか、機内食がイマイチなのか、判断はお任せします!
JALと比べてみて思ったのですが、JAL和食、エールフランスなら洋食と、その国寄りのメニューの方が若干美味しい(気が)しました。
夜間飛行中はスナックのサービスもあるので、途中お腹が空いたら利用してください。
朝食メニュー
朝ごはんは、
○パン、クロワッサン
○ジャム付きワッフルとクレープ
○ヨーグルト
甘いもの尽くしなところがフランスです。
このままではエールフランスの分が悪いのでフォローすると、アテンダントさんがにこやかでユーモアがあり、とても良い印象でしたよ!!
そんなこんなでシャルル・ド・ゴールに到着!が、着いたのは夜中の3時・・・。当然電車もバスもなく、タクシー代を節約したいナビ一行は、朝5時前のRER始発を待つことに。がらんと人気のない空港ではカフェすら開いてないので、同じく始発を待つ人たちに混ざってベンチでひたすら待つのみでした。まあこれも良い経験ということで。
結果としてはJALもエールフランスも快適に乗れました。シートと機内食では今回はJALに軍配です。
皆さんもどうぞ楽しいフライトを過ごして下さいね!
以上、パリナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2014-09-24