パリマラソンを見に行ってきました!

4月10日、快晴のパリを4万人のランナーが駆け抜けました!

こんにちは、パリナビです。日本では最近約3万5000人が東京の街を駆け抜けた、東京マラソンが記憶に新しいですが、ここパリでも毎年4月に世界最大規模の市民マラソン、その名もパリマラソンが開催されます。パリのシンボル、凱旋門をスタートし、パリのモニュメントを、文字通り駆け抜け、広大なブローニュの森の先、16区のオッシュ通りがゴールです。凱旋門を背に、シャンゼリゼ大通りを、4万人を越えるランナー達が駆け抜ける図は、まさに圧巻です。35回目を迎える今年も予定通り4月10日に開催されました!その前哨戦?!のランニング・エクスポの様子と合わせてレポートします!

ランニング・エクスポ!

4月10日の大会に先立って、参加者へのゼッケンの引渡しや、健康証明書などのチェックなどの参加受付とともに、沢山のテナントが集まって関連商品を紹介する、大規模なエクスポが3日間に渡って行われました。会場は数々の国際的なエクスポが開催される、ポルト・ド・ヴェルサイユの展示会場。平日にもかかわらず多くの人でにぎわっていました。
○ゼッケンの引渡し、健康証明書の確認
ナンバーごとに区分けされているので、ブースに並び、ゼッケンを受け取ります、その間、さまざまな言語が聞こえてきました。外国人の参加者も多く、このレースのためににパリに来る人も多いようです。また、とても大事な健康証明書のチェックもあり。参加賞もこちらで配られていました。
ゼッケンや参加賞の引渡し場所では様々な言語が聞こえてきました! ゼッケンや参加賞の引渡し場所では様々な言語が聞こえてきました! ゼッケンや参加賞の引渡し場所では様々な言語が聞こえてきました!

ゼッケンや参加賞の引渡し場所では様々な言語が聞こえてきました!

○ランニング・グッズ
各ブランドともに最新のラインを展示。またオフィシャルスポンサーのAsicsアシックスでは、パリ・マラソンの公式グッズも販売。公式グッズの中には2011年パリ・マラソンヴァージョンのシューズなどもあり、レア度高し!また、レースにはとても大事な靴選び、皆さん真剣な様子で選んでいました!
パリマラソン、オフィシャル・グッズ! パリマラソン、オフィシャル・グッズ! パリマラソン、オフィシャル・グッズ!

パリマラソン、オフィシャル・グッズ!

○フルマラソンに欠かせない栄養補充食品
バナナ、BIOのジュースを試食できるコーナーがあったり、ナビもトライさせてもらいましたが、とっても美味しかった♪やはりフルマラソンは限界への挑戦。マラソンキットなるものが存在し、どのタイミングでどれを摂取するか、など細かい説明がついています。またレース前は消化がとても早く、かつエネルギーになるものをとらなくてはいけないようで、各ショップのスタッフが丁寧にアドバイス。外国人が数多く参加するこの大会、英語を話せるスタッフも沢山いました!
○フランス国内外のレースを紹介するコーナー
フランスはマラソン、サイクリング、またトライアスロンが盛んな国、通年フランス各地あらゆる場所でマラソン大会が開催されるようです。その案内のブースも集まっていました。世界遺産、モン・サンミッシェルの海岸沿いを走るレースなども!!また国内にとどまらず、ヨーロッパの各地のマラソン大会の案内もあります。面白かったのは、ワインを片手にマラソンを走るというボルドー地方の大会・・・ワインを飲みながらフルマラソンを完走できるとは思えませんが!でもこれぞ、フランスって感じですね♪
モン・サンミッシェルの近辺の海岸を走る大会も・・・

モン・サンミッシェルの近辺の海岸を走る大会も・・・

こちらは、ボルドー地方でのマラソン大会のパンフレット!

こちらは、ボルドー地方でのマラソン大会のパンフレット!

いよいよ大会当日!!

ランニング・エクスポでかなり楽しい思いをしたナビ、当日のテンションは最高潮。(出場しないのに・・・)この日の天気は快晴。気温も上がりそうです!!

○まずはコースを見てみましょう。
パリマラソンのコースですが、パリの街を駆け抜け、名所を網羅します。それでは順にみていきましょう!
凱旋門→コンコルド広場→ルーブル美術館(リヴォリ通り側)→市庁舎前→バスティーユ広場→12区→ヴァンセンヌ城→ヴァンセンヌの森→バスティーユ広場→セーヌ川右岸(シテ島やノートルダム大聖堂を横目にします。)→ルーブル美術館(セーヌ川側)→セーヌ河岸→パレ・ドゥ・トーキョー→シャイヨー宮(エッフェル塔が目の前に!)→ブローニュの森→16区、アヴェニュー・フォッシュ→フィニッシュ!!
パリの美しい名所を駆け抜けるコースです。
パリの美しい名所を駆け抜けるコースです。
パリの美しい名所を駆け抜けるコースです。

パリの美しい名所を駆け抜けるコースです。

スタート前には日本で起きた大災害での犠牲者の方々へ、黙とうが捧げられました。

スタート前には日本で起きた大災害での犠牲者の方々へ、黙とうが捧げられました。

いよいよスタート
スタートはシャンゼリゼ大通りです。会場までは電車で向かう人、歩いて向かう人、スタートの1時間前には凱旋門を背に同じ方向へ向かう人々の波ができていました。4万人が出場するとあって、シャンゼリゼ大通りはランナーで埋め尽くされました。スタート地点は目標タイム順で、そのタイムが早いランナーから色分けしてラインに並んでいます。

そしてスタートは8時45分、その瞬間に近づくにつれ、盛り上がりを見せる人々、そんなとき、今年は出発の直前に日本で起きている大災害の犠牲者の方々へ、黙とうが捧げられ、今までざわめきをみせていたその場が一瞬、静まり返りました。祈りは通じたでしょうか。通じるといいな、と心から願ったところで、スタートの合図。一斉に走り出すランナー達の姿は圧巻!
パリの各駅には会場に向かうランナー達が沢山!そしてスタート地点に近づくにつれ、とても大きな人波になっていきました。 パリの各駅には会場に向かうランナー達が沢山!そしてスタート地点に近づくにつれ、とても大きな人波になっていきました。 パリの各駅には会場に向かうランナー達が沢山!そしてスタート地点に近づくにつれ、とても大きな人波になっていきました。

パリの各駅には会場に向かうランナー達が沢山!そしてスタート地点に近づくにつれ、とても大きな人波になっていきました。

それぞれの想いを胸にスタートです!!

それぞれの想いを胸にスタートです!!

できるだけコースを追ってみました!

スタートを見送ったナビ、さっそく、いくつかのポイントに陣取って駆け抜けるランナーをチェック!
○バスティーユ広場‐5キロ地点
まず、シャンゼリゼ大通りからメトロの1号線に乗って向かったところはバスティーユ広場!スタートから5キロの地点です。皆さん考えることは同じのようで、メトロの中はすごい混みようです。バスティーユでほとんどが降りる中、プロのカメラマンはトップ集団を激写するため、一足先に10キロ地点のヴァンセンヌの森へ直行していきまし!スタート地点から5キロはランナーもまだまだ元気一杯で、パフォーマンスをしながら通り過ぎる人や、街頭の人と言葉を交わす人などさまざま!
セーヌ川河岸-24キロ地点
スタートから約1時間半後、今度は4区、セーヌ川沿いに移動。スタートから24キロ地点です。シテ島と右岸の間のセーヌ川河岸をランナーが駆け抜けていきます。男子の先頭集団はすでに通過してしまっていましたが、第2集団と女子の先頭集団を見ることができました。スタートから24キロ過ぎたこの地点でも、まさにダイナミックな走りで感動!
女子の先頭集団が来るよー!教えてくれました!

女子の先頭集団が来るよー!教えてくれました!

そして、その先頭集団!しなやかな走りでした!

そして、その先頭集団!しなやかな走りでした!

色々な国から応援が来ていましたよ!

色々な国から応援が来ていましたよ!

○ゴール-42.195キロ地点
そして最後の地点、フィニッシュラインに駆けつけたナビ。気温も20度を超え、直射日光がとってもまぶしい!体力の限界に挑戦したレース、ゴールした後は座り込んで動けない人も沢山。バナナやりんご、そしてスポーツドリンクなどが配られ、それを摂取する人もいれば、応援に駆けつけた人を探す人たちの姿も。またマッサージコーナーなどもあり、長い列ができていました。ゴールした人に贈られる、メダルを下げ、Tシャツを早速着たランナーの人々の顔には、走り終えた爽快感が満ちているようにみえました。
本当に、お疲れ様でした!!! 本当に、お疲れ様でした!!!

本当に、お疲れ様でした!!!


一人一人のランナーがそれぞれの思いを胸に、レースにのぞむ姿をみて、ナビはなんだか無性に感動をしたのでした。そして特に今回のレースでは日の丸をプリントした、ランニングシャツを着て走っている人の姿を沢山見かけました。以上、今回のマラソンでマラソンの魅力を実感したパリナビでした。
関連タグ:マラソン市民ランナースポーツ

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-04-19

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