映画『アメリ』のパリロケ地めぐり!

映画『アメリ』のロケ地になったスポットをご紹介!

こんにちは。パリナビです。今回は世界中でヒットした映画『アメリ』(原題: Le Fabuleux Destin dAmélie Poulain/アメリ・プーランの素晴らしい運命)のロケ地をご紹介しましょう。基本的には、主人公のアメリが住んでいるモンマルトルが中心となりますが、意外といろいろなスポットが映画の中に出てきますよ。では、さっそく行ってみましょう!

『アメリ』のあらすじ

まず、『アメリ』をまだ見たことがない人、昔見たけれど内容を忘れてしまった人のために、あらすじをご紹介します。(※結末は書きませんので。「ネタバレ」はナシです)

主人公のアメリは小さい頃他の子供と遊べなかったり、母親を事故で亡くしたりしたせいで、昔から一人でいる時間が多く空想癖があった。それは、大人になってカフェで働くようになった今でも変わらない。そして、周囲の人たちに小さな幸せを運ぶため、こっそり裏で色々な仕掛けをするのが好き。そんなアメリも、ある日恋に落ちる。相手はポルノショップで働くニノ。彼の趣味は、スピード写真ボックスの下や横に置いてあるゴミ箱から、捨てられた証明写真を拾って集めること。ニノは、この大事な証明写真のコレクションアルバムを落としてしまい、それを拾ったアメリはニノに返そうとするが…。自分の世界に閉じこもっていて、なかなかカラを破れないアメリ。さて、結末は?

ロケ地になった場所

さて、いよいよロケ地となった場所をご紹介しましょう。
ノートルダム大聖堂

ノートルダム大聖堂

☆Cathédrale Notre-Dame de Paris (ノートルダム大聖堂)

アメリの母親が、ノートルダム大聖堂の上から落ちてきたケベック人観光客にぶつかり、亡くなってしまうシーン。(それにしてもフランス人は、ベルギー人やケベック人を本当によく冗談のネタにします…)

☆Rue des trois frères (トロワ・フレール通り)

アメリのアパルトマンがある通り。 通りの名前は、「三人兄弟」という意味。この通りには、『アメリ』に出てくる八百屋さん「コリニョンの店」もあります。このあたりは坂が多く、パリの下町の雰囲気が味わえます。
トロワ・フレール通り

トロワ・フレール通り

トロワ・フレール通りから見える景色

トロワ・フレール通りから見える景色


モンマルトルの丘

モンマルトルの丘

☆Montmartre (モンマルトルの丘)

アメリが好きなこと。この丘からパリの街を見下ろしながら、「パリで今この瞬間、何人がオーガズムに達しているのかな?」と想像すること。

サン・マルタン運河

サン・マルタン運河

☆Canal Saint-Martin (サン・マルタン運河)

アメリが好きなこと。この運河の水面に向かって小石を投げること(水切り遊びをすること)。

☆Café des Deux Moulins (カフェ・デ・ドゥー・ムーラン)

アメリが働くカフェ。このカフェの中では、色々な人間模様が繰り広げられます。昔はサーカスで働いていたオーナーのマダム、毎日体のどこかの調子が悪いと訴えるタバコ売り場のジョルジェット、骨を鳴らすのが好きなウェイトレスのジーナ、梱包材をプチプチつぶすのが好きでジーナにつきまとう嫉妬深い常連客ジョセフなど。
カフェ・デ・ドゥ・ムーランの外観

カフェ・デ・ドゥ・ムーランの外観

中にはアメリの写真が飾られています

中にはアメリの写真が飾られています

トイレにもたくさんアメリグッズが! トイレにもたくさんアメリグッズが!

トイレにもたくさんアメリグッズが!


コリニョンの店

コリニョンの店

☆Au Marché de la Butte (オ・マルシェ・ドゥ・ラ・ビュット)/Maison Collignon (メゾン・コリニョン)

アメリが住むアパルトマンの一階にある八百屋さん「コリニョンの店」。店主のコリニョンはいつも従業員のリュシアンを人前でバカにするので、アメリのいたずら心に火がつくことに…。

北駅

北駅

☆Gare du Nord (北駅)

パリ近郊の街Enghien-les-Bains(アンギャン・レ・バン)に住む父親に会いに行くために、ちょくちょくアメリはこの駅を利用します。

☆サン・メダール教会 (Église Saint-Médard)付近の電話ボックス+Le Verre a Pied (ル・ヴェール・ア・ピエ)

アメリが偶然見つけた、誰かの宝箱。持ち主を探し出して、その人物に宝箱をこっそり渡すシーン。映画の中では、サン・メダール教会の近くに電話ボックスがありますが、実際は(現在では)ありません。
サン・メダール教会

サン・メダール教会

ル・ヴェール・ア・ピエ

ル・ヴェール・ア・ピエ


ラマルク・コーランクール駅

ラマルク・コーランクール駅

☆Le Métro Lamarck-Caulaincourt (ラマルク・コーランクール駅)

アメリが盲目のおじいさんの手をひいて、歩きながら街の様子を口頭で説明するシーン。この駅で、おじいさんの手を離して別れます。メトロの入り口の両サイドに階段があるのが印象的です。

パレス・ビデオ

パレス・ビデオ

☆Toys ♡♡ Palace (トイズ・パレス)/Palace Video(パレス・ビデオ)

ニノが働くポルノ・ショップ。映画の中では店名が「パレス・ビデオ」ですが、現在では「トイズ・パレス」になっています。ただし、よく見ると鏡の部分に透明の文字で「パレス・ビデオ」とも書かれています。女性はちょっと入りにくいお店…。アメリはよく入って行けたなあと思います。

基本情報:
住所:37, Boulevard de Clichy 75009

東駅

東駅

☆Gare de l`Est (東駅)

ニノとのやりとりをするときに、何回か出てくる駅。この駅の構内にあるスピード写真ボックスで、アメリは怪傑ゾロのマスクを付けて写真を撮ったりします。


いかがでしたか? アメリのようにパリ中を散策してみても面白いかもしれませんね! 映画同様、何かステキなハプニングが起こるかもしれませんよ! 以上、パリナビでした。
関連タグ:アメリロケ地撮影地

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-05-31

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