パリの絶景スポット☆パンテオンの屋上でパノラマ体験！

こんにちは、パリナビです。パリの絶景スポットといえばみなさんはどこを思い浮かべますか？凱旋門、エッフェル塔、モンマルトルの丘・・・？場所によって見え方が変わるのもパノラマビューの楽しさですね。
さて、今回は歴史あるカルチエ・ラタンの絶景スポットへ行ってみましょう。どこだか分かりますか？そう、聖ジュヌビエーブの丘に建つパンテオンです！通常の観光スポットとしても人気がありますが、4月から10月まではパノラマチケットを追加することで、円柱が並ぶ屋上のドームまで上ることができます。さて、パンテオンからのパリはどんな眺めでしょうか？さっそくレポ開始！

パノラマ付きチケットで 入場

パンテオンの入場券は一般で11.50€、パノラマ付きチケットは15€です（2022年現在）。パンテオンの中に入ってから内部の階段でドームへ上るので、パノラマチケットだけの販売はありません。また、観光シーズンだと当日券がなくなる可能性もあります。ナビが見学したときは、入場券を買う長蛇の列ができていました。パノラマの当日券も売り切れだったので、チケットは事前にネットで買っておくのがおすすめ。これだけで並ばずスマートに入場できますよ。
事前予約の場合、あらかじめ時刻を決める必要があります。パノラマ見学は予約した時間から開始になりますので、入場したらまずドームに上る階段の入口へ向かってください。矢印で案内が出ているので分かりやすいですよ。
階段の登り口でパノラマチケットを見せたら、あとは自由にドームまで上ります。パンテオンの場合はグループ見学ではなく個人見学なので、自分のペースで上ることができます。これは助かりますね。
パノラマは地上35メートル。階段は全部で206段あります。エレベーターなどの設備はありません。でもここで朗報。階段はほかのモニュメントに比べるとだいぶ上りやすいです！幅が比較的広く、窓からの光がたくさん入ってきて目にも親切。これだけでもとても上りやすくなるんですよね。でも構造はうずまき状のらせん階段ですから手すりはしっかりと持って、足元に気をつけて上ってくださいね。

パノラマへ上る階段

明るめで上りやすいです

360度のパノラマビュー

エッフェル塔とアンヴァリッドが見えます

サン・シュルピス教会とラ・デファンスのビル群

モンマルトルの丘とサクレ・クール寺院

工事中のノートルダム大聖堂

スポットの表示パネル

見比べて確認しましょう

すぐ裏のサン・テティエンヌ・デュ・モン教会

モンパルナスタワー

天井の装飾		白い円柱が並びます
壁もきれいになりました		パンテオンの屋根が見られます

パンテオン内部と地下クリプト

パノラマを満喫したらパンテオンの内部へ。広々とした地上階にはパリの守護聖人である聖ジュヌビエーブゆかりの絵画や彫刻など、そして有名なフーコーの振り子があります。さらに、正面には国民議会を表した大きな彫刻があってひときわ目を引きます。真ん中に建っているのは共和国の象徴マリアンヌ、左右にいるのは議員たちと共和国軍です。
地下にあるクリプトは、フランスの偉人のための墓地です。哲学者、科学者、作家、芸術家など、フランスに大きな功績をもたらした著名人がここに眠っています。一見地下の迷路のように見えますが、通路は整然として分かりやすい造りになっています。クリプトの入り口には名前で検索できるタッチパネルが設置されていて、お目当てのお墓をすぐに調べることができるのも便利です。また、各納骨所の入り口の前にも、どのような功績を残した人物なのかを知ることができるパネルもあります。パリの墓地とは違う厳粛で荘厳な雰囲気がただようクリプトは訪れる価値がありますよ。

国民議会の彫刻

地下クリプトの廊下

ヴィクトル・ユーゴー

エミール・ゾラ

アレクサンドル・デュマ

パノラマ見学は、上りと下りの階段が別になっているのでスムーズな流れ、見学者とすれ違う危険性もありません。また、グループではなく個人見学なので、自分の好きなペースで時間を使えるのもいいですね。
パンテオンは近くにリュクサンブール公園やムフタール通りなどもあり、散策にも便利。左岸の観光には外せないスポットです。天気のいい4月から10月の間にはぜひここからのパリのパノラマを楽しんでくださいね！
以上、パリナビでした。