Japan Expo 2010 に行ってきました~コスプレーヤー編☆

Japan Expoの目玉といえば…そう、コスプレーヤーたちです!

こんにちは。パリナビです。今年も、Japan Expoが開催されました。ヨーロッパ最大の日本の(アニメ)イベントということで、毎年フランスだけでなく、イタリアやドイツ、スペインなど他の国からわざわざ足を運ぶ人たちもたくさんいるようです。

フランスのコスプレーヤーたち

さて。このイベントの目玉、一番面白いのは「気合いの入ったコスプレーヤーたち」! 聞くところによると、日本でこういうイベントがある際、日本人の場合、会場で着替えたりするそうです。しかし、フランス人の場合は、自宅からコスプレが基本。だから、イベントに向かうコスプレーヤーたちを、電車やバスなどの公共機関で見かけたことがある人もいるのでは?

さあ、お待ちかねのコスプレーヤーたちの写真をご覧ください!

☆駐車場から会場に向かう途中に見かけたファミリー。
家族全員コスプレーヤーって、スゴイです。毎年このイベントに来ているそうです。写真ではよく見えないかもしれませんけど、なんとベビーカーの中で寝ている赤ちゃんにまで、コスプレ用のリングを頭にはめていました。(なので、この赤ちゃんも自動的に「コスプレーヤー」になること間違いなし!?)
左端にいる男の子:『NARUTO -ナルト-』の「暁メンバー」のコスプレ。<BR>真ん中のパパ:『BLEACH』の「隊長」のコスプレ。<BR>右端にいる男の子:『NARUTO -ナルト-』の「ナルト」のコスプレ。

左端にいる男の子:『NARUTO -ナルト-』の「暁メンバー」のコスプレ。
真ん中のパパ:『BLEACH』の「隊長」のコスプレ。
右端にいる男の子:『NARUTO -ナルト-』の「ナルト」のコスプレ。

☆『キャッツアイ』の「3人組」のコスプレ。
フランス人カメラ小僧たちがたくさん集まって、彼女たちの写真を撮りまくっていました。(…って、ナビもその一人? いえ、ナビはカメラ小僧たちの視線とは違った視線で撮影しました)
☆アニメではなく、芸人「レイザーラモンHG」のコスプレ。
「写真を撮らせて!」と言ったら、ご丁寧に腰まで振ってくれましたが…動画ではないため、その様子は撮れませんでした。(彼の両手がブレているので、躍動感が少し伝わりますでしょうか)
☆『BLEACH』の「黒崎一護」のコスプレ。
仮面は付けていなかったのですが、写真撮影のために、わざわざ仮面も付けてくれました。
☆『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST(フルメタル アルケミスト)』の「ロイ・マスタング」のコスプレ。
キメのポーズを取ってくれました。さらに、お礼を言うとお辞儀までしてくれました! フランスにはお辞儀の文化がないので、フランス人にお辞儀されるなんて違和感がありました。きっと日本(のアニメ?)に造詣が深い人なのでしょう…。
☆『プライベート・プリンス』の看板の前に立っていた2人組。
看板のマンガのコスプレなのか、他のアニメのコスプレなのか不明…。
☆『ONE PIECE』の「ルフィ一団」のコスプレ。
☆『BLEACH』の「黒崎一護」のコスプレ。手作り風。
☆『ベルサイユのばら』の「オスカル」のコスプレ、『らんま1/2』の「らんま」のコスプレなど他。
☆なんらかのコスプレをした人たち…。
申し訳ございませんが、なんのコスプレかわかりませんでした。自信を持ってコスプレをしている本人たちに、「それ、なんのコスプレ?」と聞くのは野暮というか失礼かと思い、ナビは聞けませんでした。
☆女の子2人が絡み合っていました。
『キャッツアイ』の「3人組」コスプレーヤーのときと同様、フランス人の男がたくさん集まって、彼女たちの写真を撮りまくっていました…。こういうの好きですよね…男性って。
☆『NARUTO -ナルト-』の「暁メンバー」のコスプレ。
多分まだ10代の男の子たち。写真撮影をお願いしたら、快くOKしてくれましたが、ちょっとはにかんでいました。少し照れ屋さん…?
「それにしても、コスプレの服ってどうやって入手してんの?」という疑問が頭に浮かびませんか? そんな疑問を持ちながら会場を練り歩いていたら、コスプレ服を売っているブースがいくつもありました! どうやら、こういう場所で買うか、ネットで買うようです。
「コスプレ大会」の様子。広大な会場に観客が多数いました。会場は真っ暗で、ステージのみがライトアップされており、大会に出場するコスプレーヤーたちは、ステージで歌ったり踊ったり。「え? これ素人が参加する大会だよね…?」と、目を疑いました。みんな、練習しないと出来ないようなパフォーマンスばかりで…!!

その他のスペースでは

テレビゲーム・スペースで、画面を見ながら「パラパラ」を踊る女の子。ミスもなく完璧に踊れていました。
テレビゲーム・スペースでゲームに熱中する人々

テレビゲーム・スペースでゲームに熱中する人々

「マンガ喫茶」のブースで、マンガを熟読する人々

「マンガ喫茶」のブースで、マンガを熟読する人々


日本にはカラオケ、プリクラ、アニメ、マンガ喫茶、ゲームなど娯楽であふれていますが、フランス(特に地方)には、もともと本当に娯楽がなかったそうです。そこへ、日本の娯楽文化が一気に入ってきて、娯楽がなかったフランス人たちには新鮮だったのでしょう。だから、彼らはその分すごくハマってしまうのかもしれません。
「日本好き」にも二種類あり、年輩の人たちは北斎の絵画とか着物とかそういうクラシックな日本文化に興味があり、10~20代くらいの人たちは「マンガ世代」と呼ばれていて、日本のマンガが好き。その他、あらゆる日本のポップカルチャーが好き。寿司も好きだけどお好み焼きやカツカレー、ラーメンのような庶民的な日本食も大好きという感じ。

「JAPAN EXPO」はみんな楽しそうで、夢の祭典みたいでした。このイベント会場は郊外にあり(シャルルドゴール空港の近く)、バス利用者も多く。帰りのバスの中はコスプレーヤーたちだらけでハタから見ていて少し不思議な光景でした。夢の祭典は終わり、またそれぞれの現実に戻っていくのでしょう…。
一部の日本人はパリジェンヌやパリに憧れ、一部のフランス人は日本や日本文化に憧れる。不思議ですね。この世に桃源郷はないのですが…人間というのは遠いかの地に惹かれたりするのでしょうか。以上、パリナビでした。

☆会場へのアクセス方法などはコチラ。
↓ ↓ ↓
関連タグ:コスプレアニメ

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-07-27

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