2011年のパリ!

パリの年間スケジュール、主なイベント特集!!

こんにちは!パリナビです!何年もの間、観光客数世界一を誇るパリ、その理由は凱旋門、エッフェル塔やルーブル美術館などの有名観光地が多いということがあげられますが、年間を通しての展示会やお祭りなど、イベントがたくさんあるということもその1つの理由だと思います。その主なイベントをまとめましたので、さっそくあなたのパリ旅行の日程と合うイベントをチェックしてみてはいかがでしょうか?きっと次回のパリ旅行は、いつもとひと味違った旅行になること間違いなし! さっそく見ていきましょう。

1月


1月1日 JOUR DE L’AN 元旦
元旦は一般的な商店、デパート、レストラン、美術館は全て休みとなるのでご注意を。但し、翌日2日からは通常通り営業を開始するお店がほとんどなので、ご安心下さい。            
1月6日 FETE DES ROIS
パイ菓子「ガレット・デ・ロア」を食べて新年をお祝いします。新年早々パン・ケーキ屋の店頭にはガレット・デ・ロアと王冠が並びます。ケーキの中にはフェーヴと呼ばれる陶器製の人形が入っていて、切り分けられた自分のケーキの中にこれが入っていたら王冠を被り、皆より祝福されることになっています。   
アーモンドクリーム入りのガレット!必ず王冠付きで売られています!

アーモンドクリーム入りのガレット!必ず王冠付きで売られています!

この時期、どこのパン・ケーキ屋さんでも並んでいますよ。

この時期、どこのパン・ケーキ屋さんでも並んでいますよ。

1月下旬~最大6週間 SOLDE 冬のセールスタート
全てのお店で一斉にスタートし、一斉に終了します。日本では決してセールにならないような高級ブランドも商品によってはセールをしますよ!ギャラリー・ラファイエットなどの大型百貨店ももちろんセールをします!

2月

中華街を練り歩くパレードは迫力満点!

中華街を練り歩くパレードは迫力満点!

2月初旬 NOUVEL AN CHINOIS 旧正月
パリ市内にあるいくつかの中華街では、この時期爆竹を鳴らしたり、獅子舞が登場するパレードなどで新年を祝います。 
     
会場の広さ、人の多さに圧倒されます...

会場の広さ、人の多さに圧倒されます...

2月中旬~下旬 SALON DE L’AGRICULTURE(国際農業見本市)
約1週間の開催期間で60万人もの人が訪れるフランス最大の農業見本市。フランスはもちろん、世界各国から生産者が集まる物産展は大人気!!

3月

         
3月上旬~パリコレ(プレタポルテ秋冬) 
日本で一般的に「パリコレ」と言われていますが、正式名称は「パリ・プルタポルテ・コレクション」。この時期のパリではファッションピープルやモデルをたくさん見かけます。     
3月最終日曜日 冬時間から夏時間に
午前2時に夏時間へ切り替わります。日本との時差が7時間に。

4月

     
4月1日 POISSON D’AVRIL エイプリルフール              
フランスでは「エイプリルフール」の事を「 POISSON D’AVRIL 4月の魚」と言います。その説は様々ですが、イタズラをするという行事は変わらず、オーソドックスなものは魚の形に切り抜いた紙を人の背中に貼るというものです(笑)
4月中旬 パリマラソン
凱旋門をスタートし、コンコルド~バスチーユ~ヴァンセンヌの森~エッフェル塔~ブローニュの森を通り、再び凱旋門でゴール。市民参加型の人気マラソン。完走すれば記念メダルがもらえます。

5月


5月1日 FETE DU TRAVAIL メーデー
仕事はお休みとなるところがほとんど。この日は美術館の多くが閉まるのでご注意ください。働いている人へスズランの花を贈る習慣があります。
5月中旬 LA NUIT DES MUSEES ラ・ニュイ・デ・ミュゼ
フランス全土のほとんどの美術館が夜中まで無料開放となります。
5月下旬~6月上旬 ROLAND GARROS ローラン・ギャロス
全仏オープンテニスブローニュの森にあるテニスコートで開催。運が良ければ当日のチケットもその場で購入できます。本当に運が良ければですが...

6月


6月 夏至の日 FETE DE LA MUSIQUE  音楽祭
プロ、アマ、ジャンル問わずの音楽祭!パリ中のいたるところで(屋内、路上、街角、橋の上etc...)無料コンサートが開催されています。まさに日が一番長い日に開催されるのにふさわしいお祭りです!
あらゆるところで演奏しています。

あらゆるところで演奏しています。

音楽は夜まで鳴り止むことがありません。

音楽は夜まで鳴り止むことがありません。

6月下旬 GAY PRIDE ゲイ・プライド
色とりどりの衣装を身にまとった参加者が、モンパルナス~サンジェルマン~バスチーユ~レパブリックを練り歩きます。(毎年コースは異なりますが、おおよそ、このコースです)
6月下旬~8月上旬 SOLDE  夏のセールスタート
全てのお店で一斉にスタートし、一斉に終了します。高級ブランドもセール対商品ですよ!

7月


7月上旬 JAPAN EXPO ジャパンエキスポ
日本のアニメ、ポップカルチャー、伝統文化を紹介する欧州最大の日本関連のイベント。4日間の開催期間中には、日本の芸能人のコンサートもあります。
出店側も何だか楽しそう!

出店側も何だか楽しそう!

自分の国に関するイベントはやっぱりうれしいですね!

自分の国に関するイベントはやっぱりうれしいですね!

7月14日 LE QUATORZE JUILLET パリ祭/建国記念日
祝日です。朝10時に凱旋門をスタートする軍事パレード、また上空ではトリコロールの煙を吐き出しながら、フランス空軍の戦闘機がパレードします。夜はエッフェル塔付近で花火が上がります。この日よりヴァカンスに出るフランス人も多いです。
トリコロール!

トリコロール!

エッフェル塔付近より上がる花火は本当に綺麗です!

エッフェル塔付近より上がる花火は本当に綺麗です!

目の前を「あっ」という間に通り過ぎて行きます。

目の前を「あっ」という間に通り過ぎて行きます。

7月下旬 TOUR DE FRANCE  ツール・ド・フランスゴール
チュイルリー公園~コンコロド広場~シャンゼリゼを抜け、凱旋門でゴール。レース当時は、コース周辺が通行止めとなりますのでご注意下さい。
気持ちいいんですよー

気持ちいいんですよー

7月下旬~1ヶ月間 PARIS PLAGE  パリ・プラージュ
セーヌ川沿いに、砂を敷き、都会にいながらもヴァカンス気分が味わえるひと時。初めは「夏にヴァカンスへ行けないパリの住民の為に企画された」このイベント。観光客にも大人気です!

8月

7月中旬より8月の終わりまで ヴァカンス
7月中旬より8月の終わりまではヴァカンス期間、夏季休暇でレストランをはじめ、ビストロ、カフェ、パン・ケーキ・惣菜・肉・魚屋、小売店等が休みに入ります。店舗にも寄りますが、3週間~1ヶ月はお休みするところがほとんど。お目当てのお店が夏休み!なんてことも。お出掛けの際には、十分ご注意下さい。

9月

普段入ることが出来ないところにも...

普段入ることが出来ないところにも...

9月第3日曜日 Journees europeennes du Patrimoine フランス文化遺産公開の日
普段入れない貴重な文化遺産(フランス国立図書館、PALAIS ELYSEES 仏大統領官邸)・行政施設(パリ市庁舎、ASSEMBLEE NATIONALE 国会議事堂)や、その他多くの施設(コメディーフランセーズ、ワイン博物館などなど)が無料で開放されます。文化遺産保護の大切さを改めて感じる貴重な経験になるでしょう。

10月

10月上旬 パリファッションウィーク
世界の注目を集めるファッションの一大イベント。プレタ・ポルテの翌年の春夏コレクションが発表。この期間、パリのあらゆるスポットで多くの関連イベントが開かれ、多くの人でにぎわいます。
サクレクール寺院前には、美味しそうな匂いのするお店が立ち並びます!

サクレクール寺院前には、美味しそうな匂いのするお店が立ち並びます!

10月第2週末 モンマルトルのぶどう収穫祭
モンマルトルの丘にブドウ畑(RUE DES SAULESとRUE ST.VINCENTが交差するところ)があるのはご存知ですか?このブドウ畑の収穫を記念して「収穫祭」が開催されています。花火も上がるんですよ!
たくさんのアーティストがこの日、自身の作品を発表します。

たくさんのアーティストがこの日、自身の作品を発表します。

10月第1土曜日の夜 NUIT BLANCHE ニュイ・ブランシュ
パリ市内のあちらこちらで、夜通し音楽やダンス等々のイベントが開かれます。メトロやバスも路線によっては夜通し運行しますので、イベントを精一杯楽しむことができます。
10月第1日曜日 Prix de lArc de Triomphe 凱旋門賞
ロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞は、日本からの馬、騎手も参加する、世界的にも有名な大会。シャンパンを片手に競馬を楽しみながら、正装したフランス紳士淑女を眺めるのも楽しいですよ!
10月下旬 Salon du Chocolat サロン・デュ・ショコラ
毎年秋に行われるチョコレートのイベント。フランス人はチョコレート好きの人が多いので、ここパリでは人気のイベント。毎年日本人の姿もかなり見かけます。2002年から東京でも開催されています。が、やはりパリでの規模が最大です!
10月最終日曜日 夏時間から冬時間に
午前2時に冬時間へ切り替わります。日本との時差が8時間に。

11月


11月第3木曜日 ボージョレー・ヌーヴォー解禁日
街中でその年に取れたボージョレー・ヌーヴォーを楽しむ光景を見かけます。お店によっては試飲させてくれる所も!
フランスでは「味を楽しむ」というよりは「ワインのお祭り」という雰囲気です。
さぁ、今年の出来は?

さぁ、今年の出来は?

毎年楽しみです。

毎年楽しみです。

11月下旬 ワイン見本市 SALON DES VINS DES VIGNERONS INDEPENDANTS と 高級ワイン見本市SALON DES GRANDS VINS
フランス中のワイン業者が集うイベント。普段のお店では取り扱いが無いシャトーからのワインも直接購入出来ますよ。何ダースも箱買いするパリジャンも!!
11月下旬~クリスマスの飾りつけスタート
街中がクリスマス一色になります。
11月下旬~2月下旬(場所により異なる。) スケートリンク
モンパルナスタワー下、パリ市庁舎前、などに無料のスケートリンクが登場。貸靴代のみ有料です。

12月


12月24日 REVEILLON DE NOEL クリスマスイブ
午前0時には、ノートルダム寺院、サクレクール寺院、マドレーヌ寺院など、一斉に鐘を鳴らし、クリスマスミサがスタートします。この日は祝日ではありませんがクリスマスに向けて、早く閉店するお店が多いのでご注意ください。
12月25日 NOEL クリスマス
祝日です。一般的な商店、デパート、レストラン、美術館等々は全てお休みとなり街中が静まり返ります。この日を境に、元旦までお休みとなるところも多いです。
大きなクリスマスツリー

大きなクリスマスツリー

街はクリスマスディスプレイであふれます。

街はクリスマスディスプレイであふれます。

12月31日 SAINT SYLVESTRE 大晦日
新年に切り替わる瞬間から、エッフェル塔では花火を上げ、新年をお祝いします。フランスではクリスマスを家族で過ごし、大晦日は友達と過ごすことが多いんですよ。日本とは逆ですね。
新年を祝う人で賑わうシャンゼリゼ通り。

新年を祝う人で賑わうシャンゼリゼ通り。

トロカデロ広場もすごい人です!

トロカデロ広場もすごい人です!

年間を通して

毎月第1日曜日はルーブルやオルセー、オランジェリーなど、多くの美術館で入場料が無料となります。また、11月から3月にかけては、美術館に加え、建造物(凱旋門、コンシェルジュリーなど)の入場料も無料になります! 

基本的なものをご紹介させていただきましたが、ここはイベント好きのパリ!毎年、さまざまなイベントを企画しては、いつも私たちを楽しませてくれます。今後もナビで色々なイベント紹介しようとと思います。以上、パリナビでした。
関連タグ:年間イベント祭り

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-03-25

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