パリのタクシーに乗ってみよう！

こんにちは、パリナビです。パリの交通網は世界の他の大都市に比べてみても、便利で、よく整備されているという評判です。パリの街をくまなく網羅するメトロに加え、郊外線やバスは、ツーリストにとってもわかりやすい移動手段です。しかしこれらの交通公共機関は、ストライキが行われると大幅に乱れることもあります。そんな時はタクシーの出番ですよね。また大きな荷物を持っての移動や、早朝や深夜の移動は、タクシーの方が安全な場合があります。時と場合によって上手く使いこなしたいタクシーについて、今回のパリナビでは詳しくご紹介したいと思います。それでは早速いってみましょう！

日本とは少し勝手が違うけれど、利用方法はシンプルです。

主要駅からタクシーに乗る場合は、わかりやすい表示があります。優先乗車のレーンも設けられています。

空港では、Taxi乗り場が外にでるとすぐにあります。案内板に沿って乗り場を探します。

大通りや、大きなホテルの前には、“TAXIS”と表示されたタクシー乗り場があります。

屋根の部分のランプで見わけることが出来ます。

料金設定

初乗りは2.5ユーロです。時間と距離によって加算されていきます。シャルル・ド・ゴール空港からパリの中心地 (オペラ座やシャンゼリゼエリア) までは、昼間の時間帯で混雑がなければ約40分で、料金は大体50ユーロです。
荷物一つにつき、1ユーロが加算されます。別途指定場所までの呼び出し料金や、夜間、早朝は割り増し料金がかかるのは日本と同じです。また最近はほとんどのタクシーでカードの支払いが可能です。

空港には道路交通情報などのモニターがあります。

結構な勢いで料金が上がっていくのは、タクシーの常・・・

トランクに荷物を入れると別途料金がかかります。

ほとんどのタクシーにナビがついています。

注意事項

残念ながらパリの治安はよいとはいえません。タクシーが信号待ちをしている間、何物かがカーウインドーをハンマーで壊し、乗客の荷物を奪って逃げる・・・という、とても荒いタイプの強盗の話を耳にすることがあります。しかも何度も同様の犯罪が発生しています・・・。例えばシャルル・ド・ゴール空港からパリ市内に向かう時には、治安のあまり良よない場所を通る場合があります。タクシーに乗っているからといって安心はせず、貴重品は常に手元にしっかりと置き、注意を怠らない事が大切だと思います。
また、悪質なドライバーによる過剰請求、ぼったくりの被害も少なくはありませんが、ナビが導入されて以来、減少傾向にあるようです。タクシーで移動するには運転手任せではなく、大体の位置関係などを頭に入れておくといいかもしれませんね！
あまり慎重になりすぎることはないと思いますが、しかし注意が必要な事もお伝えしておきたいと思います！