パリのコンビニエンスストア事情♪

大都市パリ!コンビニを上手に活用してみよう♪

こんにちは、パリナビです。突然ですが、海外旅行の際、その土地の暮らしや食文化、そして人々の習慣までもが垣間見れる現地のスーパーって、沢山の驚きと楽しみが詰まった場所だと思いませんか?フランスの人って普段どんなものを食べているの?フランス人の生活雑貨ってやっぱりオシャレなの?などなど、そんな疑問はスーパーに行くことで解決します。ただ、欧米の大型スーパーってそのほとんどが郊外にあったりして、旅行中、ゆっくり訪れる時間がなかなか取れないのが現状ですよね。そんな中、大都市パリには都市型スーパーと呼ばれるコンビニタイプの店舗が多数点在していて、商品のラインナップも大型スーパーの縮小版、といったところ。今日はそんなパリのコンビニタイプのお店について、詳しく見ていきましょう♪

コンビニタイプのお店

フランスのオシャレなエスプリはコンビニにも反映されています。それではパリで見かけるコンビニタイプのお店について見ていきましょう。
MONOP’ (モノップ) 
パリ市内では圧倒的な店舗数を誇る、MONOP’ は、Monoprixグループが展開しています。イートイン・スペースを備えた店舗もあります。
人通りの多い場所や、大きな駅の構内などでよく見かけます! 人通りの多い場所や、大きな駅の構内などでよく見かけます! 人通りの多い場所や、大きな駅の構内などでよく見かけます!

人通りの多い場所や、大きな駅の構内などでよく見かけます!

Carrefour City (カルフール・シティ) 
日本でもおなじみ、Carrefour (カルフール) はフランス・スーパー業界で、No1に君臨しています。そのカルフールが展開するのが、Carrefour Cityです。パステルカラーの外観がオシャレ。
Petit Casino (プチ・カジノ) 
こちらもフランス発のスーパーCasino (カジノ) が展開する、コンビニ型の店舗。こちらはターミナル駅の構内などを中心に店舗展開しています。
Franprix (フランプリ)
こちらはコンビニとスーパーの間のような規模。日曜日も営業し、忙しくてなかなかゆっくり買い物ができない都市の人をターゲットにした店舗展開です。こちらのスーパーのオリジナルブランド、特にBIO (オーガニック) ラインはなかなか質もよく、オススメ。
8 à HUIT (ウィッタ・ア・ウィット) 
こちらは店舗名の通り、朝8時から夜8時 (20時) まで営業しているお店。ちなみにお店によっては夜9時まで営業している店舗もあるようです。パリの繁華街でよく見かけます。ただ、8時にしまってしまうのは・・・・24時間営業の便利さになれた私たちにとっては、特筆するほどではないのかも。
Relay (ルレイ)
こちらはコンビニというより、キオスクですが、本や軽食が売られています。ほとんどの空港や大きな駅で見かけますよ。長距離の旅に出かける前、最後にこちらで必要なものをそろえている人々をよく見かけます!

どこにあるの?

パリのターミナル駅、Gare de l'EST(東駅)。構内にはPetit CasinoやRelayなどがあります。

パリのターミナル駅、Gare de l'EST(東駅)。構内にはPetit CasinoやRelayなどがあります。

パリは各国の首都の例にもれず、人も多くてあわただしい時間が流れる場所。オフィス街や、多くの乗客が行き交うターミナル駅には、必ずコンビニをみかけます。またパリは年間を通じて、世界中の観光客が訪れる地。観光地にはもちろん、ホテルが建ち並ぶエリアなど、コンビニ需要が多そうな場所にもあります。ただ24時間営業というお店はありません。たいていの店舗は日付が変わる前に閉まってしまいます。これではコンビニの一番の意味がないような・・・と突っ込みたくなりますが。まあしかし、場所も違えば習慣も違いますね・・・とはいえ、スーパーやデパートよりも少し営業時間が長いです。
メトロを出てすぐのところに店舗を構える、Carrefour Market。

メトロを出てすぐのところに店舗を構える、Carrefour Market。

こちらは東駅内のPetit Casino。

こちらは東駅内のPetit Casino。

16区の大通りに面した、Franprix!

16区の大通りに面した、Franprix!

何が買えるの?                          

パリの人々のコンビニ活用術を観察してみましょう。軽食やドリンク、そしてスナックなどを買う人が多いようです。ちなみにランチタイムはサンドイッチがよく売れています。パリの人々はグルメばかりで、仕事の日のランチもビストロやレストランでゆっくり・・・といったイメージがあるようですが、必ずしもそのようなことはないようです。忙しそうにサンドイッチを選び、そのままぱくついて、颯爽?と立ち去るマダムやムッシューを見かけることも・・・どこのコンビニも軽食やデザートのコーナーが充実しています。ドリンクとともにに○ユーロといったセットメニューで売られていることも・・・
それから、他の商品ラインナップですが、雑誌や必要頻度の高い日用雑貨、アルコール類 (さすがフランス、ワインのラインナップは豊富!) 、そしてスナック類、ペット用品などなど。アジアのコンビニには、その国のホット・フードを売るコーナーがあって、それらをちょっと味見感覚で食すのが楽しみだったりしますよね。フランスのコンビニには残念ながらそのようなものはありません・・・それから、コンビニ・オリジナル商品というものも見かけないかも・・・ちなみに、便利なサービスとしてはメトロのチケットが買えたり、携帯電話の充電ができたりするコンビニもあります。フランスのコンビニは、あくまでも便利さを追求したスーパーの縮小版という位置づけのようです。
メトロの切符を扱う、コンビニも。

メトロの切符を扱う、コンビニも。

“Tabac”と表示のある、コンビニ。タバコが買えます。

“Tabac”と表示のある、コンビニ。タバコが買えます。

MONOP'で見つけたオーガニックのレトルト食品。なかなかハイレベルです!

MONOP'で見つけたオーガニックのレトルト食品。なかなかハイレベルです!

朝食などによさそうなこちらはオーガニックのシリアル!

朝食などによさそうなこちらはオーガニックのシリアル!


常に人々が集まり、行き交い、行動様式もさまざま、そんな都市の生活スタイルに適応したのが、フランスのコンビニエンスストア。コンビニにいたっても、やっぱりフランスらしく、おしゃれでなのでした。以上、パリナビでした。
関連タグ:コンビニ

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-09-09

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