夏と冬に開催です。
こんにちは、パリナビです。フランス・パリでは毎年夏と冬に、2大セールが行われます。開催日は統一されているので、各店一斉にソルドを開催します。初日は入場ための長蛇の列が出来る事も。その熱狂ぶりは各メディアでも紹介されます。
ショッピングの街パリのソルドとあって、世界中から人が集まります。今回のパリナビでは、楽しい (けれどちょっと疲れる!) ソルドについて、詳しくお伝えしていきます。それでは早速行ってみましょう♪
ナビ的パリ・ソルドの極意
1.ソルドの期間、営業時間を熟知する
パリのソルドの開始日は毎年異なります。しかし、夏は6月末の水曜日、冬は冬は1月の大体2週目の水曜日とどちらも水曜日から開催されます。そしてソルド期間は約1ヵ月間続きます。日程はネット等でも確認できますが、パリナビでも出来るだけ早い段階でお知らせします!
また、営業時間ですが、デパートや旗艦店などでは各店舗特別営業を行います。特に多いのが、日曜日の特別営業。ギャラリー・ラファイエットやプランタンなどの老舗デパートも、日曜営業を行います。
2.割引率の推移を知る
ソルドの値引率は期間中に少しずつ推移します。最初は30%引きから始まり、最後は70%引きが大体の底値といったところです。
しかし、長引く不況のため、40-50%引きで始まるも多くなってきました。それは消費者にとってはチャンスですよね。タグ等の見方ですが、再値引きの事を “Nouvelle Démarque”や“Deuxieme Démarque” と言います。そしてこれ以上は下がらない最終プライスの事を “Dernier Démarque” と言います。最終プライスまで待ちに待って好きなものが買えたらラッキーです。しかし、すでにサイズがなかったり、少し汚れがあったり・・・どのタイミングで買うのかも、結構楽しい駆け引きだったりするんです。
※しかし高級ブティックに関しては、あまり再値下げをしません。在庫も限られていますので、最初の段階で欲しいものを早めにゲットするのが鉄則です。
3.お店の目星をつけておく試着も出来ればソルド前に済ませておくとベストです。セール中は何せ店内が混みあうんです。そのうちなんだか勝手に慌しい気持ちになり、結果よくわからないお買い物をしてしまう (ナビだけかも知れないですが・・・) 、なんてことのないように、事前チェックは欠かせません。ただし、すべての商品がセール対象ではありません。欲しいものがセールになっているといいですよね!
オススメのお店、エリア
アウトレット
人気ブランドが一堂に会しているパリ郊外のLa Vallée Village (ラ・ヴァレ・ヴィラージュ・アウトレット) は、アウトレット価格からさらに割引があるため、ソルド時期になると大変混み合います。それでも魅力的な価格設定なので、あえてオススメします。そして日曜日もオープンしています。ただ、パリ中心から郊外線で約50分というのが、アクセス的に便利なのか否かが、正直微妙なところです・・・
パリ3大デパート
プランタン、ギャラリー・ラファイエット、ル・ボン・マルシェというパリ3大デパートがオススメです。ソルドとはいえ、パリ観光中にお買い物だけをしているわけにも行きませんよね。時間も限られています。そんなときはこちらのデパートで一気にお買い物が賢い選択かもしれません。フランス人気ブランドの基本を着実に抑えてくれているところもありがたい点。また、ソルド開催中は日曜日も特別オープンしています。
マレ地区
多くのオシャレブティックが所狭しとひしめくマレ地区は、ソルド期間中も非常に魅力的なエリアです。デパートに比べて人が少ないのもオススメポイントです。ただ、こちらはソルド中でも月曜日にお休みを取るお店が多いことだけ頭に入れておくとよいと思います!
注意、疑問点
夢中になりすぎて、注意が疎かにならないよう、気をつけたいですね!
1.免税 (デタックス) は?
基本的にはできるはずです。しかし!!お店の人が忙しそうで、なんとも頼みにくいのも事実です。必要な書類 (パスポート) を揃えて、ちょっと強引にでもやってもらいましょう。
2.大きな紙袋に注意!
ソルドで買い込んだ買い物袋にどうしても目が行きがちです。しかし貴重品は常に狙われているという意識を忘れないでください。もしホテルへのアクセスがよければ、荷物はこまめにおいてくるのが得策だと思います。
いかがでしたでしょうか。前評判どおり、パリのソルドはものすごく混み合います。特に開始から最初の1週間は、世界中から買い物客が一気に押し寄せる、という感じです。不況とはいえ、パリがショッピング天国である事を実感させられます。そんなソルドを賢く利用し、お目当てのものがお得にゲットできれば喜びも倍増ですね。以上パリナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2013-07-24