パリのおすすめコンビニフードを探してみました!
こんにちは、パリナビです。最近はパリでもコンビニ風のスーパーが増えてきたように思います。日本のように24時間営業や日曜も一日中オープンというお店はありませんが、夜中近くまで開いているお店はありがたい存在ですね。ちょっと小腹が空いた、なんてときに役立つコンビニフードにはどんなものがあるでしょうか。今回はパリでもよく見かけるチェーン店、MONOP’で、コンビニグルメを調査してみました。
惣菜、お弁当コーナー
サンドイッチは日本の方がレベル高い?!
日本なら少量パックのお惣菜からお弁当まで種類豊富なカテゴリーですが、パリはどんなお惣菜があるでしょうか。まずは、パック入りのサラダ類。日本とちょっと似ていますが、ボリューム大きめ。ランチタイムに買っていく人が多いです。他には、穀物入りのマヨネーズ和えタイプのサラダ。コールスロー、キャロット・ラペ(人参の千切りサラダ)、豆のサラダなど。マヨネーズ味が主流です。
サンドイッチはバゲットサンドや三角サンドなど色々。ただ、味に関しては、パン屋さんにはやっぱり劣ります。どうしてもと言う時以外にはあまりおすすめできません。
MONOP’では電子レンジが置いてあり、その場で温めて食べることが出来ます。というわけで、パスタ系のお弁当もありますが、基本的にパスタ料理があまり得意でないフランスで、こういう類のお惣菜を食べるのはちょっともったいないかも・・・。
結論から言うと、野菜不足解消のサラダ以外は避けた方がベターです。
BIO軽食
インスタントでも体にいいものを
電子レンジで温めるインスタントフード。一皿でちゃんと一食分になり、肉料理から魚料理まで色々なパターンがあります。仔牛のクリーム煮、子羊のソテー、鮭のフィレ焼き、ウサギのマスタード焼き、チリコンカンやラビオリなども。付け合せはライスか豆類、パスタなどです。
また、BIO食材の普及が多いフランスでは、インスタント食品もBIO製品が豊富です。せっかくなら、ちょっとでも体に優しい方を選んでみてはどうでしょうか?
フランスのインスタントフードは味はしっかりめについています。
興味があったら試してみてください。意外と口に合うかも?!
パテ、テリーヌ
ブリーニ。柔らかい食感です
前菜でよく目にするテリーヌやパテ類は、缶詰や瓶詰めで売られています。パン屋でバゲットを買って、こういったパテ類を塗って食べるのもいいかも知れません。実際、公園でピクニックをするパリジャンは、バターナイフ持参でこういうパテ類を持ってきて食べています。調理の必要なくすぐに食べられるのも嬉しいですね。鴨やウサギなど素材もバリエーションがあり、お手軽にフランスの味を味わえますよ。コンビニフードの中では一番フランスらしいかも。もちろんお土産にもいいです。
他には、魚の卵を使ったタラマ(Tarama)。ギリシア風ディップです。バゲットの代わりに、ブリーニ(Blinis)という丸い小型のクレープにつけて食べます。ブリーニは軽くトーストするのがベターですが、そのままでもOK。シェアするのに向いています。
スナック類
フランスでおつまみというと、ピーナッツ類やポテトチップスが主流。フレーバーも色々あり、鶏の丸焼き味、ハーブ味、パプリカ味など。日本で見かけない味があれば試してみてはいかがでしょう。普通は大袋入りなので多すぎるかも知れませんが、MONOP‘では、食べきりサイズが1ユーロほどで売っています。これはおやつ代わりや、小腹が空いた時にちょうどいいですよ。カロリーを気にする人にはノンフライ製品もあります。
おつまみチーズ
コンビニとは思えないワイン売り場
おつまみとしてもうひとつオススメなのは、チーズ類。何といってもチーズの国だけあって、種類も豊富です。手軽に食べられるものでは、ベビーベル(Babybel)という丸い形のチーズ。日本のプロセスチーズに少し似ています。フランスでは子供のおやつというイメージなのですが、味もクセがなく、簡単なおつまみにはちょうど良いです。
他には、キューブ型のクリームチーズの上に色んなハーブやスパイスがトッピングしてあるものも、おつまみに最適。ちゃんと爪楊枝が入っているのも気が利いています。
スイーツ
デザート売り場は充実
ボリュームのあるマフィンも
デザート大国のフランス。コンビニのスイーツもあなどれません。色んなメーカーのものがありますが、やはり王道はボンヌ・ママンやネスレでしょうか。ムース・オ・ショコラ(Mousse au chocolat)、リエジョワ(Liegeois)など、チョコレート系が特に充実しています。ニューヨーク風のチーズケーキもフランス人には人気があります。ここはちょっと奮発して1ユーロ高めのデザートを買いましょう。コンビニと思えないほど美味しかったりしますよ。
箱入りのお菓子ではかさ張りますが、中には個包装のマフィンなどもあります。1個1ユーロから2ユーロほど。パン屋さんに売っているマフィンと変わらない味です。
レストランでデザートの入る余地がなかった、という人は、コンビニのデザートでリベンジしては?
味噌汁までありました・・・
MONOP’のようなコンビニ型スーパーの利点は、大きな買い物をする人がいないのでレジに並ぶ時間が少なくて済むこと。さっと立ち寄って買っていくのには大変便利です。今回ご紹介したもの以外にも、ワインから果物までひと通り揃っていますので、簡単なものならばここだけで買い物を済ませることも出来ます。興味のある人はコンビニグルメも試してみてくださいね。
以上、パリナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2014-06-18