こんにちは、パリナビです。パリ旅行の楽しみのひとつ、ショッピング。中でもパリには可愛い雑貨屋さんがいっぱいあります。お洒落なショーウィンドウにひかれてついふらりと入ってみたくなるものです。雑貨屋さんとひと口にいっても、色んなタイプのお店があるので、どこへ行こうか迷ってしまいますよね。そこで今回はジャンル別に人気のお店や個性のあるお店などをご紹介していきたいと思います。ではお財布の紐を若干ゆるめて行ってみましょう。
クラシックなカフェオレボウル
いかにも乙女心をくすぐる正統派フレンチ雑貨のお店で一押しなのはここ、
コントワール・ド・ファミーユ。ちょっとカントリー調でもあり、花柄やフルーツ柄といったモチーフがいかにも王道のスタイルです。昔ながらのカフェオレボウルは特におすすめ。さまざまな絵柄があって、どれもクラシックで上品です。使い道も色々工夫できそうです。他にはちょっとポップな50年代風なデザインのキッチン雑貨もカラフルに揃っています。
6区店では2階がディスプレイのスペースになっていて、田舎の一軒家に遊びに来たような感覚になります。家具も可愛らしく、インテリアのヒントになりますよ。
コントワール・ド・ファミーユは、パリにも複数店舗があるほか、パッサージュ・ジョフロワのミニチュア専門店
パン・デピスでも取り扱いがあります。
新しいセンスの光る雑貨
アート・フォー・スマイル
モダンでハイセンスな雑貨屋もパリには沢山あります。特にジャンルを限らず、色んなタイプの生活グッズやインテリアグッズを置いているのが特徴。
画廊が並ぶサンジェルマン界隈の
アート・フォー・スマイルは、人気デザイナーや新進デザイナーの雑貨が並びます。大切な人へのプレゼント探しにはちょうどいいかも。お店の奥には自分の好みに合わせてオリジナルの携帯カバーが作れるSKINCOVERというショップも入っています。サンジェルマンからオデオンなど6区界隈は、小さい通りに素敵な雑貨屋があったりして、楽しい発見があるエリアです。
ラ・シェーズ・ロング
マレ地区には流行の発信地だけあって、お洒落で個性的なお店が軒を連ねていますが、中でもパリに9店舗あるポップ系雑貨屋の
ラ・シェーズ・ロングはとても楽しいお店。普通の生活雑貨がユニークなデザインに生まれ変わって目を楽しませてくれます。こちらも特別なお土産を選ぶのにぴったりのお店。マレ地区は日曜営業のお店も多いので、日曜日のショッピングに困ったらマレを歩いてみてください。
アンティークのボウル
セーヌ河とマレ地区の中間にある、ヴィラージュ・サン・ポールは、個性溢れるクリエーターの村。アンティーク小物のお店も見かけます。サン・ポール通り沿いにある、
オ・プチ・ボヌール・ラ・シャンスは特に注目のアンティーク雑貨屋です。とにかくお店に入った途端、タイムスリップしたかのようなアンティーク小物の山。昔のカード類がごっそりと箱に入っていたり、棚にはレトロなキッチングッズが並んでいたり。キッチングッズと言えば、食事に使うナプキンやテーブルクロスなどのクロス系がとっても充実しています。クラシックでオーソドックスな柄が棚にどっさりと積んであって、何枚か揃えてみるのも楽しそう。昔風な柄がかわいいカフェオレボウルは、いろんなサイズがあってデザインもシンプルかつレトロで可愛い!思わず手にしたくなります。
他には昔のボタンやハギレ、裁縫グッズも、とても年代を感じるものばかり。
アンティークといっても、ヴィンテージとは違って、まだ手に届き安い値段なのも魅力ですね。
マレ散歩ついでにチェックしてみては。
お値段も魅力な雑貨
布製雑貨のお店
観光客もよく歩いている6区の中でも、閑静な雰囲気のサン・プラシッド界隈。メトロからボン・マルシェまで続いているサン・プラシッド通りは、ハイセンスなお店が並んでいるわりには比較的静かな通りです。
この通り沿いにある
パパ・ピック・エ・ママン・クーは、布小物の雑貨屋さん。大小バッグやポーチ、ヘア用品など、アクセサリー専門のお店です。乙女チックな小花模様系からスタンダードな水玉、そして季節によってデザインの変わるモチーフなど、色んな柄の小物でいっぱい。値段も買いやすく、ヘアアクセなどはまとめ買いしたくなります。おすすめは、本体とカバーを自由に組み合わせできる斜めがけバッグ。バッグ本体が20ユーロ、カバーは9ユーロ。自分の好きな組み合わせで普段使いのバッグができます。
キッチン雑貨といえばここ
さて、お値段が魅力といえば、キッチングッズでパリに4店舗展開している
ラ・ヴェッセルリーも覗いてみましょう。このお店の見どころは、お店の外にまで溢れた食器の山。そして店内でも、床にドンと積まれたお皿の山。ケースの中に無造作に山積みになっているグラスやボウル類。この無造作な感じが逆に好奇心をそそります。とにかくここはキッチン雑貨に関しては何でも揃っておまけにリーズナブル、と、旅行客だけでなく地元の人たちも御用達なのです。ナビのおすすめは遊び心のあるワイン栓と、本場プジョー製の胡椒挽き。実用的かつお土産にもぴったりです。
パリにはまだまだ個性的な雑貨屋さんがいっぱいです。個性的なお店を見つけるコツとしては、大通りの裏手にある小さな通りを歩いてみること。特におすすめエリアは、マレ地区やバスティーユ界隈、サンジェルマン界隈でしょうか。あと、パッサージュ内のお店も(若干値段が高いですが)面白い雑貨が見つかる率が高いです。
皆さんもぜひ雑貨屋さんめぐりを楽しんでくださいね。
以上、パリナビでした。