シャンゼリゼ大通りを歩いてみよう!~エリア編~

世界中の人々が集まり、パリでもっとも華やかな通りとして知られる“シャンゼリゼ大通り”。エリアごとにご紹介します!

こんにちは、パリナビです。“オーシャンゼリゼー♪オーシャンゼリゼー♪”というフレンチの名曲でおなじみ、世界中から人々が集まる通り、Avenue des Champs-Elysées(シャンゼリゼ大通り)。東はPlace de la Concorde(コンコルド広場)、西はArc de Triomphe(凱旋門)までのびる約3キロの通りです。マロニエの並木道は数ある世界の通りの中でも最も美しいとまで言われているそうですよ!また世界展開するブランドが集まるエリアとして流行発信地でもあります。最近は日本でも人気のH&Mの路面店などニューオープンも続々。常に賑わいを見せ勢いを感じるエリアです。そんなこちらの通りやその近辺を今日はエリアごと区切ってに詳しく見ていきましょう。

コンコルド広場~フランクリン・D・ルーズヴェルト

チュイルリー公園の終点がコンコルド広場です。こちらはフランス革命時ルイ16世やマリーアントワネットなど多くの人々の処刑がおこなわれた場所でもあります。現在は美しい噴水とオベリスクが立ち、美しい姿を見せていますが、悲しく激しい歴史の舞台であったんですねえ・・・シャンゼリゼ大通りはこちらの広場から北西にのびています。
オベリスクが印象的なコンコルド広場。

オベリスクが印象的なコンコルド広場。

それではさっそく凱旋門の方向に歩いてみましょう。マロニエ並木が美しく、右手に少し入るとフランス大統領官邸のエリゼ宮があります。並木道から続く緑の一帯で本を読んだりしている人の姿をよく見かけます。そしてメトロ1号線、Champs Elysées Clemenceau(シャンゼリゼ・クレマンソー)駅の辺りに到着です。こちらから南の方を向くとグラン・パレ、プチ・パレがあり、多くのイベントがおこなわれています。たとえば今年はイヴ・サンローランの回顧展やモネの展示イベントなどがありました。
プチ・パレ。

プチ・パレ。

グラン・パレ。

グラン・パレ。

プチ・パレとグラン・パレの間の通りから望む、アレクサンドル3世橋とアンバリッド!

プチ・パレとグラン・パレの間の通りから望む、アレクサンドル3世橋とアンバリッド!

そのままシャンゼリゼ大通りを進んでいくと、道の真ん中に花壇が見えてきます。ちょうどメトロのFranklin D.Roosevelt(フランクリン・D・ルーズヴェルト)駅の真上。ちなみにこちらの花壇は17世紀の名庭師、ル・ノートルによって手がけられたそう。
フランクリン・D・ルーズヴェルト駅。

フランクリン・D・ルーズヴェルト駅。

オークション会場にも使われる建物の目の前です。

オークション会場にも使われる建物の目の前です。

また花壇から南西に延びる通りはラグジュアリー通りとして知られる、Avenue Montaigne(モンテーニュ通り)です。こちらには数々の映画やドラマの舞台となった最高級ホテル、プラザ・アテネやルイ・ヴィトン、シャネル、ディオールといった世界の名ブランドのショップがこれでもか、と軒を連ね、とってもシックな通りです。シャンゼリゼ大通りと比べ人通りはぐっと少なくなるのでゆっくりお買い物ができるかもしれませんね!また、こちらの通りを行き交う人々はオシャレでゴージャスな人々ばかりでため息物です。
映画やドラマの舞台にもなった有名ホテルも!

映画やドラマの舞台にもなった有名ホテルも!

目に入るものすべてがラグジュアリーな通り。 目に入るものすべてがラグジュアリーな通り。 目に入るものすべてがラグジュアリーな通り。

目に入るものすべてがラグジュアリーな通り。

フランクリン・D・ルーズヴェルト~ジョルジュ・サンク

シャンゼリゼ大通りのブティック群はフランクリン・D・ルーズヴェルト駅の花壇を越えたところから始まり 、終点の凱旋門まで続きます。コスメショップ、セフォラのメガストアやCDや書籍を扱うヴァージンのメガストアなどなどこちらの通りにあるショップのラインナップは書ききれません!またブテックだけでなくカフェや映画館、スーパー、ホテルはたまたトヨタやベンツなどのショールームもあり、まさに商業の中心地!と言ったおもむきです。凱旋門に近づきながら大通りを進んでみましょう。左手にとっても印象的な外観のルイヴィトンの本店が見えてきたらそちらがメトロのGeorge V(ジョルジュ・サンク)駅周辺です。
多くのショップが並びまさに商業の中心地。 多くのショップが並びまさに商業の中心地。 多くのショップが並びまさに商業の中心地。

多くのショップが並びまさに商業の中心地。

ルイヴィトン本店が見えてきたらそちらがジョルジュ・サンク駅周辺です。

ルイヴィトン本店が見えてきたらそちらがジョルジュ・サンク駅周辺です。

シャンゼリゼ大通り沿いの老舗のカフェ、フーケとルイヴィトンの間の道がジョルジュ・サンク通りです。4つ星ホテルが並び、エルメスなどのブティックや高級食材店などが軒を連ね、モンテーニュ通り同様とてもシックな通りです。
ショルジュ・サンク通りには古くからのホテルやショップが軒を連ね、見どころの多い通り。

ショルジュ・サンク通りには古くからのホテルやショップが軒を連ね、見どころの多い通り。

ジョルジュ・サンク~凱旋門

こちらまで来るともう凱旋門がとっても近くに見えます!大通りには世界的に有名なエンターテイメント施設、LIDOやフランスが誇る自動車ブランドプジョーのショールームなどがあります。凱旋門の目の前、向かって右側には夜中の2時まで営業しているパブリシス・ドラッグストアがあり、こちらはカフェ、ブランジュリー、食材売り場、コスメ売り場などを擁するショッピング・モールです。またパブリシス・ドラッグストアの向かい側はカルティエの路面店があります。
シャンゼリゼ大通りもそろそろ終点です。 シャンゼリゼ大通りもそろそろ終点です。 シャンゼリゼ大通りもそろそろ終点です。

シャンゼリゼ大通りもそろそろ終点です。

こちらまで来たらメトロのCharles de Gaulle étoile(シャルル・ド・ゴール・エトワール)駅がすぐ地下にあります。そして凱旋門の姿をばっちり写真に収めればばっちりです。

コンコルド広場から凱旋門まで、メトロの駅で言うとなんと4駅分歩いたことになります。時間はかかりますが見どころの多いこちらのエリア、せっかくなのでメトロに乗るよりも通りを歩きながらじっくり堪能することをオススメします!以上パリナビでした。



上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2010-11-19

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