あなたはどれぐらい知ってる?見落としがちな観光スポットをご紹介!
隠れたスポットを見つけよう!
こんにちは、パリナビです。エッフェル塔や凱旋門、ルーヴル美術館にオルセー美術館、ノートルダム大聖堂にサクレ・クール寺院…。パリには沢山の有名な観光地がずらり、そして何度見ても飽きない魅力があります。でも、そういった有名どころの観光地の陰で、意外と知られていない穴場なスポットも数多くあります。今回は、定番スポットを敢えて外し、観光客の少なめなおすすめスポットをご紹介してみたいと思います。定番の観光地と合わせて行ってみるのもよし、または二度目、三度目のパリ旅行に行ってみるのもよし。有名スポットとはまた違ったパリの魅力に出会えますよ!
燈台下暗し?!な美術館
有名観光地の陰に隠れている穴場な美術館。
クリプト
ノートルダム大聖堂の広場にあるクリプト
クリプトの入り口。あまり目立ちませんが・・・
パリ観光ではお決まりのコース、ノートルダム大聖堂。観光シーズンでは聖堂の中に入るのにも行列ができるほどの人気スポットです。ところが意外と知られていないのが、聖堂前の広場にあるクリプト。ここは地下の博物館となっていて、シテ島にまつわる展示物や、パリができる前のパリの様子を再現した模型、そして何と言っても当時の貴重な遺跡が見どころです。ローマ遺跡を思わせる公衆浴場跡や、昔の街づくりの名残りなど、歴史を感じさせる資料がいっぱい。古代に興味のある人、シテ島の歴史に興味のある人などにはぜひおすすめのスポットですよ。
ブランクーシのアトリエ
ブランクーシのアトリエ
ポンピドゥーセンターの右手にあります
現代アートの美術館として、またその奇抜な建物自体がユニークな建築物として存在感を放つポンピドゥーセンター。美術館巡りのコースとしてはポンピドゥーセンターも高い人気を誇ります。ここにも実は穴場の美術館があります。建物正面広場にひっそりと建っている、ブランクーシのアトリエです。前衛的な彫刻家であったブランクーシのアトリエをそっくりそのまま再現したこの美術館は、計算しつくされた配置で、どの角度からも作品の一つ一つが活かされるように展示してあります。彫刻の展示室の他に、実際に使われていた道具がずらりと並ぶアトリエの様子など、興味の尽きない内容です。しかも入場料は無料。ポンピドゥーセンターへ見学の際にはこちらも訪れてみてはいかがでしょうか。
石畳が大好き!な人におすすめ
パリの道はやっぱり石畳が絵になります。昔から残っているでこぼこの道はこれぞヨーロッパと言いたくなるほど風情があります。
アメリック
アメリック観光地とは程通い19区の住宅街にあるのが、知る人ぞ知るフォトジェニックスポット、アメリックです。二本の道路の間に細い小路が幾つも並んでいるのが特徴。石畳の道に両側の家の庭から木の枝がはみ出している様子は、ちょっと田舎風で可愛らしい光景です。できれば葉っぱの色づく春から夏ごろにかけての散策がお勧め。
パッサージュやクール(中庭)が多い界隈
バスティーユの小路若いパリっ子が大好きな界隈、バスティーユ。広場からナシオン方面に向けて延びるフォーブール・サン・タントワーヌ通りにはカジュアルなブティックやカフェが並び、地元の人たちのショッピングストリートになっています。このフォーブールのここかしこにちょっと中に入りづらそうな小路があるのですが、その小さなパッサージュがナビのお勧めスポット。中にはおもちゃ屋さんがあったり、家具職人のアトリエがあったりと、ノスタルジックな雰囲気に包まれています。賑やかな表通りからは想像のつかない閑静な雰囲気で、しかもちょっと冒険心をくすぐるこの界隈は、人通りの多い大通りに飽きた人にはぴったりのスポット。
クール・デュ・コメルス・サンタンドレ
オデオンの小路パリでも一番古い通りの一つである、クール・デュ・コメルス・サンタンドレ。オデオン駅からすぐ近くで分かりやすい場所にあります。中には老舗のレストラン、サロン・ド・テ、ブティックが並び、ショッピングやグルメも楽しめる素敵なパッサージュです。ここの石畳はとにかく歴史を感じます。18世紀の気分を味わってみてはいかがでしょう。
パリの商店街はやっぱり楽しい!
パリの常設マルシェはさながら商店街。つい食べ歩きしてみたくなります。
ダゲール通り
14区のダンフェール・ロシュロー近くにあるダゲール通りはこの辺りに住む庶民の台所的存在。どちらかというと住宅街なので観光客があまり来ることはなく、その分地元らしい雰囲気が味わえます。
モントルグイユ通り
ダゲール通りとは対照的にパリの真ん中、レ・アールから延びるモントルグイユ通りはわりと観光客にも人気の通りです。が、やはりそこは商店街だけあって、しっかりとパリらしさを残した活気が売り。グルメの激戦区だけあってフード系のお店が多く各国の惣菜屋さんなどはお店の中でも食べられます。
忘れられがちな教会は一見の価値あり
サンテティエンヌ・デュ・モン教会
サンテティエンヌ・・デュ・モン教会
サンテティエンヌ・デュ・モン教会は、パンテオンの斜め後ろにひっそりと立っているという立地上、意外と忘れられがちです。ですが、中に入るとその外観とは違う明るい印象。そして珍しい二階建てバルコンと螺旋階段。ステンドグラスや彫刻も必見です。
モスク
フランスと言うとどうしてもカトリックの教会ばかり思い浮かべがちですが、5区のイスラム寺院、モスクは春から夏にかけてのおすすめスポットです。そのタイル張りの壁や、独特な柱、アーチ形のデザインなどなど、パリにいながら異国情緒たっぷりです。見事な庭は見どころです。また、併設のサロン・ド・テでは、テラスや屋内でミントティーやアラブ菓子も楽しめます。ぜひ訪れる価値あり。
今回は二回目、三回目の観光によさそうな場所をピックアップしてみました。旅行の目的によってテーマを絞るのもいいアイデアですね。パリは何度訪れても飽きないほど色んな顔を持っている街。ぜひ皆さんもパリの穴場スポットを発掘してみてください。
以上、パリナビでした。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2018-12-12