11&12月のパリ 【2017年】

いよいよクリスマスシーズンの到来です!

こんにちは、パリナビです。もう2017年も残りわずか。フランスでは新大統領の誕生やパリ市の2024年度オリンピック開催決定など大きなニュースのあった一年でした。本格的な冬を迎えるパリ、どんなイベントが待っているでしょうか?
季節は秋から冬へ

季節は秋から冬へ

11&12月の主なイベントカレンダー

モンマルトル墓地

モンマルトル墓地

諸聖人の日 La Toussaint(11月1日)
カトリックの聖人たちの日です。故人を偲ぶ日として、お墓参りをする家族の姿も見かけられます。

マルジョレーヌ・サロン・ビオ Salon Marjoleine Bio(11月4日~12日)
大規模なビオの祭典です。550もの出展者により、オーガニック栽培や飼育などについての意見交換やエクスポなど多数の催しがあります。ヴァンセンヌのパーク・フローラルにて開催。

サロン・ド・ラ・フォト Salon de la Photo(11月9日~13日)
ヴェルサイユの国際展示場にて開催。アマチュアからプロまで集まるイベントです。カメラ&写真ファンが一堂に会します。

ボジョレー・ヌーヴォー解禁 Beaujolais Nouveau(11月16日)
11月の第三木曜日はボジョレーの日。酒屋さんはもちろんのこと、スーパーの店頭にも色んな種類のボジョレーが並びます。非常に軽くてフルーティな酸味が特徴。
今年の出来はいかに? 今年の出来はいかに? 今年の出来はいかに?

今年の出来はいかに?

クリスマスイルミネーション Vitrines et Illuminations de Noel (11月中旬~)
デパートのウインドウデコレーション

デパートのウインドウデコレーション

11月に入ると街のいたるところでイルミネーションが始まります。特に見どころはオペラ界隈のデパートのショーウインドウ。毎年工夫を凝らしたデコレーションに、道行く人も足を止めて眺めています。
街はクリスマスムード一色に 街はクリスマスムード一色に 街はクリスマスムード一色に

街はクリスマスムード一色に

家庭用のモミの木。花屋さんも大忙し。

家庭用のモミの木。花屋さんも大忙し。

クリスマス市 Marché de Noël(11月下旬~)
季節の風物詩、クリスマス市。フランス語ではマルシェ・ド・ノエルと言います。小規模なものから大型マルシェまでパリのあちこちに登場しますが、今年はシャンゼリゼのクリスマス市が中止となりました。大規模なものではラ・デファンスのマルシェがあります。

聖二コラの日 La Saint Nicolas(12月6日)
子供たちの聖人である聖二コラを祝う日。パリよりも、ドイツやベルギーに近いフランス北東部でお祝いされることが多いです。この日はシナモンビスケットのスペキュローズ、温かいショコラ・ショーがおやつの定番。そしてビタミンたっぷりのみかんを食べて冬に備えます。

クリスマスに向けて帰省ラッシュが始まります

クリスマスに向けて帰省ラッシュが始まります

クリスマス Noël(12月25日)
キリストの誕生を祝うクリスマスはカトリックの中でも一番重要な祭日です。この日はお店をはじめ美術館なども閉まっていることがありますので、観光の際はあらかじめ営業を確認しておいた方がいいでしょう。クリスマスイブや当日には各教会でクリスマスミサも行われます。

大晦日 Le Réveillon du Nouvel An(12月31日)
家族で過ごすクリスマスとは反対に、友人とパーティで盛り上がる大晦日。パリでも街には人々が繰り出し、色んな大晦日イベントが予定されています。騒がしいのが苦手な人には、教会で行われるクラシックコンサートもありますよ。

2017年の年末年始、学校機関のバカンスは12月23日~2018年1月7日です。この期間は帰省ラッシュで駅や道路が混雑するため注意してください。

天気と服装

冷え込みが厳しくなります

冷え込みが厳しくなります


11月の過去の平均気温 最低4℃ 最高10℃
12月の過去の平均気温 最低3℃ 最高7℃

いわゆる秋晴れの日もあることはあるのですが、基本的に11月から12月は雨が多く、かなり肌寒くなってきます。建物の中は暖房がきいて暑いぐらいなので、中と外での体温調節が大事。なるべく厚手のアウターに、中は薄手の重ね着にするなど工夫してみて下さい。
12月に入ると足元から冷えてきます。ちょうどクリスマスのマーケットやウインドウを楽しみたい時期です。歩きやすいブーツで温かくしてくださいね。

おすすめお出かけスポット

ストラスブール

ストラスブール

アルザス
今回はパリ以外の街でクリスマスシーズンにぴったりのスポットをご紹介。
クリスマス気分の盛り上がるマルシェ・ド・ノエルですが、実はフランスではストラスブールが発祥なんですね。パリ東駅からTGVで2時間半ほど、一泊~二泊の小旅行にぴったりのストラスブールで、フランス最大規模のクリスマス市を見てみてはいかがでしょう。ストラスブール以外にも、コルマールのマルシェ・ド・ノエルも有名。アルザスのクリスマスはパリでは味わえない本格的な風情がありますよ。
クリスマス市の発祥であるドイツの隣だけに、本格的なマルシェの立つアルザス クリスマス市の発祥であるドイツの隣だけに、本格的なマルシェの立つアルザス

クリスマス市の発祥であるドイツの隣だけに、本格的なマルシェの立つアルザス

この季節のパリの楽しみ方

美味しいものいっぱい☆

美味しいものいっぱい☆

クリスマス市を食べつくそう

クリスマス市を食べつくそう

クリスマスグルメ
屋外のマルシェにいるとどうしても温かいものが食べたくなるもの。そんなときには大鍋で煮込んだホカホカのグルメを味わってはどうでしょう。サヴォワ地方のチーズたっぷりのグラタンやタルティフレット、バスク地方の煮込み、アルザス地方のシュークルートやソーセージサンド、クリスマス市には色んな地方料理の屋台が揃います。甘党にもゴーフルやブール・ド・ノエルなど沢山のチョイスが。そして温かいホットワイン、これでクリスマスグルメは完璧です!
何でも揃っています 何でも揃っています
何でも揃っています 何でも揃っています

何でも揃っています

クレッシュ

クレッシュ


教会
パリには有名な教会がいっぱい。クリスマスが近づくこの時期は特におすすめです。12月に入るとクレッシュというキリスト誕生の様子を表現した模型が飾られます。教会によってスタイルは様々。特にノートルダムのクレッシュはかなり見ごたえがあります。また、クラシックやコーラスのコンサートが行われるところもあります。教会という神聖なムードの中で聴くクラシックもいいですよね。
静粛な教会は独特の雰囲気 静粛な教会は独特の雰囲気

静粛な教会は独特の雰囲気


12月に入るとクリスマスのプレゼント商戦が本格的にやって来ます。週末はお店が混み合うことが考えられるので、ショッピングは平日に行くのが賢明です。また、チョコレートなどのお菓子類はパッケージもクリスマス仕様になってかわいいですよ。お土産にも喜ばれそうです。いつもより華やかなパリの街に繰り出しましょう!
以上、パリナビでした。






上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2017-10-25

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